2030年に達成するFIRE計画を徹底解説【サイドFIREを選んだ理由】
皆さん、ボンジュール!投資家Cuberです。
以前、【FIREの実現講座】の記事シリーズでは、FIREを実現するための4つのステップ(貯金する、出費をおさえる、借金をさける、投資する)と、FIREできるタイミングを明確にするための方法を詳細に説明してきました。
実際は、僕もFIREを目指していますなので、今日は、僕のFIRE計画について説明していきたいと思います。
なう、僕は、「フルFIRE」ではなくて、「サイドFIRE」を選びましたが、その違いも合わせて解決していきます。
①フルFIREとサイドFIREの違い
◆フルFIRE
「フルFIRE」は以前の動画シリーズ【FIREの実現講座】で解決した、皆さんがイメージしているFIREとのことです。
要するに、全く仕事をしなくても、積み上げてきた資産を毎年4%で崩していくことで、毎年の生活費をカバーできる、という状態を達成したことになります。
例えば、年間の生活費は240万円(毎月20万円)の場合は、4%ルールを使って、それを25倍にして、FIREできるために6000万円の資産が必要ということになります。
この6000万円の資産で生活できますので、不労所得だけで生きていくことになります。
◆サイドFIRE
一方、「サイドFIRE」は、仕事を続けることになりますが、今より自由な仕事を選べるようになります。
具体的に、生活費は毎月20万円の場合、その半分の10万円は積み上げた資産から支給して、残り10万円は仕事の給与所得から支給するようになります。
つまり、今の仕事が嫌な人は、それより緩い仕事をしたり、週2回しか出社しなかったり、労働時間を減らしたり、自由に使える時間を増やすことができます。
もちろん、今の仕事が好きな人は、そのまま続けても全く問題ありません。
大切なのは、「続けてもいい」「辞めてもいい」という選択肢を持つことです。
つまり、自分の人生は自由であることです。
②サイドFIREを選んだ理由
「仕事を続けたら、FIREできたと言っていいの?」と思う人もいるかもしれません。
但し、僕も考えましたが、やはりフルFIREよりは、サイドFIREの方がよいと決断しました。
それはなぜかというと、フルFIREした場合は、次の問題が出てくると考えました。
◆社会とのつながりが激減する
フルFIREして退職すれば、仕事に対する面倒くさい面(通勤、嫌な上司、ストレス、残業など)が確かに無くなりますが、人と会えなくなります。
特に、平日中に皆さんが仕事している間に、時間がたくさんあったとしても、できることは全て一人ぼっちになってしまいます。
◆暇時間の活用に悩む
先の点を踏まえて、仕事を辞めたら、はやり暇になりますね。
以前の記事でも説明していますが、仕事の時間は職場にいる時間だけではなくて、朝の準備、通勤時間、帰宅時間などの時間も含んでいます。
一般的には、10時間から12時間程度だと思いますので、フルFIREすれば、毎日この時間が空くことになります。
僕も正直、「毎日どうしようかな」と考えた時に、非常に悩みました。
毎日ジムに行っても、毎日映画を見に行っても、毎日外食に行っても、中々10時間も使いませんね。
そもそも僕はそこまで冒険心のある人間ではなくて、新しいことに挑戦することをあまりしないので、毎日どうするかと考えてみたら、本当に困ります。
◆健康維持が厳しくなる
ジムに通って、体力を維持できる一方、精神的な健康も維持しなければなりません。
脳を動かすことも重要なので、その点については仕事が役立ちますね。
ある程度、本を読んだりできますが、それだけで物足りないと思います。
あとは、やはり、人とのつながりも、精神的なケアとして大事です。
◆不労所得だけの生活はどうしても不安
フルFIREはもちろん魅力的ではありますが、これから死ぬまでに不労所得だけで生きていくのは、中々勇気が要りますね。
理論上、「4%ルールで行ける!」と言われても、本当にこれから60年間で大丈夫なのか、どうしても不安になってしまいます。
特に、この4%ルールの前提は、年間5%(税引後4%)の金利なので、FIREして直ぐに相場が暴落してしまえば、資産が一気に減ってしまいます。
