[ツアーナースのひとり旅]座間味・阿嘉@沖縄離島
「次は冬にホエールウォッチングをしに伺います!」と新婚旅行で訪れた後、気付いたら16年も経っており。
当時のお宿も廃業していたし今回はバツイチひとり旅という、なんだかなという状況。
結果的にお目当ての鯨より、その他絶景に英気を養えてたので、健忘録的に写真羅列で振り返ります。
今回の旅のちょい前までコロナで自宅療養していたので、体力的には万全でもなく。無理のない範囲で、ゆったり目的での旅。派手な動きは致しませぬ。
慶良間諸島の一部、座間味島・阿嘉島
前述した通り、
座間味は新婚旅行、阿嘉島は4年前に添乗でとそれぞれ1回訪れたことがあります。両島とも、修学旅行生が民泊で訪れる地でもあるので、ツアーナース業で訪れた方も多いのでは。
私がごちゃごちゃ書くより
島の魅力がよくまとまった外部サイトをリンクを貼るので、興味ある方はどうぞという手抜きでサクサク行きます旅日記。
公式含めていろんな紹介サイトを満遍なくチェックした中、実際訪れた上で魅力が一番伝わるなぁと思ったのが、icottoさんだったので推しつつ貼って起きます。
断固としてマリンスポーツをやっていなかったり、古座間味ビーチ・高月山展望台スルーかよ、など慶良間諸島を愛する人から見たら、もったいないと思われそうな浅い過ごし方をしておりますが、暖かく読んでね。
基本、クジラ以外はノープランで
□羽田↔︎那覇↔︎座間味の往復チケット
□2泊分の各宿
□ホエールウォッチングツアー
以上は確保しつつ、余白はノープラン。まぁ何もせず浜辺でお昼寝でもいいかなくらいでのんびり予定でいき
結局↑こうなりました。
1日目 羽田→那覇
午後イチで出発。
もうちょい早い便だったら当日中に、座間味へ移動できたのですが、そもそもANAのバーゲン片道7,000円を勢いで取ったのがベースなので選択肢は少なく。
離陸前に爆睡し、気付いたら着陸していたので記憶なし。おやすみ3秒。いつものことさ。
いきなりお土産から
こちらで書いた通り、ここ10年ちょい毎年訪れている沖縄ではありますが、あくまで仕事なんでね。
空港・国際通り共に再三訪れている割に、ちゃんと見る機会が少ないんですよね。特にも、コロナ禍は体調不良の生徒対応に追われて全然みれず。
今回は、数年で新しく出たお菓子を買ってみました。
帰ってから、美味しい!もっと買っておけばよかった!と悔やまぬよう、まずは初日のうちに試食がてら買って置くのが食いしん坊の流儀。
カヌレと高級チョコをゲット。
収穫はカヌレ屋さんのクッキー!カヌレよりクッキー。
クッキーはバラマキにもピッタリ。
レギュラー菓子に昇格しました。
つづいて、高級チョコ。
オハコルテ製品は裏切らない
結局定番に頼る。
久々にオハコルテ製品を食べてみたら、あれ?味が進化?というくらいに美味しく。帰りは閉まっていて買えなかったのでお取り寄せしました。レモンケーキ。
ふくぎや切れ端
閉店間際に行ったのに、奇跡的にたくさん残っていたバァムの切れ端。前回の沖縄添乗時にもお土産でたくさん購入し、やたらと評判良かったのです。
沖縄でバァム?と思うかもですが、私は北海道の有名店のものより好み。
夕ごはん
まずは、いつもの。
東京にも店舗ができたので、ありがたみ半減ですが
美味しいことには変わりないので迷わず2個。
ちなみに、那覇空港国際線の店舗では
おにぎりの具が沖縄そばという、炭水化物の殴り合いみたいな凄まじいメニューがあり。これがまた絶品でして、はよ食べたいのですがコロナ禍で休業中。
あ、ポーたまは東京でも食べれるんだったら
沖縄チェーン・Jefのゴーヤーバーガーにすりゃ良かった!と買ってから気づく。私、A&WよりJef派。
花商じーまみ豆腐
国際通りの奥の奥に店舗があり、仕事ではなかなか行けないんですよね。なので5年ぶりくらい。やっぱ違う、甘みとろけ全て。
たまに、沖縄通の先生がこちらをゲットするために走る様子を、いいなぁーと見守る私。
お土産ついでに脱線すると私が沖縄で買い食いor気が向いたら人々に配るものはこんな感じ。ロイズの黒糖&塩は、数ヶ月に1回お取り寄せして欠かさないようにしています。中毒。
毎回全部買うわけじゃないけれど、
外さないお菓子はこんなところかしら。紅芋タルトは、あかね芋MIXのいもいもタルトの方がうまい。
あとは、ドンキで今日明日の飲み物を仕入れ
とっとと寝ます。
宿泊先 THE KITCHN HOSTEL AO
4年ぶり。
私がドミトリーデビューを果たしたお宿を再び。
本当は大好きなホテルオーシャンさんの絶品朝食を食べたかったんですが、その日から3日間修学旅行で貸切と!おのれ野生の修旅生め。
