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週刊 金相場展望 2023年10月10日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週は9月の米雇用統計が発表されたが、NFPは市場予想17万人を大幅に上回る33万6,000人の増加となった。以下ワシントン時事より掲載。
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依然として、景気と労働市場の好調さを改めて示す内容で、FRBはインフレ再燃への警戒を堅持しそうだ。失業率は3.8%と、前月と同じだが、平均時給は前年同月比4.2%上昇。
米国のインフレ率は昨年半ばのピークから大幅に低下した一方、失業率は歴史的な低さにある。深刻な人手不足が賃金上昇につながっており、FRBはインフレ抑制の「勝利宣言は時期尚早」(高官)と警戒を緩めていない。FRBは9月の金融政策会合で、政策金利を2カ月ぶりに据え置いた。ただ、景気は消費に支えられて堅調に推移するなどインフレ圧力は根強く、「年内あと1回」の追加利上げシナリオを示している。
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発表直後には、10年債金利は0.17%上昇し、その後直ちに下落し、一旦は元の木阿弥となったが、引け値にかけてやや戻した。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。


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