ツアーナース的・乗り物酔い対策
最終更新:2021年10月29日
→乗り物に新幹線、舟下り追加
団体旅行における
乗り物酔いあるある・対策の現状。旅行専門のナース2人組が解説します。
“団体”と縛るのは、時間や行動制限など、集団であるが故に融通の効かない状況が多く一般的な対策が厳しい場合もあるため。かといってデメリットだけでなく、大人数でレクして盛り上がっているうちに酔わないまま到着ってメリットもあったり。
そんな、団体旅行での実際の現場の様子なども交えてご紹介していきますね。
初めましての方
私たちの経験値や背景など、どうぞこちらでご確認ください。
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当然のことながら、ツアナスが酔ったらお話になりゃしません。
ごめんなさい。
基本とクソ偉そうに謳いながら、そもそも私そんなに力いれておらず。今一度、改めて自分も勉強し直しながらのnoteになります。
ツアーの実際漫談も込みですので、シンプルに結論だけみたい方は目次の最後、まとめまでワープ。参考資料も①見ればOkかなと思います。
1 基礎知識 なんで酔う?予防は?
乗り物酔い、正式には動揺病。
その対策・対応の実情、ツアーナースといえども医学的根拠に基づいたものから、おばあちゃんの知恵袋レベルの怪しいものまで人それぞれ。看護師歴や病院勤務経験と、病院外でのスキルは必ずしも合致・比例しません。日々是勉強。
★必読・参考資料3選★
①耳鼻咽喉科の医師/AIC八重洲クリニック・石井正則先生 子どもの乗り物酔い、どう対策?酔い止め薬の選び方は[朝日新聞アピタル]
石井先生は、宇宙飛行士の健康管理委員もされているんですね。
*注釈:こちらの記事当時が、JCHO東京新宿メディカルセンター所属で現状が八重洲クリニックのようです。
②エスエス製薬 酔い止め界最強薬アネロンを販売
③大正製薬 児童がよく持参するセンパアを販売
原因とメカニズム
上記ソース、まとめてみました。
あのおっさん、ゆるさねぇ。
予防と対策
同じく、上記の参考ソースをまとめ。もうこれで結論!はい解散で良い気がしますが、実際のツアー現場の小話などもつらつらと。
睡眠不足
旅行前〜中は、緊張やハイテンションで睡眠不足に陥りがち。寝ろって言ったって夜の恋バナなど、消灯後こそ修学旅行の醍醐味でしょ。ある意味不可避。ツアナスとしては「体調管理のために、早めに寝るざます。」でしょうが、個人としては「しゃーないしゃーない、こっそり楽しめや。適度にな。」
食事量の調整
満腹でも空腹でもダメとの事。
実際、朝・昼は食べてすぐバス移動ってことが多いし、特にも小学校なんか、原則食べ残しNGだし。満腹状態で乗車+クネクネ山道で、普段バス酔いしない子が盛大に嘔吐というのは経験あり。
締め付けない服装
小学生は私服が多いので、調整可能。中高生は滅多に酔わないにしろ、制服で締め付けられている生徒も多いので、誘発要因になり得るかも。酔いに限らず、制服組を休ませるときは、まず首元・ウェストのボタンやチャックを緩めてリラックスしてもらいます。
*酸っぱいものや三半規管を鍛えるは効くの?
