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第37回根岸S(傾向分析)

今週は2重賞ありますが、ひとまず根岸Sの分析を進めていきます。
但し、斤量の影響って距離が短いほど大きいんですよね。
なので今年から斤量増量になったシルクロードSは、重い斤量の馬が苦戦しやすい傾向になるんじゃないかと思ってます。

1)レースラップ
根岸Sの平均ラップは以下のとおり。

特徴としては、右肩上がりで中間の緩みが少ない傾向にあります。
ちなみにフェブラリーSと比較するとこんな感じです。

スタート後の直線が長いD1600mの方がテンのラップは速くなりやすいです。その分、D1400mは中間の緩みが少なく締まった流れが最後まで続きます。

2)前走距離

距離延長より距離短縮が好成績なのは、理由が2つ考えられます。
① D1600m以上の路線が質が高いから
② 前半が遅めなので短距離馬のテンのダッシュ力が生かしにくい。


3)脚質&上がり順位

平均レースラップの後1Fが失速してないのに、後方からの成績が良いのは逃げ馬が失速していて差し・追い込みが届いてラップを早くしているからでしょう。

<距離短縮組>

距離短縮組は前走後方からのレースをした馬が好成績です。

<前走同距離>

前走同距離の場合、特段抜けて好成績の脚質の馬はいません。

<距離延長組>

回収値が低いのがわかります。

距離延長の場合、2番人気以内に入るような馬くらいでないと好走は難しいです。
ちなみに5人気以下で3着以内の2頭は同じ14年で発生しており、ハイペースの失速戦でした。


4)勝ちタイムと上がり3F
厳寒期のレースなので、乾燥状況でぱさぱさになり、タイムが遅くなりやすくなります。

もうお分かりだと思いますが、勝ちタイムが遅いほど高齢馬が好走しやすくなります。
それと

上がりが遅くなるほど高齢馬が好走しやすくなります。
土曜日の馬場状態と天気で、速いタイムが出やすいのかどうかで予想を変化させないといけないと思います。




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