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【じっちゃま】戦争で上がるセクター、株とは?【広瀬隆雄】

ウクライナ情勢が悪化し、仮に戦争になった場合、 業績が上がるセクター、個別株について広瀬隆雄が解説! Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こしです。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 戦争になった場合 戦争経済で特に業績が上がるセクターとか 個別株の例、はい! それはあの石油でしょうね石油。 過去一か月のパフォーマンスを見ても 年初来のパフォーマンスを見ても 三か月のパフォーマンスを見ても 一年のパフォーマンスを見ても トップは石油なんですよ。|石油セクターだけがプラスですよね。 だから今後も石油セクターだけが|勝つと思いますよ、はっきり言って。 なぜならその売上高成長も利益成長も ダントツで石油セクターがトップなんだよね。 そしてバリュエーションは断トツで 石油セクターが一番安いですよ。 安い。|で、あの、それは何を意味するかというと 長年の不況があって そのエネルギー不況があって その投資が疎かにされてた訳でしょ 設備投資とかそういうのがさ。 だから、手薄になってたから、|今経済が強くなった時にそういったものが 突然ものすごく不足してる訳ですよ。 でこれは一日や二日で その是正できる問題じゃないと思うのね。 さっきのLNG輸出施設の件ひとつをとってもさ じゃこれから図面引きなおそうかっていうことで なんだ日揮とかさ 千代建(千代田化工建設株式会社)とかさ そういうその幕張かどっかにいるエンジニアがさ 図面引いてさ それでプラントはこういう風にしましょうか って言ってその図面をさ ルイジアナに持ち込んでさそれで|ルイジアナでさじゃ建設始めるかということでさ そしたらその労働者を募集して それでプラントを建設して それであの試運転してオッケーだな ということで それでじゃあようやくLNGを出荷できる|という風にしたらさ 何だかんだ言ってる間に二年三年 四年間ぐらいは平気 平気で立っちゃうわけでしょ。 その間ドイツの人たちはさ そのロシアからの天然ガス買えなくてさ ブルブルブルブルブルって感じでさ 凍えているわけですよ。 そういうま あの耐乏生活と言うかそういうのを強いられる そういう話をしてんだよね 今ね、うん、だからこれは経済戦争なんですよ。|経済戦争。 で、そのー、 それの恩恵を被るセクターというのは 非常に限られてると思うんで 過去の戦争があった場合の そのGDPはどうなったかという 研究があるんだけども 1.GDP自体は少し加速している それどうしてかと言うと|軍備とかそういうものに対する投資があるからね そしてそのうん 戦車とか戦闘機とか そういうのを消耗するわけだから そのうんでそういう消費も増えるわけだよね だからGDPは少し加速するというふうに|言われてます。 しかし、その、うーん、国は 戦費を賄わなきゃいけないんで 国債をたくさん発行するし それから国債の発行コストというか 調達コストというか市中金利というか それはまあ上がり気味 そしてインフレも上がり気味、|インフレも加速する ということが言われてます。 これは民間セクターから政府セクターへの 資本のトランスファー、|移転に他ならない訳だから そうすると民間の設備投資とかは|ダウンになります。 あるいはパソコン買い替えるとかさ ITをやり替えるとか そういう投資もダウンになります。 そして消費、国民の消費もダウンになります。 分かる?だから勝ち組と 負け組が明らかに分かれてくる。 その場合、勝ち組は、例えば|マイクロソフトではないということですよね。 アップルではない。 勝ち組は、ロッキードマーチンとかさ あるいはエクソン(エクソンモービル)とかさ そういった防衛関連、資源関連、穀物関連 そういう企業が勝ち組になると思うね。 あともう一個、今回のウクライナの問題とか|見てて感じるのは これはあの「買い」という意味ではないですけども その評価が高まるという意味で言えばね。 パランティア(PLTR)とかの重要性というか クライアントの間での評価 それはすごく高まってるように思うね。 例えばその衛星写真なんかを通じて そのどのくらい戦車が ウクライナの国境に集結してんだ? ということだけじゃなくて その兵隊さんの食料はどうなの? それは何日分あるか計算できる? はい計算してます。 じゃあ戦車のその燃料はどうなの? 何日分戦車が暴れ回ることができるか その、そのー 燃料の消費量を計算してある? それもデータありますという感じで 全部調べられてるんですよ、分かります? そういったそのビッグデータの解析を元に アメリカの政府は あこれはひょっとしたらやるかもしれんねー という判断を出してるわけね。 だから今の戦争を今日の戦争っていうのは めちゃくちゃ情報戦なんですよ。 しかもそういったデータの大部分は|宇宙から取ってるんですよ。 衛星で。だからそのロシアの兵隊さんがさ、|隠れようと思ってもさ、 何処に衛星撮ってんだ、飛んでるんだっていうのさ 隠れようがないよね。 空の上に目があるんだからさ。ね? そんなのあのうん、スホーイか何かのさ、|ロシアの戦闘機がさ、行って それで偵察機を撃ち落とすとかさ そういう世界の話じゃないんだよ。 スパイ衛星対スパイ衛星の戦いなんだからさ。 そういった意味では そのパランティアとかねのやってる サービスとかの重要性とかってのは 今回非常にハイライトされたと 思いますよねえ。

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      【じっちゃま】ウクライナ情勢の今後を語る【広瀬隆雄】

