【FIREの実現講座】ステップ④：投資する

皆さん、ボンジュール！投資家Cuberです。

【FIREの実現講座】ということで、この記事シリーズでは、FIREを実現するために、各ステップを詳細に説明していきたいと思います。
今日は、FIREの最後のステップ、「ステップ④：投資する」ということで、どのように投資すればいいのか、ご説明をさせていきます。
次の記事では、いつFIREできるのか、そのタイミングを明確にするために、どうすればいいのか、詳細に紹介していきます。

それでは、今日は、FIREの「ステップ④：投資する」、ということで始めていきます。

①なぜ投資しなければならないのか？

FIREのステップ①では、収入の40％以上を投資用の貯金に入れて、そのお金で投資していくと説明してきました。
では、なぜ、投資をしなければならないのか。
FIREの「経済的独立」を実現するために、自分の資産を増やしていかなければなりません。
この資産にあるお金から、仕事をしなくても、生活費をカバーできるようになりますので、FIREを実現するタイミングを早めたいほど、大きな資産が必要になります。
つまり、貯金するだけでは、お金が増えませんので、資産を増やしていくためには、投資をしなければなりません。

「投資」と聞くと、専門知識がないとできない、と思う人が多いと思います。
でも、そんなことはありません。
実は、投資は、意外と簡単です。

②長期間投資

今日は、もちろん、長期間の投資について説明していきます。
長期というのは、10年間、20年間、またはそれ以上の期間になります。
この長期間の投資は、FIREを実現するための資産を生み出していきますので、基本的には、投資したお金は、FIREするまでに触りません。

数日間または数カ月間の短期投資もありますが、FIREでは対象外となります。
投資については、あまり経験のない人とかは、短期投資をやってしまうと、損する可能性が非常に高いので、長期投資に集中していただければと思います。
特に、FIREを実現するために、時間を掛けてコツコツと資産を作っていきますので、長期投資で十分達成できます。

③何に投資すべきなのか？

それでは、FIREを実現するために、何に投資すればいいのか、見ていきましょう。
なう、こちらは以前の記事でも詳細に説明していますので、今日は簡単にまとめていきます。

　・投資信託とETF

まずは、一番大切なのは、投資信託とETFです。

投資信託とETFは、どちらも投資信託ですが、大きな違いとして、ETFは上場している投資信託になりますので、ETFは株式として購入できます。

投資信託は何が良いかというと、1つの銘柄に投資するのではなくて、複数の銘柄に分散投資ができます。
具体的には、1つの銘柄に投資してしまうと、その変動が激しくなりますし、今後の動きを予測できませんが、複数の銘柄に同時に投資しれば、今後の動きを読みやすくになります。
つまり、投資のリスクが大幅に低減できます。
投資信託の種類はたくさんありますが、一番おすすめなのは、相場全体をカバーする投資信託です。
日本相場に投資したい人は、日経平均株価やTOPIXの投資信託があります。
アメリカ相場に投資したい人は、NYダウ、S&P500、NASDAQの投資信託があります。
また、世界を全体的にカバーする投資信託もあります。
この相場全体をカバーする投資信託は、基本的には長期間で見ると、上がります。

例えば、アメリカのS&P500は、過去のデータを確認しますと、1980年から2020年までに、毎年の配当金を再投資した場合は、年間８％の金利がありました。

　・債券

次に投資するのは、債券です。

債券というのは、簡単に言うと、国や企業などが資金調達のために発行する借金になります。
自分でその借金を買って、国や企業にお金を貸し出します。
債券のメリットとしては、償還期限（しょうかんきげん）というものがありまして、その期限までに債券を持てば、買った時より値段が下がったとしても、貸したお金は丸々戻ってくる保証があります。
あとは、利息も付きますので、毎年この債券を持つだけで、お金がもらえます。
この利息は、債券の利回りから決まっていますので、債券を選ぶ時に、利回りを確認するようにしてください。

　・コモディティ

最後に、投資するのはコモディティになります。

コモディティというのは、エネルギー関係だと原油やガソリン、貴金属だと金やプラチナ、穀物（こくもつ）だとトウモロコシや大豆。
つまり、コモディティと呼ぶ銘柄は、生活に使われている「商品」になります。

