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週刊 金相場展望 2024年6月3日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は前週比11.6㌦安の2,322.9㌦で引け、2週連続陰線引けとなった。週足チャートからは4月のギャップアップ(2234.1~2249.1)を引け値で埋めると弱気に傾く。さらにこのレベルをギャップダウンすると猶更だ。

依然として、米金融政策に対する思惑がカギを握っている。はたして、年内利下げがあるのかどうかを織り込めない状態が続いている。6月11~12日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるが、それまでに今週は雇用統計が注目される。先月は市場予想を下回り、過熱感が後退、失業率が若干上昇し、市場からは、今回の統計が9月利下げ観測を後押しする内容であったとの見方が増えた。そして、

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。

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