      なぜ今ロシアはウクライナに侵攻しようとするのか? NATOやECSC、旧ソ連のからの流れを広瀬隆雄が語る。 Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こしです。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今日ちょっとウクライナ情勢のことについて 話をしたいと思います。 で、えーと、先週の金曜日にね ホワイトハウスが記者会見をして ウクライナにいるアメリカ人は すぐに国外に出なさいという その退去勧告をしました。 んでー、それと同時に記者会見も|したんですけれども そして、その記者会見で 報道官が言ってたのは 今そのロシアとウクライナの|情勢っていうのは あるウィンドウ期間に入っている という表現をしてました。 でそのウインドウというのは この期間中だったら攻撃が|あるかもしれない というウインドウですよね。 で、具体的には何を|何について言及してるかと言うと そのウクライナ寒いんで 冬は地面が凍るわけですよね。 で地面が凍ってた方が 戦車がぬかるみにならないんで|走りやすいとか ま、そういうその色々な戦略上の 条件とかがあるらしいですよね。 それとオリンピックとの兼ね合いで|中国に気兼ねして オリンピック期間中は その開戦することができないとか そういういろんなファクターが|あると思うんですけれども その金曜日のアメリカ政府が言ってたことは オリンピックがあるということを|考慮した上でも それよか戦略的なアドバンテージの方が|上回っている だからあの攻撃がいつあってもおかしくない だからアメリカ人は退去してください というメッセージを出したんですよね。 でそれにはもう一つ 別のメッセージがあの隠れてて それはその、もし貴方がぐずぐずしてたら 逃げ遅れたらアメリカは助けに 行きませんということを言ってるんですよ。 でこれはあの とりわけあのアフガニスタンから その米兵がその撤退した時に アメリカ人あるいは その戦争期間中にアメリカに手助けした その現地の人たち その人たちが逃げ遅れて それでアメリカ政府がその飛行機を寄越して そしてその退去するのを|ヘルプしたという経緯を 皆さんあの最近ご覧になったと|思いますけれども ああいうことはしない というメッセージだったのね、 金曜日のそのメッセージは。 だからそれはもっと言えば 何を意味するかと言うと そのロシアがウクライナに|攻め込んだ場合でも そしてアメリカ人がそこに取り残された場合でも|アメリカは動きません という風に言ってるんですよね。 だからあの正面対決を避けると そういう誤解を受けそうな行為は一切しません いうことをまあ 金曜日に言っていたということですよね。 でその後で週末に プーチン&バイデン電話会談というのがあって で全然進展なかったみたいですよね。 なので、攻撃があるかもしれない|ということですよね。 でそもそもなぜロシアが今 ウクライナに攻め込もうとしてるの? というところを説明したいんだけれども 直接の引き金になってるのは ウクライナがNATO(北大西洋条約機構)|との合同軍事演習 それを許可したからなんですよね。 んで、じゃあNATOって何っていうこと|なんですけども NATOとは、北大西洋条約機構というものです。 じゃあ北大西洋条約機構って 何っていう風になるんだけども これ一言で言えば その共同軍事同盟だから メンバーの誰かが攻め込まれたら 全員で反撃するというものですよね。 その意味において日米安全保障条約に 非常によく似てるよね。 だからあ日米安保条約の場合 その日本がもし攻め込まれたら それはアメリカが攻撃されたのと|同じだという風にみなすと だからアメリカが助けに行くと そういう条約だと思うんだけれども それのヨーロッパ版だという風に思ってください それがまあちょっと違うんだけども でも一番単純で分かり易い理解の仕方は そういうことですよね。 もっと言えば そのうんヨーロッパというシアターを そのアメリカとそれからソ連、昔のね そういうその二つの勢力というものに分けて 理解してそしてその敵か味方かと お前どっちなんだというふうに|踏み絵を踏ませるというかね そういう色彩を 昔は持っていたということですよねんで ちょっとその部分の言葉を足して 説明しておいた方が今日の置かれている そのウクライナとか ロシアの状態を理解しやすいと思うんで もう少しあの我慢して聞いてて|ほしいんだけれども えーと、共産主義ってありますよね。 あるいは社会主義でもいいんだけども それが出始めたのは、あの、まあ こういう言い方すればいいかな それが実際のその国の生態として その具現化した、実現した、その最初の例は 1917年だっけ? えーとロシア革命があって、それでその 封印列車でレーニンが ロシアに戻っていったことがありますけれども まあそのまロシアの歴史ですよね あれが非常に画期的なその出来事で それ以降その世界には 二つの大きなイデオロギーができたというふうに その総括できると思うのね。 一つは自由主義経済、|つまりそのアメリカとかですよね。 で、もう一つは計画経済、社会主義とか、|共産主義とかそういう風に 国が五カ年計画とか、そういうので その経済をデザインして それに従って、その、ま、国民経済が動いていく そういうその計画経済か その資本主義経済か という二つの 大きな勢力ができたわけですよね。 で第二次世界大戦が終わって そのドイツが負けた後で そのヨーロッパがぼろぼろになった訳ですけども さあ、じゃ、このぼろぼろになったヨーロッパを どういう風に立て直していくんだいう|話になった時に そのもうあのみんな貧乏で 何もなくなっちゃったんで ええ政治の真空ということもあったわけですよね つまりその人間貧乏になれば あのどっちがいい 条件を見せてもらえる方になびきやすい うんということで そのとりわけその 第二次世界大戦が終結した瞬間というのは 資本主義経済、自由主義というものが その脅威にさらされた瞬間だったと|思うんですよね。 もっと言えばあの みんなはもう資本主義とか そういうものに辟易してたと思うんですよね。 なぜかと言うと あそれがあの格差を産んだし 戦争を産んだしということで その資本主義に対する|クレディビリティー(credibility)というものが ガタ落ちになってたわけでしょ。 でその時にソ連が出てきたんで これは放っとくと大変なことになるぞと そのヨーロッパが全部赤になっちゃうという風に アメリカは考えて じゃあそれはなんとしてでも阻止しないといかん|ということで じゃあお金をくれよいう風にして そのお金を送ったのが マーシャルプランと呼ばれる、あれはまあ ありていに言えば アメリカからヨーロッパに対する そのお金の贈与ですよ。 贈与、お金を上げたんですよ。で お金をあげるだけじゃなくって そのせっかくお金をあげたんだったら 自分たちの陣営に入っていて欲しいよね ということで じゃあ北大西洋条約機構という形で 共同のその防戦体制を構築しましょう。 具体的には各国の持ってる軍隊 それをそのNATO軍という形で供出してください 人質に取りますよ、あなたの軍隊をね そして総司令官は NATOの総司令官を、輪番でやらせます。 だから、ドイツならドイツが勝手に|自分の軍隊を動かすことできないんですよ。 だからNATOというのはソ連に対する|共同防衛であると同時に 自分たちの内側を見たら ここの国は勝手に軍隊を動かせないという そういうその内部に対する睨みというかね、|それもきかせている ということなんですよね。 で、三番目の方策が 欧州石炭鉄鋼共同体というのかな、ECSC|(European Coal and Steel Community) と呼ばれるその組織を作りました。 でこれはどうしてそれを作ったかと言うと そのヨーロッパの地図を出してね それでその資源がどこにあるか っていうのを見てみたら その鉄鋼石とか石炭とかは ほとんどアルザスロレーヌ地方というところに|あるんですよね でそれはまあドイツととフランスの国境 あたりかなにあると思うんだけれどもで 結局そこを押さえている国が 工業国として発展する以外にないんですよ。 そうするとあのその国を自由にやらせておくと またドイツがその力を付けて 第二次世界大戦であったのと同じことを 繰り返すリスクがある訳ですよね。 それでそのそういう石炭とか 鉄鋼とかの限られた資源を そのみんなで分かち合うための そのま生産調整のそのシステム それがまあECSCと呼ばれる|組織だったですよね。 でそれが発展して|今日のEU(European Union) つまり欧州連合になった訳ですよ。 分かりますよ だからEUというのは 元々は石炭とか 鉄鋼の生産調整のカルテルみたいなね そういう存在だったといういうことなんですよね。 繰り返しになりますけれども NATO、これは軍事ですよね。 それからマーシャルプラン、これは金ですよね。 そしてECSC、これは資源ですよね。 その3セットでもって、3点セットでもって ヨーロッパを無理やり一つにした|というのがまあ ワシントン体制っていう風に呼ばれる大構想ね それがまあそういうものなんですよ。 その後1989年にベルリンの壁が崩壊して そしてその旧ソ連邦の国々、それのことを まあベルリンの壁崩壊後は CIS諸国というふうな呼び方をしてたんだけども その国々が次々に そのソ連の影響圏から離脱して そして西側に寝返った訳ですよね。 でその事件を 一言で総括すれば それはあの資本主義がその計画経済に|勝った瞬間 という風にま西側ではね、アメリカとかはそういう|風なとらえ方をしているということですよね。 そうするとそのベルリンの壁崩壊で 結局何が起こったんだということを言えば 一言で言えばそのNATOとかが 想定してた仮想敵国つまりソ連ですよね それが少なくともイデオロギー上は そのもう赤に対する備えディフェンスというのは|無くなっちゃったんですよ。 つまりロシアも資本主義経済になったわけでしょ そうすると仮想敵であるはずの 計画経済というものが無くなったわけですよ|この世からね。で たまたまその1989年っていうのは 中国では天安門事件があった年ですよね。 でその後で中国をやったことっていうのは まあまあそれよりも前に|スタートしていたんだけれども その表看板は共産党だけれども 経済の運営は あの経済特区みたいなのを通じてどんどん 資本主義のいいところも 取り入れていった方がいいよねっていうね そういうちゃんぽんにした 経済運営を始めましたよね。 でそこからその中国の経済の発展 というのがあったと思うんだけれども だから中国においても もう誰も計画経済というのは|信じてない訳ですよ。 ロシアももう信じてないということですよね。 でそのそういうベルリンの壁崩壊という 画期的な事件が起こる直前にね ソ連とアメリカとの間で|その歩み寄りがありました。 具体的にはレーガン大統領の時代ですけれども でその時に アメリカがソ連に対して約束したのは ソ連がグラスノスチ(情報公開)とかね、|一連の改革をすれば そのアメリカは NATOを拡大する意図はないんですよ。 だから勝手にその改革やるなら 改革やった方がいいんじゃない っていうサジェッションをレーガンとか あるいはブッシュその後 ついたブッシュ大統領とかね、(彼ら)が あのソ連側に対してしてしました。 で、まあ、ここがボタンの掛け掛け違いというかさ ロシア側から見れば話が違うという|箇所だと思うけれども そういった形でそのロシアのロシアのっていうか ソ連のその旧ソ連邦諸国に対する、その、まあ 締め付けがちょっと緩んだ瞬間に そのベルリンの壁崩壊という事件が起こって 雪崩をうってソ連邦が崩壊した訳でしょ。 だからそのソ連邦が崩壊した後に 個々の国が個々の国の判断で|NATOに行きたい あるいはEUに加盟したい というふうに ロシアを離れていったんですよね それはアメリカが その画策したことではなくて その個々の国の自由意志でもって NATOにJOINしたいというからさせたんだと それがまあ少なくともアメリカ側のその 現状認識というか見解だと思うのね。 でもロシアはそういう風には取ってない。 ロシアはあのこのベルリンの方 崩壊っていうのはとんでもない その間違いだったとで あれはアクシデントだったんだと にもかかわらずそのベルリンの壁崩壊後にね|なし崩し的に アメリカは旧中央諸国を|そのEU圏に絡め取っているという風に ロシア側は理解してるということですよね。 で一つまた一つというふうに えー昔の同盟国を失っていって 今残ったのは、えーと、なんだ? ベラルーシとそれからウクライナと あとセルビアかどっか|あのユーゴスラビアの辺りに一カ国だけ その何だっけ などに入ってない国があるんだけどね ちょっと今どこだったか度忘れしたんだけども もうその位しか残ってない訳ですよ。 なんで、そのウクライナがNATOと|共同演習をやるということは 将来のNATOメンバーシップに向けての|布石じゃないかと それは許さんいう形で その、ま、ロシアが怒っている という状況だと思うんですよね。 だからその今回の摩擦の理由は何なんだ ということに対する説明はまあ そういう説明になります。 でじゃそのドンパチ起こったら つまりロシアがウクライナに攻め込んだら その後何が起こるのいうことを説明しますね。 んで僕の考えでは そのかなりてきぱきと ロシアはキエフに行くと思います。 キエフというのはウクライナの首都ね。 一番大きな町ですけれども、日本で言えば|大阪とか京都みたいなところだよね。 非常に重要な町です。|で、それを占拠する。 で、西側、つまりNATO側との戦争には|ならないと思います。 なぜかというと、ウクライナはNATOの|メンバーではないので、 だから同盟国が攻撃された というその反撃理由にはならない訳でしょ。 だからNATOは兵隊を動かすことは|できないですよ。 そうすると何が起こるかというと 経済制裁しかできないということですよね。 具体的には ロシアが輸出してる天然ガス、石油、|アルミニウム、穀物、鉄鋼などなど そういった品目に対する不買運動が始まる|ということですよね。 それは何を意味するかと言うと ま、ひょっとするとと言うか、多分ね、 天然ガスとか石油価格が急騰する|可能性が高いと思います。 でそれはどうしてかと言うと その天然ガスというのは、おいそれと その右から左に動かすことができない タイプのコモディティなんですよね。 パイプラインを使う必要がある。で、 ロシアのそのヤマルと呼ばれる その地域から生産される天然ガスとかを、 パイプラインとかLNGとかそういうの使いながら ヨーロッパに持って行ってるんだけれども そのインフラストラクチャーっていうのは|おいそれと変えることできないんで、 ドイツの輸入している 天然ガスの最大の輸入元はロシアですよね。 なので、もし不買運動に、ドイツが|同調賛成して、それに参加するんであれば そして、それは、たぶん参加しなければ|いけなくなると思います。 でえーそれはどうしてかと言うと そのNATOの規定では国家安全保障に 重大な影響を及ぼすようなMatter、 それは共同防衛条約なんで メンバーみんなの承認が必要となる|ということですよね。 それは何を意味するかと言うと 例えば今計画され完成されている ロシアからドイツに直で天然ガスを持ってくる 海底パイプライン「ノルド・ストリーム2」 それもう、開通させたくて|うずうずしてるんだけども それは米議会の承認Matterなんですよ。 米議会の承認Matter、だから 米議会がそれに対してNOっていう風に言えば ドイツは「え、それちょっと困るんですけど」 っていう風に抗弁できないですよね。 でもしドイツがそれに対して ものすごく反発するんであれば じゃあNATO辞めれば?というふうに アメリカは言えるわけですよ。 でドイツがNATOを辞める気があるんだったら 分かりました じゃあもう離婚しましょうという形で それはそのボイコットに参加しないってこと|できますよね。 しかしその冒頭で説明したように マーシャルプランと、欧州連合EUと|NATOというのは 三点セットなんだから、三点セット。|分かります? だからもしNATOを辞めるという風に|ドイツが言い出したら じゃあEUはどうすんのっていうことになる|訳ですよ。 あんた辞めるの?っていう風に|言われる訳ですよ。 そしてドイツはEUの中核メンバですよね。 だから、そこまでしてドイツが天然ガスが|欲しいかと言うと それはどうだろうねって 一年ぐらいは不便するけれども、|別に天然ガスなんか 他の国から買ってくればいい訳だから そんなあのそこまで ロシアに操を立てる必要ないんじゃないの っていうふうに 普通だったら考えると思うよね。 だからそれが そういった議論が今後起こることなんですよ。 だからこれは軍事戦争ではない。|経済戦争ですよ。 そしてドイツももしそれが起きちゃったら|失うものは大きいと思う。 で、だけれどもそれと同じか もっと失うものが大きいのは|ロシアなんですよね。ロシア。 なぜかというとロシアの輸出品目 重要な輸出品目っていうのは 突き詰めて言えば天然ガスと石油なわけだから それが輸出できないっていうのは あの非常にあの馬鹿げた話だよね。 しかもそのロシアの天然ガス田の位置と それからそのカスタマー、顧客ですよね 需要家、それのロケーション それはヨーロッパなわけだけども それが近いわけでしょ だからパイプラインで繋がってる訳で だから普通に その経済勉強した人が普通に考えてさ ここに生産地があってそのすぐ横に|大きな巨大な消費地があるんだったらさ この二つは友達であるべきですよね。 言ってること分かります?何でここに 天然ガスがたくさん出てるのに ドイツはわざわざオーストラリアとかさ アメリカからLNGを輸入しなきゃいけないの それ全然経済的にメイクセンスしないですよね 分かります?|だからその僕が言いたいことは何かと言うと 今は対立だという風に そのつんつんしてるんだけども その経済の実態をありていに見ればさ 二人は仲良くせざるを得ない いや当然仲良くするでしょっていうさ そういうタイプの問題なんですよ。 その意味においてあの 今回のコンフリクトっていうのは|一過性のものだと思う。 だから三か月ぐらいワーッとホットになって その後で頭冷やしたら|ばかばかしいよねっていう風に そのクールダウンすると思うんでね。 なぜかと言うと そのさっき説明したように そもそもNATOとかECSCとかを|構想した時の想定敵は赤 つまり共産主義、社会主義に対する防波堤|というか脅威、 そういったもの想定敵なんであって、今|中国もロシアも資本主義なんだから 基本的にね。政治は違うけれども 経済は資本主義なんだから そうするとその戦われてはいないわけでしょう 分かります?|そこら辺あたりがね そのまなんていうのかな 今後ドンパチがあっても 最終的には冷静な立ち回りと言うか クールヘッデッドな人たちがそのいやこれ ちょっと冷やした方がじゃないのって 別にそんなツンツンしてる場合じゃないよ っていうふうに それもそうだねっていう感じでさ シューンと沈静化するタイプの|問題なんじゃないかなと というふうに僕は思いますよねえ。

