見出し画像

週刊 金相場展望 2022年11月21日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

-----------------------------------------------------------------------------------

FRBによる12月利上げペース減速見通しも織り込み、金利低下も一巡したことで、金相場の反発も鈍くなってきた。先週は逆に利上げペース減速を否定するFRB高官の話が市場に対して新鮮な材料として取り上げられ、週の後半は金利が上昇、金は下げ気味に推移した。

以下、ロイターのニュースを掲載しておく。
18日のニューヨーク金融・債券市場では、利回りが上昇した。FRBが利上げを継続するとの見方が背景にある。金融引き締めが景気後退を招くことへの懸念から、イールドカーブは大幅な逆イールドが続いている。今週も複数のFRB当局者が、依然として高いインフレ率を抑制するため利上げを継続する必要性を訴えた。TD証券の金利ストラテジスト、ゲンナジー・ゴールドバーグ氏は「市場は10月のCPIに過剰反応し、FRB当局者は発言を通じて押し戻そうと懸命だった」と述べた。ボストン地区連銀のコリンズ総裁は18日、物価上昇圧力が弱まっている証拠はほとんどないため、0.75%の利上げがなお検討されていると述べた。セントルイス地区連銀のブラード総裁も17日、金融政策について、「寛大な」分析の下でも、FRBは少なくとも恐らく計1%の追加利上げを実施する必要があるとの見解を示した。23日に発表される11月のFOMC議事要旨は、FRBが最終的にどの程度の利上げを見込んでいるのか、新たな手がかりとなる可能性がある。

続きはPDFファイルをご覧下さい。

【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
*投資の最終判断は、御自身の責任で行なうようお願い申し上げます。
* 当方レポートを無断で複写、配布されることはご契約違反となります。ご契約違反行為が発覚いたしました場合は、法的な処置を取ることもありますのでご注意下さい。同時にレポートのご購読期間内であっても配信を打ち切らせて頂きます。何卒ご了承の上、宜しくお願い申し上げます。
* このレポートは将来の見通しの適確性、または収益性を保証するものではありません。トレーダー及びレポートの読者は自己責任で取引してください。当レポートの筆者、発行人共に市場における各参加者の決断については一切責任を負いません。銘柄を問わず、現物、先物、オプション取引は高リスクを伴うと考えられています。


ここから先は

0字 / 1ファイル

¥ 550

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?