【じっちゃま】格言:レーバーデー明けはじっくり相場を見よ【広瀬隆雄】

アメリカでは、9月の第1月曜日がレーバーデー(Labor Day. 労働者の日)で、法定休日となっている。
4月が新年度である日本人とは違って、アメリカ人はレーバーデー明けの1週間くらいは「心機一転」のこころもちである。
レーバーデー明けに、投資家はどう行動すべきか、広瀬隆雄が語る。

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以下、動画内容の書き起こしです。

リーマンショックの時みたいに、
レーバーデー明けの日からさ

相場がこ~んな感じで
グジャグジャになってさ

もう2週間くらいの間に
うえ”え”え”え”え”え”~

月曜日は何だ、
レイバーデーですよね

で、レーバーデー明け

つまり7日火曜日の立会い
7日の日は

売ったり買ったりせずに

じっくり株式市場の動きを見て下さい

それでよくあるでしょ

あの株価マップって言ってさ

緑色とか赤色でどの銘柄が上がった

どの銘柄が下がったっていうのを

一目で
四角い積み木みたいになってて

マーケットの様子が

一目で全部見て取れるマップがあるよね

ああいうの利用するのもいいと思います

それでどのセクターが買われて

どのセクターが売られてるのか

それを、よーく観察してください。

僕は1988年にアメリカ来て

ニューヨーク来たんだけども

その1988年に、古株のセールスマンで

Garyっていう

じっちゃま居たんだけども

そのGaryが僕の様子見ててね

それで「隆雄~。今日がどういう日か
分かってんのか、お前?」

「9月の7日だよ。」

「レーバーデー明けの日なんだよ。」

「レーバーデー明けの日は、客になんか
電話しなくていいよー」

「1日、ずっとスクリーン見てろ」

「そして感じるものを書き出して
僕に提出しなさい。」

何それwww宿題!?www
っていう感じでさww

そういうことを教わったわけね。
Garyさんから。

Garyのお母様というのは、非常に
立派な方で

ニューヨーク証券取引所で
最初の女性会員を許された人なのね

そういう、ま、証券会社一家なんだけどさ

だからもう体の中に

証券マンの血が流れてるんだけども

そのゲがGaryってた事って何かと言うと

突き詰めて言えば

レーバーデー明けの9月7日というのは
アメリカ人が

さあ、今日から新年度だ!
気分一新頑張るぞ!!

新年度の抱負とか言ってさ

アメリカ人が今年はこれをやろうと

今年はこういう投資は避けようとかさ

そういうふうに心機一転して

頑張る日がその日なんですよね

で、過去の経験則で言うと
新しいトレンドが起こりやすい

その時にね

で、年によっては

例えば、2008年だっけ?

リーマンショックの時みたいに

レーバーデー明けの日からさ
相場が、こ~んなかんじでさ

ぐちゃぐちゃになってさ

あれよあれよと言ってる間に

もう2週間ぐらいの間に
「えええ、ぎゃー!、止めてくださいー!」

って感じでさ。
グッチャグチャになったわけでしょ

その起点はどこだったかと言うと

レーバーデー明けの日ですよ

或いは1929年の暗黒の木曜日

あの日もレーバーデー明けの日に
何だっけ?

バブソンだか、ちょっと名前忘れたけども

何処かコネチカットか何処かの

ニュースレターのおっさんがさ

「警告!」とかって言って

なんかそういう

「私は相場に対して警鐘を発する!!」
とかっていうような

そんなようなニュースレターを出して

それがマスコミに報じられて

そいでそっから、グワーッと

1930年代の大恐慌が始まったわけでしょ

その起点がレイバーデー明けの9月7日だった
わけですよね

だから明日明後日
火曜日の立会いっていうのは

大事な大事な大事な日だから

そのよく観察して下さい

その週は大事だよね
火曜日だけが大事じゃなくって

1週間ぐらいかけて
今週ってどうだったんだろう

というのをじっくり考えてみる
癖を付けてください

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