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        【じっちゃま】中国に投資ができないとなり、インド株が買われている理由【広瀬隆雄】

        中国恒大集団のデフォルト懸念等の問題で、中国は投資対象として魅力的では無くなっている。 中国への投資が減ったことにより代わりにインドが買われている理由を広瀬隆雄氏が解説する。 Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こしです。 中国恒大集団(のデフォルト問題)によって、 インド株が良くなるのか? はい!結局今、中国、もう中国株に投資できない、 という風に感じてる アメリカの機関投資家がいるわけですけども そういう風にそういう感じ方をする その一つの理由はね 例えば中国株ADRがアメリカから 上場廃止になっても、一切構わないとかさ そういう態度に対して 投資家が「じゃあ一体株主の権利は どうなるんですか?」と 「誰が保証してくれるんですか?」と。 そういうそのプライベートプロパティ つまり私有財産、個人の財産。 あるいは会社が仕事として預かってる その財産ですね。 その財産の保全、法的な保護 財産を守るということね。 その法的な枠組み フレームワークが 中国という国はどうやらしっかりしてない、と。 だから政府の気分ひとつで ネット企業とか そういうのも簡単に虐めることができるし 廃業に追い込むこともできる。 「そういうのってよくないよね」というムードに アメリカの機関投資家は 今なってる言うことですね。 そうすると新興国をずーっと見回したときに、 そういうプライベートプロパティに対する プロテクションという観点からすれば 例えば、ロシア株とかはどうだろうねって感じで 僕はちょっと不安に思う所ありますよね。 その点、インド株は プライベートプロパティのプロテクション ということに関しては かなりがっちりした憲法になってます。 だからそのそういった切り口でもって インド株を見直す動きはあるんじゃないかな。 だから2003年ぐらいかな、BRICs、 つまり、ブラジル、ロシア、インド、チャイナ その4カ国が、これからは買いだということを ゴールドマンが言い始めて、 BRICsブームというのが来たんだけれども その時は4カ国あったわけだけども 今、中国が投資しにくくなったということになると 残りの投資対象のうち、ブラジルは中国経済と ものすごく密接に 鉄鉱石とかを通じて繋がってるんで良くないよね。 ロシアも資源国なんで 中国と資源を通じて繋がってるんで良くないよね。 そういう風に消去法でいくと 一番中国リスクがない国は どこになるかと言うと それはインドになんですよね。 そういう理由で、今インド株が買われてる ということじゃないですかね。 これがインドのETFのチャートだけどね。 まあ、いいチャートしてますよね。

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          【じっちゃま】リーガルズーム【LZ】下がってる?レジスタード・エージェント、めっちゃ良いぜ。【広瀬隆雄】

          リーガルズーム・ドットコム【LZ】が下落している。 リーガルズームが提供しているレジスタード・エージェント業務はどんなビジネスなのか、広瀬隆雄氏が解説する。 Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こしです。 リーガルズーム・ドットコム【LZ】、はい! 最近株価下がってるんだよね。 なんか特に悪いニュースないと思うんだけどね。 ロックアップなのかな? ちょっとよく分かんないけど。 一瞬待ってね。 ニュース確認するんでね。 僕も「これ、随分下がったなー」という風に、 ふと昨日、思ったんだけれども。 ないね、特にね。 悪材料は特にないですね。 決算自体は良かったですよね。 で、この会社、レジスタード・エージェント (Registered Agent)という業務があるんですよ。 レジスタード・エージェント(Registered Agent) ってのは何かと言うと 自分で会社設立するとさ、いろいろ 州政府とかに対する届けの類、案内とか そういうのが州政府から来るんですよ。 でそれをきちんと、登録料とかさ、 いろんな細かい各種手数料とかさ そういうのを、きちんと払ってないと お宅の会社は書類がdeficientです。 つまり「書類不備」とかって言って、 ペナルティーボックスに入れられちゃうのね(笑) 僕の会社もレジスタード・エージェントという風に 業者に頼むお金をケチってて 業者に頼まずに自分でやってたんですよ。 そうすると色んな省庁から 手紙が来るわけですよね。 それをいちいち読むのは面倒くさいんですけども、 で、読んで対応してればいいんだけども、 時々ダイレクトメールと勘違いして そういうメールをひったぶいて(破って)さ ゴミ箱にポイしてたら、 重要な書類がそこにあって、 手続きしてなくて、 州政府から、「お宅の会社はdeficient(不備)です。」 っていう風に、WEBSITEでそういう風に書かれて それが、僕、 フロリダ州で投資顧問登録してるんだけどね。 だからその会社の登録とは別に 投資顧問の登録もあるんだけども その投資顧問の監督と、フロリダ監督当局からさ 「オタク、ちゃんとFee払ってないんじゃないの?」 とこっちのほうのね、会社登録のほうの。 っていうことを指摘されて、「痛てぇぇええ!」って 感じで、大失態というか、 失敗をしたんだけどね。 そういうことがあるんですよ。 何が言いたいかと言うと、 各種届の類ね、それは凄く煩雑なんで プロに任せた方がいいよね。 僕もそのことがあった以降、公認会計士に そういうレジスタード・エージェントの仕事を 任せてるんだけど、 リーガルズーム・ドットコム【LZ】という会社は、 会社設立、個人の人が会社設立するのを助ける ということもしてますけれども それに加えて レジスタードエージェント(Registered Agent) という形で 書類のフォローアップですよね、 そういったことも委託されて、 受けているということですよね。 そのビジネスは、毎年毎年、お金が確実に 入ってくるビジネスで、 よっぽどのことがない限り その首にならならないビジネスなんで 非常に安定収入なんですよね。 そういう意味において 「リーガルズーム【LZ】って、 良い会社かもしれないな」 という風に思ってます。

        【じっちゃま】戦争で上がるセクター、株とは?【広瀬隆雄】

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        • 【じっちゃま】ウクライナ情勢の今後を語る【広瀬隆雄】

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          【じっちゃま】天然ガス価格が上昇、この銘柄も上昇!?【広瀬隆雄】

          2021/09/26 Live Q. エネルギーセクターが上昇してますけど、 投資すべきでしょうか? 広瀬隆雄氏が、視聴者の疑問に回答する! アンテロ・リソーシズ【AR】 サウスウエスタン・エナジー【SWN】 Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こしです。 エネルギーセクター上昇してますけど、どうでしょうか? はい!面白いかもしれない。 とりわけ面白いかもしれないと思ってるのは 天然ガスですよね。 で、天然ガスというのは、石炭に次いで、安い燃料です。 でも、石炭はものすごく地球温暖化ガスの 問題とかがあるんで嫌われてる。 だから次善の策として 天然ガスを使う火力発電所とかね そういうのが多いですよね。 で、近年は天然ガス価格の低迷 石炭価格の低迷、そういったことがあったんで 天然ガスの値段はすごく安かった。 液体にしてやって、それをタンカーで輸出しよう。 というインフラストラクチャーが 過去数年間のうちに、どんどん整備されて それでその日本とかね 中国とか韓国とか、あるいはヨーロッパとか そういう新しい 需要家に向けて 天然ガスの出荷が始まってます。 今の天然ガス価格の上昇というのは アメリカ国内の需要増というのは 関係ありません。 天然ガスの消費は その冬寒くなれば 天然ガスの消費がものすごくジャンプする という傾向があるんですけども 今はまだ今年の冬が 寒くなるかどうかわかんないし そういう天候要因が全くない状況の中で 天然ガス価格が上昇トレンドに入ってきてる ということですよね。 それはさっき説明したような LNG輸出基地、あるいはLNGタンカーとかね そういうインフラストラクチャーが整って 世界に輸出できるようになったので それで値段が上がってると思うんですよ。 例えば銘柄で言うと アンテロ・リソーシズ、ティッカーシンボル【AR】という 会社がありますけれど これなんかに僕は注目してますよね。 どうしてかと言うと まずその天然ガスだけを生産してる銘柄 というのは もう過去数年間ベアマーケット(下落相場)があって たくさん企業が倒産したんで 例えばチェサピーク・エナジー【CHK】 みたいな会社が倒産したので プレイヤーの数が少なくなったんですよね。 今だとサウスウエスタン・エナジー ティッカーシンボル【SWN】 あるいはこのアンテロ・リソーシズ【AR】 とか、そういう一部の銘柄だけに限られてます。 で、アンテロ【AR】のほうが、 サウスウエスタン・エナジー【SWN】よりも 株価が高い理由は これはこっちがサウスウエスタン・エナジー【SWN】 なんだけどね もう1回アンテロリソース【AR】に戻ると こっちが【AR】なんだけども、 なぜ【AR】のほうが高くなっているかと言うと この会社は将来の生産分を、 あまり先物でヘッジしてない。 だから将来天然ガスの価格が上昇するシナリオが もし現実のものとなった場合 アップサイドをフルに享受できるのは、アンテロ【AR】 の方だという理由で 投資家の物色がこの銘柄に集中してる、 ということですよね。 ここら辺あたりを、実は見てます。

          【じっちゃま】天然ガス価格が上昇、この銘柄も上昇!?【広瀬隆雄】

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          【じっちゃま】複数のETFに積立投資してる奴wwww【広瀬隆雄】

          Q. 複数のETFに投資する必要がないという発言がありましたが、それはなぜですか? 視聴者の質問に、広瀬隆雄氏が回答する。 Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こしです。 以前の配信で 複数のETFに積立する必要はない という発言があったと思うんですけども、 その理由(を教えてください。) はい、なぜかというと、ETFは色々な銘柄が 組み込まれているわけです。 例えばVTI(Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF)の例で言うと 300銘柄も、もうそこに入っているわけでしょ。 そうするとその時点で 一つのVTIというETFを買った時点で 分散効果が出てるわけですよ。 だから分散効果があるにも関わらず、 ETFにまたETFを買って また別のETFを買うということは 既に持ってる銘柄が重複してね ダブって他のETFを買った時にも ある銘柄がダブっているかもしれないし。 さらに他のETF買ったら、またそれがダブっている かもしれない。 同じ銘柄群を何回も買い直しているのと 同じ状態になるわけですよ。 そんなことは無駄だから、する必要はない、と。 1銘柄だけ持ってればいいんじゃないですか。 という風に言ったのは そういうことですよね。 だから、例えば QQQ(Invesco QQQ Trust Series 1)と VTIってのも ほとんどダブってるわけだから とんでもない無駄だと思うよ、僕は。 だから、もっと頭をすっきり整理して まずVTIのProspectus(概要) パンフレットをよく読んでください。 何銘柄入ってるかね。 そしてそこに組み込まれている銘柄を見ればさ なんだAppleが入ってる、Amazonが入ってる じゃあ、これ、QQQと一緒だなー ダブってるなーってことくらいは 自分で確認して!