テメェらどこ中や!と、オーシャンの前まで出向きガラスにへばりついて、ツアデのホワイトボードで学校名を確認していたら、今年何度かお世話になったチーフ添乗員さんの姿が。ひいいい。
やたら睨みつけてくるばばぁの正体が私とバレたら、ツアーナース生命に関わりますので慌てて逃げとっととドミトリーに戻りました。世間は狭い。
肝心の寝床をとるのを忘れていた。
とっとと寝ちゃいましたよ。外国人らしき方3名と私しかおらず、ガラガラで快適でした。
ここ以外の沖縄カプセルを知らないので謎ですが、ドミの割には治安も良さげでスタッフさんも対応良く、気に入っています。
完全個室がよいが格安で済ませたい方は、ここもおすすめ。
現地受け添乗の時、何度か利用していますわ。
更に言うと
1〜2月でも数は少ないとはいえ修旅生はいるので
かぶりたくない方は、公式で修旅生受け入れホテル一覧があるのでこちらも軽くご参考に。
暴言承知で書くと、中国人軍団でワーワーされるより、教員監視下でクレーム出せばすぐ大人しくなる修旅生と被る方がマシかと思います。
学生より一般客の方がタチ悪いし。
別記事でも書いている通り
私が仕事で宿泊した国際通り周辺ホテルはこんな感じ。どこも親切で良いけれど、やっぱオーシャン・ロワジールが好きかしら。ごはん視点で。
2日目 座間味島
9:00発のクィーンざまみで那覇の泊港(宿から徒歩20分/タクシー5分)から向かいます。事前に往復分クレカ決済しておくとお得。
酔い止めを飲み忘れてしまい、ザンブラコとものすごく揺れる船に耐えきれず具合が悪くなり、朝ごはんどころではなくなります。
慌てて、アネロン投入し着く頃には軽快。続けて、小船に移って鯨観に行くので強力な酔い止めは必須です。
そうそう、乗り物酔いについては
こちらでガッツリ書いているんですが、正直なところ
“黙ってアネロン飲んどけや“で済むのが本音。
揺られながら50分で座間味港到着。
ホエールウォッチング
約2時間半、10人前後で小船に乗ってひたすら鯨が浮き出てくるのを見る耐久戦。
日々ポイントが違うようなのでなんとも言えませんが、鯨出現エリアまでの移動で往復1時間。あとは海上の壮大なモグラ叩きの如く、鯨がピョコンと出たらそこに向かって船が近づき観測。また見回して発見したら近づいての繰り返し。
10〜20分間隔で、ピョコピョコ出てくるのでそれに翻弄されてキャーキャー言いながら実質1時間半を過ごします。
今回は、カップル鯨とそれを追うライバル雄鯨の3頭の追いかけっこを更に追う我々人間という構図でいきました(ガイドさんが真面目に言っていた)。
2月〜本格シーズンなので、その前に訪れた割にはよく観れた方らしいですが、私の調べが甘くめちゃ近くで壮大に観れると思い込んでいたので、正直「あ、こんなもんか。」と肩透かし。
ほんと申し訳ないんだけれど
正直な話、私がお願いしたところとは別の業者さんのほうが、ポイント押さえて素早く鯨を捕らえており。
私たちチームの中で「あっちにすりゃ良かったー」という空気が漂ったのも本音。
結果的に、両業者とも同じポイントで探すことにはなるのですが、神出鬼没な鯨氏の動きをいい感じで掴んで船を動かしてくれていましたね。
いつの間にやら、向こうの船頭さんの動きに夢中になって感心するという斜め上の目的に変わって終了。
参考:素晴らしそうだった別業者
よくネットで見るこういうのバシバシ撮れるもんかと思っていたら
↑このレベルは、望遠かつ高画質のカメラで熟練者しかとれんのだなぁと実感しました。2月とか、シーズン真っ盛りで鯨だらけになったらもっと近くで大きく観れるのかも。知らんけど。
ご一緒した、鯨マニアのご婦人曰く、この時期でこれだけ観れたらラッキーな方と。ご婦人、鯨のために4日間滞在予定。
「あらあなた1泊でこれだけ?」と驚かれたのも頷けるくらい、私ホエールウォッチングを舐め切ってましたごめんなさい。ガチでしっかり拝むには、オーロラくらいの覚悟が必要なのね。
という感じで、メインイベントはサクッと終了。動画の方が伝わりやすいんですがね、noteにはそんな機能ないのね。あるのかな?まぁいいや。
鍵付きのツイッターに、私のダミ声歓声と共に載せたので観てください。
動画の通り、揺れ半端ないので乗り物酔いやすい方は秒殺で鯨どころじゃぁないと思います。三半規管オリハルコンレベル、もしくはヤク(秘宝・アネロン)で強化して無双できる人でなければ厳しい。
島内散策
お目当ての食事処はクローズドで途方に暮れる。
ネットでは営業中って出てるのに、実際やっていない離島オフシーズンあるある。