ここは、おすすめするコモディティは、金です。
金も、長期間で見たら、変動が結構激しいですが、基本的には値段が上がります。

④投資ポートフォリオの構成

では、何に投資すればいいのか見てきましたが、最後に、どのぐらい投資すればいいのか、投資ポートフォリオの構成を説明していきます。

投資ポートフォリオというのは、自分の投資資産を表すものですので、先ほど説明した３つの投資であれば：投資信託は何％、債券は何％、コモディティは何％。

FIREを実現するために、長期投資を行いますので、その割合には特に正解がありませんが、投資信託を多めにすればいいです。
債券の値段は基本的にはあまり変動しませんし、金の変動は激しいですので、投資信託を優先にしましょう。
僕の場合は、自分の投資ポートフォリオは次の構成になっています：
投資信託は70%、債券は20%、コモディティは10%

もちろん、ご自身でこの割合を変えて頂いても問題ありませんし、そもそもこの割合や投資したものをいつでも変えることができます。
例えば、年1回、各投資の結果を確認して、どうしてもダメな投資があれば、変えて頂いたほうがいいと思います。
ただ、変える時には、同じカテゴリのものに入れ替えるようにしてください。
例えば、投資信託を入れ替えるのであれば、別の投資信託に変えてください。

⑤投資する際に守るべきルール

最後に、投資に関しては、間違いなくお金を増やしていくためには、次の５つのルールを守らなければなりません。
こちらも、以前の記事では説明していますので、今日は簡単にご紹介します。

　◆ルール１：非課税制度を使う

1つ目のルールは、非課税制度を使うことです。
つみたてNISAなどの非課税制度を利用することで、投資で得られた利益は非課税になりますので、積極的に使っていただきたいと思います。

　◆ルール２：一貫して投資する

２つ目のルールは、一貫して投資することです。
FIREの「ステップ①：貯金する」の記事でも、説明しましたが、必ず毎月、収入の40％以上を投資するようにしてください。
投資するお金が大きいほど、最終的に得られる利益が大きくなりますので、しっかりと毎月投資してください。

　◆ルール３：投資するタイミングを計らない

３つ目のルールは、投資するタイミングを計らないことです。
投資するタイミングを計ろうとする人は、非常に多いですが、毎回完璧に投資のタイミングを計ることは、無理ですので、相場が高くても、安くても、毎月同じ金額を投資してください。
長期間で見たら、そのやり方の方が確実に成功しますので、しっかりとこのルールを守っていただきたいと思います。

　◆ルール４：相場全体をカバーする投資信託に投資する

４つ目のルールは、相場を全面的にカバーする、低コストの投資信託に優先的に投資することです。
先ほど説明した通り、個別株式にも投資するよりは、相場を全面的にカバーする投資信託に投資した方が、長期間で見れば、必ず上がります。

　◆ルール５：待つ

最後のルールは一番簡単ですが、一番守りにくいルールです：待つことです。
コツコツと投資して、景気が良かったら、お金が増えていって、喜びますが、景気が悪くなったら、コツコツと投資してもお金が増えないし、逆に、減っていきます。
こんな時こそ、今までのやり方を変えないようにしてください。
FIREを実現するための投資は、「短期」ではなくて、「長期」です。
１年間や２年間、景気が悪くなっても、回復しますので、長く見たら、必ずお金が増えていきます。
安心して、お待ちください。

それでは、今までの記事では、FIREの４つのステップ「貯金する」、「出費をおさえる」、「借金をさける」、「投資する」をご説明させていただきました。
次の記事では、いつFIREできるのか、そのタイミングを明確にするための方法をご説明していきます。引き続き、よろしくお願いいたします。

2020年11月2日
投資家Cuber

※FIRE関連記事
・【FIREの実現講座】はじめに：FIREとは？
https://note.com/toushikacuber/n/n6e6fea13af59
・【FIREの実現講座】ステップ①：貯金する
https://note.com/toushikacuber/n/nbb7c18d06c03
・【FIREの実現講座】ステップ②：出費をおさえる
https://note.com/toushikacuber/n/n86ff34751264
・【FIREの実現講座】ステップ③：借金をさける
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・【FIREの実現講座】ステップ④：投資する
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・【FIREの実現講座】さいごに：FIREできるタイミングは？
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・【FIREの実現講座】追伸：勘違いしないでください
https://note.com/toushikacuber/n/n92c8ef5a2e5c