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          【じっちゃま】ゴールド(金)の買い場、意外とすぐかも【広瀬隆雄】

          Q . テーパーの開始で今後さらにゴールドは しばかれますか?(下落しますか?) 広瀬隆雄が、視聴者の質問に答える! Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以降、動画内容の書き起こし。 Q . テーパーの開始で今後さらにゴールドは しばかれますか?(下落しますか?) はい!ゴールドはちょっと面白い状況に 来ていると思うね。 それはなぜそう言うかと言うと もし仮想通貨のマーケットに、大きなベアマーケット (下落相場)が来るんであれば ゴールドが見直されるということは当然あると 思うんですよね。 今、確かにテーパーは始まってるんだけれど デーパーが完了するのは、2022年5月か6月 そしてパウエル議長は その後すぐに利上げに着手するんじゃなくて しばらく様子を見ますよいう風に 少なくとも今の時点では約束してるんで。 そうすると利上げが起こるのは 来年の9月とかね 11月とか、そのくらいのタイミングに なると思うんですよ。 だからゴールドの場合、 全然、利子がつかないんで 利上げ局面ではゴールドは不利なわけですけども でもゴールドが不利だ、という状況が その実際に問題化するのは 来年の9月とか 11月ぐらいのタイミングであって 今ではないと言うことですね。 そして今は何が起こってるかというと 仮想通貨が陥没してるということですよね。 今週発表されるステーブルコインに関する ワーキングペーパーなどなど 色々な材料次第によっては 仮想通貨がもっとぐっと下がる というリスクもあるわけですね。 その過程の中で ゴールド、良いかもしれないね。 という形でゴールドが見直されるかもしれない。 まぁあまり自信はないんだけどね、僕はね。 でも、何が言いたいかというと、 買いチャンスはすごい遠い将来に起こるというよりは 近い将来に起こるかもしれない。 という風に思ってます。

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          【じっちゃま】バイオジェン【BIIB】苦労してるぜ。【広瀬隆雄】

          バイオジェン【BIIB】、株価が低迷している。 アルツハイマー薬にまつわる一連の動きが株価に影響を与えている。 広瀬隆雄の銘柄解説。 Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こし。 バイオジェン【BIIB】 はい、えーと、今すごく苦労してるね。 無料で、アルツハイマー薬を配る という風にまで、言い出しています。 なぜかと言うと その保険会社がその保険の払い戻しに応じない という風に言ってるからね。 これは全部の保険会社が そういう風に言ってんじゃなくって 大手の数社がそういう風に言ってんだけども。 そうすると、FDA(アメリカ食品医薬品局)から アルツハイマー薬の承認が出た時の条件として データを集めなさい。 そしてそのデータを提出しなさい。 という条件で、アルツハイマー薬が認められてるんで。 そもそも誰も処方してほしいという風に 言わないという状態になったら バイオジェン【BIIB】は、アルツハイマー薬の 承認を返上しなきゃいけなくなるわけですよ。 だから、1患者あたり500万円もする という風に言われてる高価なアルツハイマー薬 なんだけれども それを、無料で配るという風に 言ってるわけですよね。 だから、それが財務的に、 バイオジェン【BIIB】の財務に どういうインパクトを与えるかというと 最初はものすごい持ち出しになる ということですね。 赤字になるということですよね。 だから株価が下がってるのは、 そういう理由です。

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          【じっちゃま】仮想通貨クラスタよ、聴け。ステーブルコイン規制の裏側を。【広瀬隆雄】

          連邦準備制度理事会FRBのワーキングペーパーで、ステーブルコインのリスクについて言及される。 ステーブルコインとは何か、そのリスクを 南北戦争以前のアメリカとリーマンショックの歴史から 広瀬隆雄が紐解く。 Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こしです。 ステーブルコインに対する規制を巡って、ちょっと このところ仮想通貨が下落してるんですよね。 それについて、ちょっと、簡単に説明して おきたいんだけれども。 今週、連邦準備制度理事会FRBの ワーキングペーパー、つまり論文が 発表されるといわれています。 ステーブルコインに関してね。 で、具体的にはステーブルコインの存在が 金融システムにもたらすリスクについて そこで論じられているだろう、という風に言われて いるんだけれど バイデン大統領の大統領諮問委員会として ステーブルコインの研究会みたいなのが、 今、もたれてて パウエル議長も参加しています。それから ジャネット・イエレン財務長官も参加しています。 そういう錚々たるメンバーが、ステーブルコインを どのように取り締まっていくか ということに関して、検討しているということですよね。 それに先立って、米国証券取締委員会、 略してSECが、コインベースという会社に対して 「仮想通貨の貸し出しサービス、 これはやってはならない」という形で Wells Notice(ウェルズ・ノーティス) という通告をして 「もしそれやったら訴訟して、ボコボコにするぞ」 という風に、警告を出しましたよ。 それに対してコインベースは 「分かりました。」 「じゃあステーブルコインの貸し出しのビジネスは 諦めます。」という風に 断念する意思をはっきり打ち出しました。 で、ステーブルコインっていうのは何かというと BTC、Bitcoinなんかは価値が 上がったり下がったりするわけだけども そうではなくて 1ドル=1ステーブルコインみたいに 価値が常に一定でドルとリンクしている。 あるいは、フィアット通貨(法定通貨)とリンクしている。 そういった物のことを、ステーブルコインっていう風に 言うんですよね。 で、その利用価値と言うか 重要性は主に二つあると思うんですよね。 一つ目はあたかもマネーマーケットファンド的に つまりMMF的に、お金をパーキングしておく 対象として利用されるという点が一つ。 二つ目は、「DiFi」の担保としてステーブルコインが 利用されるという 二つの側面で重要だと思うんですね。 一つ目に関しては 皆が銀行にお金を預けると 利子がつくわけですけども 今は低金利時代なんで 利子がほとんどつかないんだけれども でも通常の状況であれば 銀行に預金すれば利子がつく。 仮想通貨は、利子がつかないわけだけどもね。 でも、そういう形で 銀行は証券会社に比べて 有利な立場にあるんですよ。 利子をオファーできるという意味においてね。 だから、かつては、昔 1970年代以前は証券会社で 皆さんが株を買って、その株を売却したら 何でキャッシュを証券会社に止めようかなきゃ いけないんだ。と。 それ意味ないじゃん、という形で、株を売った、 売却した後のお金は 銀行に戻す、送金する、そういうことが 通常、行われていたわけですよ。 そうすると証券会社の立場からすれば せっかく顧客訪問して、「よろしくお願いします。」 という風に頭下げて それで預かり資産として、お金を預けてもらった。 あるいは、株券を預けてもらった。 そういうふうに苦労して入金したお金が、 株を利食ったあとで またすぐ証券会社の外に出て行ってしまう 銀行に送金されてしまう。 これはもったいないよね。 ということで、 株を売った後のキャッシュをどうするか ということが証券会社にとって 大問題だったんですよね。大問題だった。 で、それに対する特効薬が
MMF(マネーマーケットファンド)と呼ばれる 短期債に投資する オープンエンド型ミューチュアルファンド つまり、投資信託、 それが開発されたんですよ。 株式を売ったあとは、すぐに証券会社がスイープ と呼ばれるアクションでもって そのキャッシュを自動的にMMFに再投資することで 少しでも利子というか 金利が付いて、有利になるようにね そういうその自動乗り換えの仕組みができたんですよ。 このスイープという仕組みができた以降、例えば メリルリンチ証券と呼ばれる大手証券 今はバンクオブアメリカになってますけども それがアメリカに昔あったんだけども 金融のスーパーマーケットと 呼ばれるニックネームがついてたんだけど そういうメリルリンチなんかが預かり資産を 大きく伸ばした一つの重要な理由が マネーマーケットファンドをオファーすることによって 銀行にお金を戻さなくても 証券の中でキャッシュの運用できますよ。 て言うのが、大きなセールストークに なってたわけですよね。 さて、コインベースみたいな仮想通貨取引所にとって ステーブルコインというのは、MMFと同じような 働きをするんですよ。 非常に重要な戦略商品なんですよ。 なぜかと言うと 仮想通貨はFXと同じで、FXだったら 例えばドル円、あるいはユーロ円 あるいはユーロドルみたいに 通貨ペアがあるわけでしょ。 それで、一つの通貨を売ったら それは必ず別の通貨に化けるわけですよね。 それと同じでBTCを売ったら それは何かに化けなきゃいけないわけですよ。 例えばドル。 でもドルにした途端に、 なんでドルをコインベースで預かておかなきゃ いけないわけ? コインベースに預けてても、利子付かないよね。 という形で それはフィアット通貨(法定通貨)になった瞬間に 預かり資産を、外に送金されちゃうリスクが 出てくるわけでしょ。 だから 1970年代にメリルリンチが直面したのと 同じジレンマを 今、仮想通貨の世界でコインベースが それに直面しているわけですよね。 だから、少しでも相場張ってないときにね、 コインベースのお客さんが相場はってない時に つまり、ステーブルコインにしたいという風に 言ってる時に そこにステーブルコインを買わせてあげる、 あるいはステーブルコインを貸出することによって 利子を稼ぐ、貸株みたいにね。 そういう付帯的な諸々のサービスを充実させる ということは、コインベースにとって 非常に重要なことなんですよね。 それに対して、ゲンスラーSEC長官は 「No」という風に言ったわけですよ。 なぜ「No」か、ということについて ちょっと説明したいんだけども それはステーブルコインは、必ずフィアット、 例えばドルとかの通貨ですよね。 それに、必ず交換できる、1対1でね。 価値は常に1ドルです。 その為には、お客さんからお金を預かった時には、 その入金したドルは横に退けておいて 「それで、ちゃんと温存しておきます。」 という約束ですよね。 つまり、準備。英語で言えば「Reserve」という形で 横に退けておいて、保管しとかなければいけない。 それをしっかり保管してないんじゃないかという 疑惑、疑念、それが生じている訳ですよね。 で、ゲンスラーSEC長官なんかは、 そこらへんあたりに対して ステーブルコインの連中に対して 非常にその批判的な目を向けてます。 それで、実は、アメリカの金融史、 歴史を紐解くと、そういうことで、すごく かつて、アメリカは苦労したんですよね。 例えば、1860年代に南北戦争という内戦が アメリカであったわけだけども 南北戦争直前のアメリカは中央銀行がない 状態でした。 その時に、シカゴトリビューン(The Chicago Tribune) という新聞が 一体アメリカに何種類のドル札があるのか ということを調査したことがあるんですね。 そうすると、そのシカゴトリビューンの調査によると 当時アメリカで発券銀行、つまりドル札を刷ること 印刷している銀行が1395行もあったんですよ(笑) 言ってること分かります? だから例えばね えーと、今、例を考えてるんだけども 香港行ったら、香港ドルってあるよね。 香港ドルをひっくり返すとさ、発券銀行に 「香港上海銀行」とかさ そういう風に、刷り込んであるよね。 あのノリですよ。 だから、日本円だったら、必ず日本銀行が 唯一の発券銀行ですよね。 だけども、世界を見たら 必ずしも政府が発行してなくって 香港上海銀行とかさ あるいはスタンダードチャータード銀行とかさ そういうところが国から勅許を得て そして、「お札を刷っても良いです。」という 仕事を委託されている、そういう国もありますよね。 それの事を発券銀行って言うんだけども そうすると南北戦争の前には、 アメリカには1395行もの零細な銀行が ドル札を出してたんですよ。 で、ドル札の種類は8300種類ありました。 8300種類。 そうするとそういう風にドル札を刷ってる銀行は 表向きにはね。 これは金本位制ですから 皆さんにお渡しするドルは必ず金と兌換します。 だから銀行の金庫には、金の延べ棒が 積み上がってるんです。 いつでも換金に応じますので、来てください。 そういうことを裏付けに、それを信用として 紙っ切れを出しているわけね。 だけどもその事実上はそういう準備 ゴールドのリザーブを準備せずに 勝手に輪転機回してどんどん紙幣を 刷っていた訳ですよ。 それはもう紙幣刷ったら、それが全部利益に なるわけですから。 いくらでも儲かるわけだよね。 今airdropとかなんとか言ってさ 仮想通貨で、たくさんたくさん 新しい仮想通貨が出てるわけだけども そのほとんどはそういう雲助っていうかさ 悪徳業者が、裏付けのない通貨を どんどんどんどん仮想通貨を刷ってるわけですよ。 だから、先週ゲンスラーSEC長官が、 これはいつか見た、いつか来た道だ、と。 で、アメリカでは8300種類ものドル札があった、と。 そうするとね、みんなは薄々 気が付いているわけですよ。国民は。 これはちょっとやばいかもしれない。 だからおらが町の銀行なら その自分の友人がね 銀行家で、経営してるんで、 彼のことだったら分かる。 だから、地元の銀行は、 1ドル札が1ドルの価値を持っていて 通用するわけですよ。 だけれども、例えば、僕はフロリダにて オハイオ州から旅行してきた人が オハイオの1ドル札を提示して 「これでバナナください。」っていう風に バナナ買おうとしたら お店の人が、「いや、その1ドル札は受け取れません。」 何故かと言うと、オハイオの銀行なんて知らないし そもそもオハイオまで、「この1ドル返してください。 金の延べ棒にしてください。」っていう風に 請求に行けないわけでしょ。 そうすると遠くの銀行が発行した1ドル札で あればあるほど、 その価値は疑ってかかるべきなわけだから 遠隔地から旅行してる旅人は 1ドル札を提示しても それを、例えば、90セントにしか交換してくんない という風に交換比率が悪いわけですよ。 だからその旅人が東海岸から西海岸まで たくさんの札束を抱えて旅行したとしますよね。 だけども次の州に行くごとに お金を両替してたら どんどんどんどん交換比率が悪くなってきて 最後は西海岸に着いた時には 何も買ってないのに 自分の持ってたお金が 半分ぐらいに減っちゃってたとかね。 それは現代でもあると思うんだよね。 例えば、みんな海外旅行好きかどうか わかんないけども 海外旅行する時に 例えば日本円をユーロに変えるとして その後でアメリカ行ったら ユーロをドルに変えるとかさ そういうふうにどんどんどんどん両替してたら だんだんだんだん目減りしていくわけでしょ、 その価値はね。 そういうようなことが 昔のアメリカでは起こっているわけですよ。 そして最終的には そういった雲助みたいな銀行の大部分が詐欺だった ということが分かったわけですよね。 だから転ばぬ先の杖で こういうの放置してたら 最終的に泣きを見るのは その投資家、消費者だよね だから仮想通貨も取り締まったほうが いいんじゃないか と、いう風に、ゲンスラー長官は言ってるわけですよ。 もう一つの重要なことは そのリーマンショックが起きた時に breaking the pack という所のパニックが起こりました。 それは何かと言うとマネーマーケットファンド、つまり MMFですよね。 ステーブルコインも、 それに似たようなものなんだけども。 それは短期債によって、 その中身を見ると短期債なんで そうすると、もしリーマンという金融機関が ひとつ倒れたら リーマンはたくさんの証券類の在庫を 持ってるわけだから その在庫の処分 債権者、 つまりリーマンに対してお金を貸してる人たち 倒産したらリーマンに駆けつけて これは俺のぶんだ いやこれ俺のぶんたっていう風に 残った財産の取り合いが起こるわけでしょ。 その過程の中で 短期債の証券の類も 誰がどの債権者にこのお金を返すべきか ということで 裁判とかになって 色々議論しなきゃいけないわけですよね。 その間、そのアセット、資産に対して 手つけるわけにいかないわけですよ。 そうするとマネーマーケット市場全体で見れば そのうちの一部がスポンと 価値がアクセスできなくなったら 今までは必ずMMF対ドルが一対一で常に兌換可能 という形で 価値の保証がされてたんだけども そのうちの一部がさ 人質になって取り上げられたらさ。 一対一にならないわけでしょ。 1対0.98とかさ、1対0.95になるわけでしょ。 そういった形でbreaking the pack つまりMMFが1ドル割れしたっていう瞬間に えええー!MMFは危ないのかよっていう形で 皆がギャーと真っ青になったわけですよ。 分かります? ゲンスラーが言ってる事って何かと言うと ステーブルコインというものに関しても 業者が一つか二つ飛んだらね 同じような形で その恐怖が走るリスクがありますと それが連鎖的な その仮想通貨交換業者とかの倒産を招いて それで機関投資家が クリプトに投資してたのが損になるとかさ。 そういった形で そんな仮想通貨以外の金融機関にも その危機が伝染するとかね。 そういうリスクがあるんじゃないか ということを今週発表される workingpaper、論文で そういうリスクが多分論じられている ということなんですね。 だから今ちょっと先週くらいから仮想通貨の マーケットがぎくしゃくしているんだけれども それはそのニュースを待ってるんですよ、今。 そのニュースを待っている。 だからあれは相場のあやかなんかで仮想通貨が 下がっているんじゃないですよ。 もっと根本的な問題 そのシステム全体のリスクの問題で、 それで下がっているわけですよ。 だから深刻に受け止める必要がある、と。