どこで飯食うかと彷徨う
ってか、改めて海綺麗。
なんか既視感あるなと思ったら、夏に行った美瑛の青い池(北海道)だわ。
以下、ウロウロの記録
距離を考えたら、自転車やチョモビのレンタルも考えましたが
サクッと巡って、早々に宿で休む予定だったので歩くことに。宿が中心街からかなり離れているので、下手に借りると返却が大変になっちゃう。
荷物はすでに、港に着いた時点でお宿の方が預かってくれたので身軽です。
こちらもぐるっと360度、動画で撮ってみました。
断崖絶壁チンさむ過ぎて怖かったけれど、誰もいない中での絶景独り占め。最高でした。
宿泊先 かりきり一軒家
2名〜予約可能ってのを、オフシーズンで空いてないかしらと
ダメもとで1名で申し込みまして宿泊することができました。まさか本当に泊まれるとは思わず、予約取れたはいいが申し訳ない気持ちでいっぱい。
ホエールウォッチング目当ての、外国人・カップルが多いと思ったので、静かに過ごせるお宿でほんとありがたかったです。ゆっくり心身休むことができました。
2食付き1泊で13,400円。やっすい。
3日目 阿嘉島
とりあえず10:00発、那覇行きの高速船は予約してあるけれど、どうしよう。
欠航が多いようなので、確実に1便で帰るつもりだったけれど、天気も良く波も問題ないので今日は午後も動きそうと。
おまけに、とんでもなく快晴なのでせっかくならば島で過ごした方が良さそう。
座間味は、観光客が多いので隣の阿嘉島でダラダラしようかしら。
朝ごはん(撮り忘れた)を頂いたあと、予定を変更し10:00便で那覇ではなく阿嘉島へ。高速船で15分、たったの310円で渡れるのです。
阿嘉島でサイクリング
早速、自転車を借りて(1,000円/4h)北へ。
当日レンタルだったにも関わらず、丁寧に対応してくださって感謝。
ニシバマビーチ
15分くらいは貸切で静かに眺めることができました。
阿嘉島最大のビーチということもあり、オンシーズンには人でびっしりなようですが、さすがの1月ほぼ誰もいねぇ。最高か。
少なくとも、私の人生でぶっちぎりで美しい海でしたが、来月の宮古島はこれを超える海が観られるのか。全ては天気次第だな。
カップルが来たので、またもや逃げるように集落散策へ戻ります。
とはいえ、カップルも2組。ひとり旅もわたし含めて2組。あとは数時間で去った、高齢者の歩け歩けツアー軍団のみで、とても静かな阿嘉島でした。
この静けさ、プライスレス。
また港に戻って、南の慶留間島へチャリで向かいます。
再び阿嘉島に戻って腹ごしらえ。
この記事を読んで
絶対に食べると決めていた、漁協の丼。美味しいに決まってる。
腹ごしらえしたし、
よしもう一度ニシバマビーチに行ってダラダラするかと、自転車漕いでいたらフラフラドーン。
ド派手に転倒し、肘と臀部を強打。
見かけた島民数名が駆けつけ助けてくれるというありがたさと恥ずかしさ。
大丈夫ですと気丈に立ち上がりましたが、全然大丈夫じゃないし。
そもそも肋骨痛めていてただでさえキツイのに、お尻もダメになるだなんて。
自転車続行できる体力もなく
帰りの船まで、ビーチで横になって昼寝をしました。
仕事柄、枕・シート・バスタオルは常備しているので
早速自分に使って安静臥床。普通に歩けはするので大丈夫かしら。
2時間弱寝て、自転車を返却し那覇に戻ります。
琉球温泉in瀬長島
17:20には泊港(那覇)に到着。
国際通りでもウロウロするかなーと思っていたけれど、転倒でお尻が痛いので、これは温泉に浸からねば。タクシーで瀬長島に向かいます。
こちらも4年ぶりかしら。
サウナも暑すぎず、水風呂も17度で冷たすぎずの私得なお風呂。
何より、露天の立ち湯で那覇空港に着陸する飛行機を延々眺められるのが至福。
温泉の様子は、沖縄ラボの記事がすごくわかりやすい。
サウナ3巡し、ひたすら飛行機を眺めて2時間弱過ごし
巡回バスで那覇空港へ。
随分、駆け足のひとり旅でしたが
この旅の前まで、平和かつ少人数の九州添乗でゆっくりさせてもらったので、実質ぶっ続けで1週間くらい旅していた感じ。
最後に九州も、ちらり。
おしりは相変わらず痛く、さらに旅前から痛めていた肋骨痛も悪化し体調的には全然良くないけれど、気持ち的にはだいぶリフレッシュできたので、大満足で社会復帰。
いよいよ終わりそうなコロナ業。予想より1年くらい長かったよねと、コロナ業仲間と語らっておりますがどうでしょ。6波くらいで店仕舞いするかと思っていたわ。
ほぼ黎明期の給与安い時代から、淡々とプレホスコロナに関わってきた身として
最後まで見守る所存で、廃業するまでコツコツ真面目に働きます。