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形成され続ける世界    巻かれる種  作られる鳥の巣   Chris kyogetu

形成され続ける世界    巻かれる種  作られる鳥の巣   Chris kyogetu

 聖書では、信仰を地面に巻かれる種に例えられる。根づく人には根づき、芽が出て育っていくが多くの人は、種が枯れる。
私はどうだろう。何十年も聖書を読んだのに心もとない

 聖書は一人では読めない、神父が神学にもとに、本来の意味をたどりながら、解説し、信徒は子羊のように導かれながらも、
それぞれの地面を耕し、独麦にまみれながら、種を育ててゆく。心の見えない深層まで巻き込みながら、

 カトリック教会の現状を憂う田中節神父が重要視する信仰感覚はここで養われるのだろうか。わからない。

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 キリスト教作家のChris kyogetuは、小説のキイワードに鳥の巣を上げる。鳥は木の上に、ごみと木の枝を織り交ぜながら、巣を作りつがいで卵を産み巣から旅立つ、なぜ種でなく鳥?

 巣は、思考の流れ、概念の枠組み、心理の世界を見つめ、共通感覚の着地点を見つめる現象学の現れなのか。私はわからない。
木々の上にある巣の形成を見つめると空が広がり、羽ばたく羽の音が聞こえる。時間が砂時計のように動いてゆく。

 突然、木々がまいた種が大きくなったものだといつかわかるのだろうか。

 哲学とイメージ、信仰の世界が入り混じるChris kyogetuの文が私は好きだ。

https://catholic-i.net/koramu/・chriskyogetuの宗教と文学%e3%80%80③「営巣」/?fbclid=IwAR3hX5nJtlmrKQoKqHWcFl8ZZNjKmRG0t37T4hwbBIjj2y7vKJtRQQIVRIY

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