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          【じっちゃま】今、米国株を買うべきでない5つの不確定要素【広瀬隆雄】

          アメリカ株は、たくさんの不確定要素が解決していない。 具体的に5つの不確定要素を上げると ①企業業績が下がり始めている。 ②長期金利が上昇し始めている。 ③いよいよテーパリングが始まる。 ④連邦債務上限引き上げ問題が解決していない。 ⑤中国恒大集団(Evergrande Group)のデフォルト懸念。 となる。 これらを、広瀬隆雄氏が解説する! Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こしです。 チャンスを逃すリスクと スコーンとやられるリスク どっちが大きいかというと 後者のほうがはるかに大きいと思ってますよ。 だからリスクリワード的に今は見合わない。 今マーケットで起こってることについて 喋りたいんだけども 米国株をめぐる環境を考えた場合 懸案、問題、そういったものは 何一つ解決してないと思うんですね 具体的には 何が今その問題になってるかというと 1.企業業績が下がり始めてるということ かなり、下がり始めています。 2.長期金利が上昇し始めてるということ これもかなり上がりはじめてます。 3.さっき言ったように、いよいよテーパーが来る。 11月頃だと思うけどね。ということ。 4.連邦債務上限引き上げ問題が解決してない。 ということですよね。 下手すれば11月くらいに 米国債がデフォルトするかもしれない 5.最後のポイントで、 中国恒大集団それがデフォルトしそうなこと ということですね これだけたくさんの不確実性 不透明要因があるんで 投資に際しては、十分気をつけながら進めていく 必要があるんじゃないかな、と思います。 まず最初のポイントなんだけれども SP500のコンセンサスEPS(1株当たりの純利益) つまり企業業績ですよね。 それが下がり始めてる問題なんですけれども 実は年初来、つまり、1月以来ね 一回も下がったことないんですよ。 S&P500のコンセンサスEPS予想は。 10日ほど前から、それがズルッズルッと 下がり始めました。 だからこれは新しい現象ですよね。 それに加えて そもそも前年比較で見たSP500のEPS成長ね それがこの前の決算 つまり2021年度第2四半期決算では 前年同期比プラス87%ということで ポーンと、ものすごく業績が跳ねてたのね。 つまり、米国企業は絶好調だったわけですよ。 だから株が高かったんだけれども。 で、今は、つまり第3四半期の予想は それがプラス24%に落ちてくる、 ということですよね。 だからその業績予想を下方修正されるとか なんとかっていう以前の問題として 既にコンセンサス予想は 減速を織り込んでいたんだと それがさらに下がり始めてる ということを問題にしてるわけですよね。 じゃあ何故、コンセンサス予想が下がっている のかというと、 それは新型コロナのデルタ変異株が蔓延して 経済の再開がちょっともたもたしたということ。 中国でもデルタ変異株が蔓延しました。 それで一部の都市ではロックダウンみたいな こともあった。 そんなこんなで クリスマス商戦期間に向けての 色んな商品の出荷ですよね 中国の港で積み込んで アメリカの例えばロサンゼルスの郊外に ロングビーチというコンテナ港があるんですけど そういったところで陸揚げされる わけですけども そういう海運ですよね そのロジスティクスサプライチェーン それが乱れを生じてる だからひょっとしたら クリスマスの商品が間に合わないかもしれない というような懸念も出てます。 そんなこんなで コンセンサス予想が下がって来ていると 思うんですよね。 もう一つ、半導体不足ですよね。 それによってフォードとか ゼネラルモーターズとか そういうアメリカの自動車メーカーが 手待ちになって 自動車を完成できない、ということで 一部生産ラインを止めたりなんかしてます。 だからそういうサプライチェーンの問題が まだくすぶっている、と それなんかもコンセンサス予想が少し 下がってきている もう一つの理由だと思うんですね。 それから長期金利も上昇し始めてます。 FOMCの後で 株式の方は全然凪ぎのような状態で 特に異変は起きてないんだけれども 債券は明らかに売られてるということですよね。 債券市場の参加者は 先週後半のマーケットの動きを見て これは「Delayed Taper Tantrum」だと "Temper tantrum(癇癪)"を捩った造語 ような言い方をする人もいました。 「Delayed」っていうのは 「遅れた」っていうことですよね つまり、遅れてきたテーパータントラムが 債券市場に起こっている 債券が売られている。 債券利回りは価格の逆になりますので 利回りは上昇するということですね。 そして利回りが上昇すると なぜそれが良くないかというと 債券利回りと株式バリュエーションというのは シーソーの関係にあります。 だから債券の利回りが上昇すると 株式は自ずと下がる そういう関係になってるんですよね。 逆に債券利回りが下がってくると、 株式は上がる。 そういう関係があります。 だから今、債券がどんどん売られてて 利回りがどんどん上昇してるわけだから これは株にとって株の理論価格は 妥当バリエーションは 下がってこなきゃいけないはずでしょ。 そういう理由で懸念がある、ということですよね。 でさっきちょっとFOMCとテーパーのことに関して 説明したんだけれども そうすると毎月毎月100億ドル 米国財務省証券100億ドル 住宅抵当証券で50億ドル 都合150億ドルのテーパーをやるということは 何を意味するかというと それだけ、これまで中央銀行が買ってた買い圧力 BIDですよね。買いの手。 それがなくなっちゃうことを意味するわけだから その債券の需給関係で言えば 少し悪くなるわけですよね。 それなんかも、懸念材料だと思います。 それから連邦債務上限問題っていうのは 何かと言うことも一言説明しておきます。 そもそも連邦債務上限というのは、 国が出せる国債ですよね。 それをある一定数以上はじゃぶじゃぶに 出さないでおこう。と。 そういう財政規律を守る見地というか、目的で 始められたことなんですよ。 で、いつ始められたかというと 1917年かな だから第一時世界対戦が始まって アメリカは最初、戦争には参加しない という風に言ってたんだけれども ルシタニア号という客船が ドイツのUボートによって撃沈されて それでアメリカ人の乗客が死んだんで それでこれはアメリカに対する敵対行為だ ということで世論が激昂して それでアメリカが第一次世界大戦に参加を 決めたんですよね。 その時にウィルソン大統領だったんだけど その時に泥沼に入り込んでいってしまうと 良くないんで 財政面から、派兵、兵隊さんを送ることを 自動的に制限しようということで この一定額以上の国債をアメリカ政府は 出してはいけません。 シーリング、上限を設定したんですね。 それは何回もそれ以降拡大されています。 なぜかと言うと 経済の規模が大きくなればなるほど 政府の予算も大きくなるわけで 政府の予算が大きくなれば それをやりくりするための国債の発行も 当然増えなきゃいけない そういうナチュラルなその経済規模の拡大に 合わせた債務上限の設定しなおし それが今までに80回くらい行われてきました。 だから財政規律云々とかいいながら 実はなし崩しじゃないかという風に その意地悪な見方をすれば そういう見方もできるわけですけども でも現実として、そういう上限があって それが一定の財政規律の維持に 貢献してることは間違いないわけですね。 で去年新型コロナが発生した時に アメリカ政府はこれはいけない 経済が心臓発作を起こしてしまう だから今緊急にお金を 経済にぶち込もういうことで その特別措置として連邦債務上限を 使うことを辞めて そして1年間だけね 債務上限を停止してました。 それが7月に、もう1年経ったんで もはや非常事態ではないということで 債務上限がもう一回設定されなおした。 でそれを その上限を今、引き上げなきゃいけないよね っていうのは オーバーシュートしちゃってるからさ、発行額が。 で、それを引き上げなきゃいけないんでけれども まだ引き上げられてない それで今はいろんな財政的なやりくりでもって 騙し騙し政府機能が停止しないように 誤魔化しながら、遣り繰りしてます。 しかしそのやりくりが10月ぐらいに にっちもさっちもいかなくなって、 そうなれば公務員がお給料が出なくなるとかね 退役軍人さんへの年金が出せなくなるとかね あるいは社会保障費が払えなくなるとかね そういう色々な問題が 10月以降出てくると思うんですね それに加えて 例えば米国債の利払いができないとかね それはテクニカルデフォルトの状態になることを 意味すると思うんですけれども そういうことも起こるかもしれない だから早く連邦債務上限を引き上げる ことしなければいけないことですね。 しかし、ここが大事なとこなんだけども 実は今年の1月にね 1.9兆ドルだっけ?のその追加予算を 成立させるために 民主党はすでにReconciliation リコンシエーションと呼ばれる 単純過半数で無理やり予算を通してしまう という手法を 1月に使ってしまってるんですよ。 それでReconciliationというのは そのアメリカ政府、議会が紛糾した時に アメリカ政府の予算が決まらなくなって 政府の機能が 機能不全に陥るとよくないよね そういうことを避けるために 特別の特例として許されてる その予算成立のさせ方 ウルトラCのテク それがリコンシリエーションと呼ばれる 例外条項なんですよね。 それをもう1月に使っちゃってるんで 今回連邦債務上限の引き上げにもう1回 それを使うっていう風に民主党は 言ってんだけども それに対する反発は非常に強いわけですね そして民主党の議員の中にも こんなことでいいのかなっていう風に わだかまりを持ってる議員さんっていうのは いると思うんですよね。 