この状況を数年だけでも続けば、積み上げた資産が早いスピードで無くなっていく可能性が十分ありますので、個人的にはこの状況を避けたいと思っています。
③投資家CuberのサイドFIRE計画
ということで、僕は「サイドFIRE」を選ぶことにしました。
計画としては、まずは2030年までにFIREの資産を作り上げることになります。
具体的な数字まで説明しますと、以下の通りになります。
・サイドFIREの達成に必要な資産:3500万円
・年間の投資金額:つみたてNISA=40万円、個別=108万円
・予想年間金利:4%
・サイドFIRE達成後の生活費:月20万円
ここで、比較的に保守的な条件にしています。
配当金の再投資を配慮していませんし、あえて投資できる金額を低めにしています(今までは年間150万円以上を投資してきました)。
なぜこんな条件にしているかというと、「すぐFIREできるやん!わくわく!」と思ってしまうよりは、あえて「最悪でもこのぐらいの時間かかるか」にしたいからです。
要するに、2030年に達成できると予想していますが、それより必要な条件としては「3500万円の資産を達成する」ことになります。
なので、3500万円の資産がある時点で、サイドFIREできることになりますので、2030年より早く達成できるかもしれません。
3500万円の資産を達成できれば、生活費の半分(月10万円)を仕事で稼いで、残り半分はFIREの資産から支給します。
このサイドFIREの状況は2050年までに継続すれば、そこから全く仕事をしなくてもよい状況になりますので、その時に「仕事を続くか(サイドFIRE)」、「仕事を辞めるか(フルFIRE)」、考えていきたいと思います。
④サイドFIREを達成するための投資戦略
サイドFIREに必要な資産を達成するために、何も変えずに、今までと同じ投資戦略を継続していきます。
具体的に、毎月、つみたてNISAで33,333円(上限)と個人で9万円をコツコツと投資を続けていきます。
なう、貯金するお金は基本的には投資に回していきます。
緊急用の貯金(生活費の6か月分)を既に用意していますので、それ以上に貯金する意味がありませんので、積極的に投資していきます。
また、2020年末時点では、僕の資産は1200万円になります。
ブログ記事にしていませんが、YouTube動画ではこの資産を公開しています。
ここで、実際に何に投資しているのかも公開していますので、ご参考にしていただければと思います。
・まとめ
今日は、僕の「サイドFIRE」計画を説明してきました。
もちろん、世界の経済にもよりますが、あと10年間で達成できると予想しています。
全く仕事をしない「フルFIRE」よりは、少しでも社会とのつながりを残したい思いと、全く給与所得のない生活への不安から、「サイドFIRE」を選びました。
今後の記事では、定期的に僕の「サイドFIRE」計画について、進捗状況など、情報を更新していきますので、引き続き、よろしくお願いします! ^^
2020年12月14日
投資家Cuber
※FIRE関連記事
・【FIREの実現講座】はじめに:FIREとは?
https://note.com/toushikacuber/n/n6e6fea13af59
・【FIREの実現講座】ステップ①:貯金する
https://note.com/toushikacuber/n/nbb7c18d06c03
・【FIREの実現講座】ステップ②:出費をおさえる
https://note.com/toushikacuber/n/n86ff34751264
・【FIREの実現講座】ステップ③:借金をさける
https://note.com/toushikacuber/n/ne910d8f0514e
・【FIREの実現講座】ステップ④:投資する
https://note.com/toushikacuber/n/n9dd5b9223825
・【FIREの実現講座】さいごに:FIREできるタイミングは?
https://note.com/toushikacuber/n/n95ba4e67c23b
・【FIREの実現講座】追伸:勘違いしないでください
https://note.com/toushikacuber/n/n92c8ef5a2e5c
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