それに加えて 今はインフラストラクチャー法案というのが 別に動いてるんですけれども それもリコンシリエーションを使って つまりスーパーマジョリティー、60%の賛成 ではなくって、上院でね。 51%の賛成だけで法案を通してしまう それがまあリコンシリエーションと呼ばれるもの なんだけれども そういうウルトラCを1年に3回も連発する それが常態化しちゃうと そもそも、なぜ上院で、 Super Majority(スーパーマジョリティ) つまり51%という低いハードルじゃなくて 60%以上の高いハードルでもって賛成された 法案じゃないと通しません、ということが その政府の財政に関する 財政にインパクトを与える法案は 全てそういうスーパーマジョリティに ならないといけない という原則があるんですよね なぜそういうものが設定されてるかと言うと それを設定しなければ 国の財政規律がむちゃくちゃになるから という懸念があるんでね それでスーパーマジョリティという一つのけじめ、 ディシプリンそれが設けられたんだけども そのけじめが今、民主党によって なし崩しにされてるということですよね だから連邦債務上限引き上げ問題が 10月までに解決するか解決しないかということも 非常に大事なんですけども それよか、それ以前の問題としてね ちょっと態度が横着すぎない? なんでもありなわけ?っていうね そういうことがあるわけですよ。 それは債券の投資家の目線から言えばさ これ例えて言えば 株、みんな、株買ってさ、IPOしたばかりの 会社の株買って それでせっかく株価が上がってたのにさ その後にロックアップが切れたとかっていう理由で 株がどーっと新しい新株がどーっとでてきて それで株価が下がることよくあるよね あれによく似てるわけですよ、 連邦債務上限引き上げ問題ってのは。 つまり、財政規律がなくなると 政府はどんどんどんどん債券だせるわけだから そうすると債券の投資家からすればさ 「立つ瀬がないよね」っていうさ。 「ちょっと何とかしてくれよ!」 っていう気分になるわけでしょ。 だから、今、すでに、債券が売られてるわけですよ それで債券利回りが上昇してるわけですよ。 それは株式にとって 株式バリュエーション低くするリスクがあるという そういう説明をしています。 最後のポイントとして、中国恒大集団、 Evergrande、 それのデフォルト問題なんだけど 先週の木曜日かな?が、ドル建て債の 利払いの期限だったんだけれども 蓋を開けてみたら、誰も、利子を受け取っていない つまり、利子は払われなかった、と。 デフォルトだった、ということですよね。 しかし中国の社債のルールでは、1か月間の 猶予があるんで、 正式にデフォルト認定されるまでには まだあと一か月間の期間があります。 しかしありていに言えばね もうその1か月間になんとか駆け回って 利払いがされる可能性っていうのは 絶望的だと思うんですよ。 なぜかというと色々債権者 つまり中国恒大集団に対して 貸しを作ってるそのステークホルダーね 例えば建設会社がマンション立てて その工事代金をまだ払ってくれてない 早く払ってください じゃないと、職人さんたちにお給料が払えない というような問題が起きてるわけでしょ あるいは中国恒大集団の造成した団地ですよね その団地を買ったマイホームの購入者は もうマイホームが建たなければ その投資したお金が全損になるわけでしょ。 だから今、中国恒大集団の本社の前に行ってさ 座り込んだりさ、寝そべって、ワーーッっと その癇癪を起こしたりなんかりしてる そういう人もいるわけですよ。 だからそういう人たちに対する弁済と言うか 支払いと言うか保証と言うか それを最初にやるべきであって 海外の機関投資家なんて、 べつにどうでもいいわけですよね。 そういう順位から言えばね だからある意味、ドル建て債の利払い、 海外の機関投資家に対して その支払いがなされるかどうかということに フォーカスするということ自体が 非常に何て言うか自体を甘く見てるというか そんなの、もう駄目に決まってるじゃん? という風に俺なんかは思うんだけどね まあ、そういう状況になっておる、 ということですよね。 だからここまでの話をまとめると 1.業績予想がどんどん下がってきてるとかさ 2.金利がどんどん上がってるとかさ 3.連邦債務上限問題が解決していない あるいは、 4.中国恒大集団の問題とかね という風に、不透明要因というのはいくらでも あるわけでしょ? だから、なぜ、値ごろ感からそろそろ買いかな? っていう風に、みんなは出ていけるわけ? 僕は、出ていけないよ? 全部を勘案すれば チャンスを逃すリスクと、 スコーンとやられるリスク どっちが大きいかというと、後者のほうが はるかに大きいと思ってますよ。 だから、リスク、リワード的に、今は見合わない リスクをとることが見合わない、という風に 僕は考えています。 だからしばらくは、cautious(慎重)なスタンスを 維持する、そういうつもりでいます。

          【じっちゃま】今、米国株を買うべきでない5つの不確定要素【広瀬隆雄】

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          【じっちゃま】マルケタ【MQ】は買い。Amazonよ、聞け。【広瀬隆雄】

          Amazonがアファーム・ホールディングス【AFRM】の後払い決済(BNPL)を導入した。 Direct implementation(ダイレクトインプリメンテーション)という方法で、アファームを直接つなげる方式だ。 つまり、マルケタ【MQ】を噛ませずにアファームを導入したことになる。 このことがマルケタ【MQ】に与える影響、そして、Amazonのこの一手が悪手であったことを広瀬隆雄が分析する。 Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こしです。 他がぜーんぶマルケタ【MQ】入ってるんですよ だから、競争が激化して みんながドンパチやればやるほど、 マルケタ【MQ】はどうせ儲かるんですよ。 マルケタ【MQ】は、amazonには採用されなかった ようですけれども ホールド、買いでよろしいでしょうか? はい!それに関しては一言説明しておくと amazonはDirect implementation (ダイレクトインプリメンテーション)という方法で アファーム・ホールディングス【AFRM】を使います。 Direct implementation (ダイレクトインプリメンテーション)というのは amazonのサーバーにアファームを直接 ドッキングする つまり、マルケタ【MQ】を噛ませないということ ですよね。 でなぜアマゾンはどういう風にしてるかというと 彼らにはそれができるから その技術力的に的にね。 それができるから。 だから独自にやる、という判断に 至ったんだと思います。 それはそれでいいんだけども 僕は、amazonの判断っていうのは大間違いだった と思っています。 大間違い。 それは、どうしてかというと BNPL(Buy Now Pay Later,後払い)はね、 いずれずっこけると思うんですよ。 そしていずれ社会問題になると思うのね。 社会問題になった時に amazonは、「なんでBNPLをやったんだ!?」と 「お前のやっていることは銀行業務じゃないのか
!?」という風に 糾弾されるリスクがあるんですよね でそうなった時にDirect implementation (ダイレクトインプリメンテーション)をしていれば つまり自社でamazonのサーバーに アファームをドッキングしていれば もう逃げることできないと思うんですよ。 答弁としてね。 そこでアファームを一つ噛ませていれば 「ちゃんと別会社を噛ましています。」 「うちは銀行業務は行ってません。」 その屁理屈を言うか 逃げ口上は使えることができる 使うことはできると思うのね。 でもそのamazonがダイレクトでやってたら そういう逃げ口上は使えないと思うんですよ。 そこが間違ってると思うのね、僕はね。 で、マルケタ自体はAmazonに一枚噛ませて もらえなかったということは 残念なことですよね。 商売のチャンスを逃したんで。 だけれども、全体的に見れば それほどマイナスではないと僕思いますよ。 なぜかと言うと 別にBNPL(Buy Now Pay Later)はアファームだけが 専売特許じゃないからです。 アフターペイも、ものすごく、腐るほど アメリカ自分にばらまかれてるし クラーナ(Klarna)も腐るほど いろんなサイトで使われています。 だからアファームが独壇場なんじゃなくって アフターペイもクラーナも いろんなサービスが入り乱れて 乱戦模様なんですよ。 激戦地なんですよ。 それでamazonのアファームのボタンだけが マルケタが入り込めなかっただけで 他は全部マルケタ入ってるんですよ。 だから競争が激化して、みんながドンパチやれば やるほど、マルケタはどうせ儲かるんですよ という構造になってるんですよ。 だから心配する必要はない。 日本人はまだBNPLのボタンが それほど大ブームを巻き起こしてるということに 気が付いていないから。 amazonは、むしろ遅れてるんですよ。 出遅れてるですよ、BNPLにね。 だから今BNPLのボタンなんて、 どこにでも掃いて捨てるほどありますよ。 なんでそのもっと言えばAmazonは、防戦のためにね 自分のフランチャイズを守るために ディフェンシブな動きとして BNPLのボタンを実装したという風な見方すら できると思うんですよね でこの分野はまだまだ成長すると思う。 (BNPLは、)爆発的に成長すると思う。 だから来期、その次の決算とかは アファーム【AFRM】も期待していいし マルケタ【MQ】も期待していいし それから、アフターペイを買収した スクエア【SQ】も期待していいし とにかくカテゴリー全体が 爆発的に成長すると思います。 で、それが行き過ぎると、大脱線すると思うのね。 だけれども、それは、今ではない、ということね。 今は強気のスタンスを崩さないでください。 でも、将来は、大きな禍根を残すと思います。

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          【じっちゃま】俺が下げ相場でも空売りをしない理由を話そう【広瀬隆雄】

          ショート(売り)から入ることの難しさ。 空売りをあえてしない広瀬隆雄の考え方とは? Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こしです。 勝てば勝つほどその売りポジションは小さくなる 訳でしょ? そうするとポートフォリオに対する その空売りのポジション 勝ちのポジションのインパクトが 小さくなってしまうんですよ。 Q 9月の下げ相場でも空売りしない理由 を教えて下さい。 その理由は、空売りしても1回転取れるだけ 下がるかどうかの、自信がないからです。 もっと言えばね 売りから入るっていうのは ものすごく難易度高いんですよ なぜかと言うと 1.空売りするときには、借株しなきゃいけない その借株のコストがパフォーマンスを悪くする。 2.空売りで勝ったポジション、つまりまんまと 株価が下がったポジションというのは 勝てば勝つほど もの売りポジションは小さくなるわけでしょ。 そうするとポートフォリオに対する空売りポジション その勝ちのポジションのインパクトは 小さくなってしまうんですよ。 そのような理由から 空売りを仕掛けて、まんまとそれが的中した場合 ヘッジファンドのマネージャーは、追い打ちで さらにその銘柄をショート(売り)したりなんか するんですね。 そういうふうにしてるうちに どんどんどんどん株価が下がってる銘柄に どんどん沢山の株数をショート(売り)する という現象が起きます。 それは(上に)担がれた時(株価が上昇した時) にすごく危ないよね。 だから、何が言いたいかというと 空売りの時に必要な技術と ロング(買い)で投資する時に必要な技術 で言えば 空売りの方の相場技術のほうが2倍くらい sophisticate(洗練)されてないと 上手くトレードできない。 僕はそんなトレード上手くないんで そういう空売りすることばっかりを考える というのはまあ 「下手な考え休むに似たり」でね 自分の時間の使い方としてはクソな時間の 使い方なんで、そういうことはしない ということですよね。 投資始めたばっかりの人の特徴としては 自分の力をものすごく過信してるよね。 ものすごく過信してるwwwだから 「広瀬さん、相場下手だ」とか、そういう風に 言ってもらうのは全然構わないんだけど、 実際、相場下手だからさ でも、みんなと僕の違いっていうのはさ 僕は自分の限界もよくわかってる。 だから、無理しない。 でもみんなはあれも試しこれも試し っていう形で、いろいろ試してみるのが 面白くてしょうがない そういう人達ですよ だから例えばのテクニカルを手がかりに、 自分はトレードしてます!って人が 居るわけだけども そういう人がどういう風に その支持線とかレジスタンス線とか そういうのを引いてるか あるいはどんなオシレーターとかそういうの 使ってるかそういうの 次から次から どんどんどんどん出してくる人がいるんだけども そういう様子を見れば その人がどれくらいsophisticate(洗練)された トレーダーなのかってのは 一目で分かるよね なぜかと言うと ダメな奴は頭の中が整理されてないから。 年季の入ったトレーダーっていうのは 頭の中が整理されてるから 結論は一つか二つなんですよ。 分かります? だから"A progress in thinking is a progress toward simplicity." つまり、てめぇ(自分)の考えが進化した、あるいは 進歩したというのは なに で分かるかというと その考えが洗練されれば洗練されるほど シンプルな結論になっていくから。だから シンプルな結論が出せない奴ってのは やっぱ修行が足らないし、頭も悪いし、 相場も上手くない そういうやつが、ごちゃごちゃごちゃごちゃ あーですかねーこーですかねー そういうことを質問しまくりになるわけですよ 分かります? そういうことを心がけながら どうやってその自分の色んな考えをdistilled (蒸留)して 熟成したウイスキーみたいにさ ピュアなものだけを抽出する エッセンスだけを抽出する そういうことを相場を考える上で、 みんなも励行してほしいという風に思います。

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          【じっちゃま】中国経済鈍化の影響を受けそうな企業とは?【広瀬隆雄】

          Q: LVMHのような、中国経済の鈍化で 影響を受けそうな企業を教えてください。 広瀬隆雄(じっちゃま)が視聴者の疑問に答える! LVMH スターバックス【SBUX】 ナイキ【NKE】 ヤム・チャイナ【YUMC】 フリーポートマクモラン【FCX】 BHPビリトン【BHP】 リオ・ティント【RIO】 ヴァーレ【VALE】 スターバルクキャリアーズ【SBLK】 Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こしです。 Q: LVMHのような、中国経済の鈍化で 影響を受けそうな企業を教えてください。 ラグジュアリーグッズのセクターなんかは 悪影響を受けると思いますよね。 とりわけLVMHは中国で成功してた企業 なんで影響を受けざるを得ないと思います。 その他例えばナイキとかね あるいはスターバックスとかそういった会社も 中国に対するエクスポージャーありますよね。 あるいはヤム・チャイナ【YUMC】とかね。 そういったところが心配です。 あるいは工業セクターでいうと フリーポートマクモラン【FCX】とか。 BHPビリトン【BHP】 リオ・ティント【RIO】 それからブラジルのヴァーレ【VALE】 それから スターバルクキャリアーズ【SBLK】とかね これは海運になりますけれど そういったものなんかも 気をつける必要があると思います

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          【じっちゃま】いま中国、そして中国恒大集団で何が起きている?ミンスキーモーメントとは?【広瀬隆雄】

          いま中国で起きている現象はミンスキーモーメントというものではないか? ミンスキーモーメントの解説。 中国がなぜそういった状況に陥ってしまったのか、その影響を受けやすいセクターとはどこなのか。 広瀬隆雄(じっちゃま)が解説! Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こしです。 典型的なミンスキーモーメントと 呼ばれる現象だと思うんですよね ミンスキーモーメントってなんだ? ということなんですけれども それは資産価格が突然大きく値下がりして それが引き金となって信用のサイクルとか 経済のサイクルが暗転する瞬間 それがミンスキーモーメントです。 もう1回、きっちり定義します。 ミンスキーモーメントとは 資産価格が突然大きく値下がりして それが引き金となって 信用のサイクルや 経済のサイクルが暗転すること それがミンスキーモーメントです。 この名前はどっから来てるかと言うと 経済学者ハイマン・ミンスキーという方から 名づけられているわけですけども ハイマン・ミンスキーはセントルイス ワシントン大学の経済学部教授ですよね。 もともとシカゴ大学の経済学部で勉強して その後 ハーバード行った方だと思いますけれど、 非常に有名な経済学者ですけれども 彼の理論はね すごく噛み砕いて説明すると 経済活動のその拡大、それと信用の創造 それはまぁ理想的には 二人三脚で増えていかなきゃいけないんだ けれども必ずしも常に二人三脚ではなくて 信用の方が急に成長してね また戻ってきたりとか そういう風に その蛇行することがあるという風に 彼は主張している訳ですね。 それで信用の創造が ある時点から経済活動よりも速いペースで 膨張し始めた時 投機の要素がどこに入り込んで さらに終盤近くになるとね 今借りてるお金の返済やり国のために 新たな借り入れをするというような いわゆるポンジスキーム的なねそういう ことが横行し始めて それがある時点で計測不可能になって 信用の崩壊が起きるんだというのが 彼のセオリーですね。それをもって ミンスキー・モーメントっていう風に 言うんですけれども 現在、中国恒大集団evergrandeが 経験してる利払い不能 これは、ミンスキーモーメントの 典型的な例だと思うんですね その他にミンスキーモーメント、どんな例が あるかというと 例えば、2008年のリーマンショック あれなんかもミンスキーモーメントだったと 言えると思います。 中国では国内の事業会社の負債 会社の借金ですよね それがGDPに占める割合が 2008年には135%くらい だったんですけれども 2018年には250%に増えました。 つまり企業の借金はどんどんどんどん 大きくなってるということですね。 2008年以降中国の経済のアウトプット つまり生産ですよね。 それは年率、目の子で6%くらいで成長 してきました。 その一方で信用成長は2008年以前はね 経済はアウトプット同じ6%で 成長してたんだけれども それ以降は一気に15%20%25%という 形で 経済のアウトプット成長よりも遙かに高い スピードで 信用が拡大、急膨張したんですよね その結果として ここが大事なとこなんですけども 今、GDPを1%押し上げるために必要な 信用の増加 それが5%くらい、つまり、1:5くらいの比率に なっちゃってるということですよね それは何を意味するかというと それだけ経済が非効率になってる お金をどんどんどんどんぶつけても 携帯がなかなか成長できなくなってる という状況だと思うんですね ちょっと一歩下がって 今ものすごく低開発国のケースを 考えてみたいんですけれども 中国も1980年代はそういう立場に あったわけですけども 共産主義で 市場経済と隔離されたところで 経済運営がなされてたので 非常に貧しい国だったし そこにちょっと資本を投下すると 安い労働力で加工輸出で安くもの作って 生産して 海外に輸出できるんで それがほんの少しの資本投下が GDP成長に与える影響って ってのは物凄く大きいわけですよ 効率よいわけですよ。 同じようなことは 例えばバングラデシュとかね そういう低開発国でも あの最初はそうなんですけども 最初はそういう形で 急成長するわけだけれども だんだん経済規模が大きくなってくると 追加的に投入する信用 あるいは資本という言い方しても良いけれど それがもたらすリターンは だんだんだんだん減っていくわけですよね 今はGDPを1を押し上げるのに 信用は5投入しなければいけない という非効率になってる。 それは永遠には続かないよね なぜかと言うと 経済を成長させるためには、 もっと借金しなきゃいけない もっと借金すると、その借金の返済利払い、 あるいは元本の返済 そういったものに余計お金がかかる という形で 雪だるま式にその負債が大きくなるわけ ですよね。 今の中国はそういう状況になってます。 それが今回の中国恒大集団が直面している 問題の根本的な理由 経済学的な理由ってのは そういうことになると思うんですよね。 中国の場合ね、新しい信用の多くは 政府系企業に、それも公共セクターの 重厚長大の会社に割り振られます。 で、ところが、 そういう政府系企業ってのは 従業員が30万人もいるような企業が 結構あったりなんかして 非常に非効率なんですね そうすると中国の中には 非常に効率経営されて 生産性の高い企業もあります 例えばアリババとかねテンセントとか そういうネット企業とかはいい企業ですね だけどもその一方で悪い企業もある 今中国で起こってる事って何かと言うと そういう良い企業からお金をむしり取って それを非効率な企業に渡してる ということが起こってるわけですよ。 だから、どんどんどんどん 非効率になってるということですよね。 それは不健康なことなんだけれども ある程度今まで問題が表面化せずに やりくりできてきた一つも理由は 中国では国内の資本の蓄積が 非常に進んでます その関係で外貨建ての借入が少ないという ことですよね。 それがリスクを小さくしている。 さらに政府の債務がGDPに占める割合 これが非常にちっちゃいということですね それらの理由から 今回結構 ギクシャクするかもしれないけれども 問題が大問題に発展しないかもしれない その一方で中央政府の債務だけを見てて 見てては中国全体としての 債務の大きさってのは分かんないんですね なぜかと言うと中国という国は 地方政府がたくさん借金してるから え、地方政府の債務は 中央政府の債務とは別腹であって 計算に入ってないことが多いですね しかもその地方政府の債務は 理財商品のような形で 飛ばしの対象になっててオンブック つまり帳簿にきっちり現れてない 実態が分からない そういった債務もあるわけですよね だから額面通り受け取ることは できないと思います。 幸い中国の今の信用市場というのは 大部分の参加者が中国国内の金融機関です だから海外の機関投資家が受けるダメージ これは限定的だと思います しかし信用の緊縮は 例えば不動産、あるいは建設セクター それを直撃すると思うんですね 実際に中国恒大集団は 今開発中の不動産案件 建設途中のビルとかね そういうのが、いくつもあるんだけれども 資金繰りがつかなくなって もうその建設を断念しなければ いけなくなってるんですよ そんな風な感じで 建設に着手することができないということで 建設需要とかね そういうのが 落ち込むリスクがあると思います 具体的には 例えば銅、鉄鉱石、石炭、ばら積み船 そういったその景気敏感な、そう素材とか そういうセクターですよね。 それらは、 これからスローダウンすると思います。 今中国ではデルタ変異株が蔓延してて で、もう一回コロナ対策のロックダウン みたいなのが一部で行われています。 その関係もあって 消費は100%力を発揮できていないというか 消費のほうもスローダウンしている。 だから悪い時に悪い事が重なってて 今ちょっと中国のoutlookってのは 非常に不透明になってますよね それが今起こっていることじゃないかな という風に思います

          【じっちゃま】いま中国、そして中国恒大集団で何が起きている?ミンスキーモーメントとは?【広瀬隆雄】

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          【じっちゃま】世界経済は冬の時代へ。買うべき株は?【広瀬隆雄】

          世界経済は冬の時代へ。 しかし金余りは続く可能性が高い。 一方中国は、日本の失敗を生かせず破滅の道へ。 冬の時代の投資戦略を広瀬隆雄が語る。 ドキシミティ【DOCS】 アップスタート・ホールディングス【UPST】 ディーローカル【DLO】 スノーフレーク【SNOW】 パランティアテクノロジーズ【PLTR】 CS・ディスコ【LAW】 Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こしです。 アメリカ一点集中 9月10月の下げの後で すごい買い場がアメリカ株に来るかもしんない 今がピークなんですよ 世界の経済成長 アメリカは今年通年で見ると GDP7%ぐらい成長すると思うけども 来年は3.3%くらいに、 それがスローダウンする 再来年は2.2%くらいにスローダウンする だからDown Down Down って感じで 減速していくわけですよ 中国はもっと恐ろしい形でこんな感じで 今 つんのめっているよね だから世界の二大経済 世界経済を牽引するエンジン役である アメリカと中国が両方ともこんな感じで スローダウンしてる状況で 世界がぐっと上がって行けると思います GDP的に。 そうじゃないでしょ? だからこれから冬の時代が来るんですよ 冬の時代が来る。 それに備えなければいけない。 つまり『成長』というものが出しにくくなる だからそういった厳しい環境の中で 成長を出してる企業は プレミアムで買われるという話をしてます じゃあその企業はどういう企業かって言うと さっき紹介したような企業ね ドキシミティ【DOCS】 アップスタート・ホールディングス【UPST】 ディーローカル【DLO】 スノーフレーク【SNOW】 パランティアテクノロジーズ【PLTR】とかね CS・ディスコ【LAW】とかさ そういう銘柄になっていくんじゃないかな という風に思ってます ただ今がそれらの銘柄の買い時かと言うと それはひょっとしたら そうじゃないかもしれない なぜかと言うと 9月10月の相場は 結構、 バコーンと痛い目にあうかもしんないからね だから、急いではないです。 僕は急いでない。 でもその辺に 物色が集中する可能性はあるな という風に思ってる もう一つ大事なことを言うと 金余り状態。世界の金余り状態ね それは今後もあんまり変わんないかもしんない テーパー(金融引き締め)の環境でも 変わらないかもしれない なぜかと言うと 今説明したように 世界の成長は下がってく そうすると企業の資金ニーズ という観点から話をすれば それほど資金ニーズは 旺盛ではないかもしれない 過去、2年間に、しこたまそれらの企業は 資金調達したわけね、すでに。 社債を出すとか 株式を出すとかっていう形で カーニバルなんかも資金潤沢だし ズームビデオなんかも資金調達したし 資金調達すごく多かったんですよ それは何を意味するかと言うと もう間に合ってますいう形で 企業の資本の砦としての企業の活動は それほど活発じゃないかもしれない というふうに思ってんのね 僕はね。 それは何を意味するかと言うと 行き場を失ったお金が 特定の場所に集中しやすい という話をして ます景気が悪くなるんだから 金利は比較的低い水準に抑えられたまま もちろんテーパーはやりますよ。だけれども 11月ぐらいからテーパーに着手して 来年の6月ぐらいに 完全にテーパーが終了して そっから、さあ利上げできるよ というポジションに着くわけだけども そこですぐに利上げをを発表するかと言うと パウエル議長は「ちょっと待ってください。」 「テーパーの終了」と「利上げ開始」 を自動的に そのバックトゥバックで連動してる という風に考えないで下さい 「その二つは切り離して考えてください」 という風に パウエルを言ってるわけでしょ 僕はそのガイダンスてのは正しいと思うよ 来年の6月になっても じゃあ利上げかと すぐ利上げかという風に 投資家がみんな身を固くして その鈍器の一撃を 今か今かと身構えて待ってるんだけども 全然来ない あれこないじゃん?っていう形で 利上げがお預けになるかもしんないんだよ だからハイパーグロース株が良い という話をしてます 長期的な展望の話をすればね もう一つくどいけども、もう一個加えると 今中国もすごくスローダウンしてる ってことはだよ 経済が活発だと、 経済活動が活発だということは 資金需要も旺盛なわけですよ 基本はどんだけでも持って来いよ それも食うよ それも食うよって感じで 大食漢みたいにさ ゴボゴボゴボゴボ資本を飲み込んで そしてまたガリバーみたいに大きくなる そういう企業が出てくるわけだけども そういう性格があるわけね だけどもその不景気だったらさ みんなそういうことし ないでしょ 慎ましくしょぼんとしてさ 爪に火をともすようなさ そういうなけなしの金でやりくりする 今の日本みたいにさ だから、需要が全然ない、ものが売れない 誰も車買わない旅行も行かない みんなじっとしてる そういうレジームに今 中国はどんどん入って行こうとしてるわけですよ 自ら ホント馬鹿げた話なんだけども でもそういう方向に行っちゃってる。 なんかね。 これってひょっとして いつか来た道じゃありません? っていう風にwww俺なんかはww 思うんだけどね。 中国の皆さん 日本の二の轍は踏まないという風に あれほど言ったじゃないですか 今あなたがやってること見てください。 それはそっちいっちゃだめだ!! それは日本が行った道だぁー!っていう風に 僕なんかは思うよね。 カサンドラ的だけどね。 それはグローバルなコンテキストに翻訳すれば じゃあ世界の資本はどこに行くんですか って言うとアメリカ一点集中だよ。 アメリカ一点集中。 だから、9月10月の下げの後で すごい買い場がアメリカ株に来るかもしれない。 そういう話をしてます。

          【じっちゃま】世界経済は冬の時代へ。買うべき株は?【広瀬隆雄】

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          【じっちゃま】格言:レーバーデー明けはじっくり相場を見よ【広瀬隆雄】

          アメリカでは、9月の第1月曜日がレーバーデー(Labor Day. 労働者の日)で、法定休日となっている。 4月が新年度である日本人とは違って、アメリカ人はレーバーデー明けの1週間くらいは「心機一転」のこころもちである。 レーバーデー明けに、投資家はどう行動すべきか、広瀬隆雄が語る。 Takao Hiroseチャンネル↓ https://www.youtube.com/channel/UCUBsNuW9TFDO5TNIc6OnLww じっちゃまのnote(定期購読がオススメ)↓ https://note.com/hirosetakao/ じっちゃまのTwitter↓ https://twitter.com/hirosetakao 以下、動画内容の書き起こしです。 リーマンショックの時みたいに、 レーバーデー明けの日からさ 相場がこ~んな感じで グジャグジャになってさ もう2週間くらいの間に うえ”え”え”え”え”え”~ 月曜日は何だ、 レイバーデーですよね で、レーバーデー明け つまり7日火曜日の立会い 7日の日は 売ったり買ったりせずに じっくり株式市場の動きを見て下さい それでよくあるでしょ あの株価マップって言ってさ 緑色とか赤色でどの銘柄が上がった どの銘柄が下がったっていうのを 一目で 四角い積み木みたいになってて マーケットの様子が 一目で全部見て取れるマップがあるよね ああいうの利用するのもいいと思います それでどのセクターが買われて どのセクターが売られてるのか それを、よーく観察してください。 僕は1988年にアメリカ来て ニューヨーク来たんだけども その1988年に、古株のセールスマンで Garyっていう じっちゃま居たんだけども そのGaryが僕の様子見ててね それで「隆雄~。今日がどういう日か 分かってんのか、お前?」 「9月の7日だよ。」 「レーバーデー明けの日なんだよ。」 「レーバーデー明けの日は、客になんか 電話しなくていいよー」 「1日、ずっとスクリーン見てろ」 「そして感じるものを書き出して 僕に提出しなさい。」 何それwww宿題!?www っていう感じでさww そういうことを教わったわけね。 Garyさんから。 Garyのお母様というのは、非常に 立派な方で ニューヨーク証券取引所で 最初の女性会員を許された人なのね そういう、ま、証券会社一家なんだけどさ だからもう体の中に 証券マンの血が流れてるんだけども そのゲがGaryってた事って何かと言うと 突き詰めて言えば レーバーデー明けの9月7日というのは アメリカ人が さあ、今日から新年度だ! 気分一新頑張るぞ!! 新年度の抱負とか言ってさ アメリカ人が今年はこれをやろうと 今年はこういう投資は避けようとかさ そういうふうに心機一転して 頑張る日がその日なんですよね で、過去の経験則で言うと 新しいトレンドが起こりやすい その時にね で、年によっては 例えば、2008年だっけ? リーマンショックの時みたいに レーバーデー明けの日からさ 相場が、こ~んなかんじでさ ぐちゃぐちゃになってさ あれよあれよと言ってる間に もう2週間ぐらいの間に 「えええ、ぎゃー!、止めてくださいー!」 って感じでさ。 グッチャグチャになったわけでしょ その起点はどこだったかと言うと レーバーデー明けの日ですよ 或いは1929年の暗黒の木曜日 あの日もレーバーデー明けの日に 何だっけ? バブソンだか、ちょっと名前忘れたけども 何処かコネチカットか何処かの ニュースレターのおっさんがさ 「警告!」とかって言って なんかそういう 「私は相場に対して警鐘を発する!!」 とかっていうような そんなようなニュースレターを出して それがマスコミに報じられて そいでそっから、グワーッと 1930年代の大恐慌が始まったわけでしょ その起点がレイバーデー明けの9月7日だった わけですよね だから明日明後日 火曜日の立会いっていうのは 大事な大事な大事な日だから そのよく観察して下さい その週は大事だよね 火曜日だけが大事じゃなくって 1週間ぐらいかけて 今週ってどうだったんだろう というのをじっくり考えてみる 癖を付けてください

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