意味ないんか。初洋上添乗前に、狂ったようにでんぐり返しを続けた私を殴りたい。梅干し・柑橘は、そもそも?だったので、ノータッチ。
他、各乗り物に乗ってからの対策は
2ー②の実際の予防策と重複するので後で。
2 実務
① ツアー中に利用する乗り物の種類
各乗り物の、ざっくり話は
こちらでも触れていますので、合わせてご覧ください。
特に、新幹線の多目的ルームなど、ツアナスやらにゃ知らないままで終わる方もいるかもしれませんね。
団体バス
ツアーで最も利用することが多いバス様。距離は様々で、15分〜4、5時間と幅あり。ただ、酔いやすい年少者(小学生)がバス利用が多い=バス酔いが多いと思われがちで、乗って酔っちまう率でみれば後述する船がぶっちりじゃなか。
ちなみに、私が添乗で最も長時間バスに乗ったのは約9時間。東京→新潟へスキー教室へ行く予定でしたが、事故やら大雪やら重なり道路が閉鎖。結局目的地に着かぬまま東京へ戻りました。100人近く児童いたのに、誰一人として具合悪くならずむしろ軟禁状態を楽しんでいたの、強い。
新幹線
ゆめちゃんも、東京行きで東海道新幹線利用が大半かと思います。
年明け、九州新幹線で一部ルート利用予定ですが、首都圏からの修学旅行だとそんなにメジャーじゃ無いかも。
案外、酔って具合悪くする子もちらほらいるのが新幹線。
飛行機
とはいえ、逆に私学の子たちはフライト慣れまくっていることも多々。
ちなみに国内外問わず搭乗後〜離陸準備前までに、ツアナス&チーフ添乗員さんと、チーフCAさんとで顔合わせタイムはあるので、そこでご挨拶・心配な生徒の座席やお願いなどなど、軽い打ち合わせは可能。ってかそこ大事。
他、飛行機添乗ネタは良くも悪くも沢山あるのですが、今は酔いにポイントを絞ってのお話なので、自重。
とりあえず、実際に添乗で利用した空路を。
どっちもほぼ一緒。
ツアナス仲間の話や、修学旅行の行き先ランキングを見ても、沖縄行きが多いですね。
しかし、沖縄の場合は経費削減のため看護師の交通費カット=沖縄現地のみで対応する、通称・現地受け案件が多いので、飛行機同乗での沖縄同行をしたことがないツアナスもいるかも知れませんが。
次点で、新千歳空港。同率くらいで福岡かしら。ツアナスの所属会社によって、カバー範囲が違うので一概に言えませんが那覇・新千歳・福岡が3大空路じゃないかと思います。暫定、そうしちゃいます。
飛行機飛行機言うとりますけれど
首都圏だと、小学生の林間学校しか取り扱わない仲介会社もあり。フライトを伴わない添乗のみで生きているツアナスさんもいます。生き方ひとそれぞれ。
あと、昨年は感染対策で機内の飲み物サービスは中止されていましたが、今年から復活しているよう。ユメコちゃん提供↓不憫な感じが好きでした、ミライトワくん。
ゆめちゃんが撮った石垣便。JTAのヤマネコジェット、とってもラブリーと思ったら、アップはそうでもねえ。
船
飛行機ほどではないですが、短い移動やクルージングなどで意外と乗ります、お船様。
とりあえず参考までに、私の経験を見て頂きたい。
一時期、洋上添乗極める!と燃え攻めた時期があり。マニアックな道を攻め続けたので、上記のフェリー長距離系はメジャーじゃないと思います。このご時世なら尚更。来年、新たに船3経路を利用する添乗が控えています。終わったら追記しなきゃ。
学校名出すのはご法度ですが、5年以上経っているし特に個人情報掲載するわけじゃないからセーフかなとリンク貼ると、かなり前に日本一豪華な修学旅行としてテレビでも特集された、こちらの同行しておりました。
リンク先にあった写真のひとつ。
この見守る人影のようなの。心霊現象じゃなく私ってのに、今回初めて気づいた。うわっなんか写ってる!あ、あたしだ!と一人で盛り上がったわ。
大変貴重な、客船貸切添乗経験。往路は優雅に、脳内BGMは花輪くん家。しかーし、帰路は台風接近で大荒れ揺れで船酔い多発。普段酔わない私も、陰で吐きながら対応しました。
他、私は未経験・奇跡的にみんな元気だったのですが
□ 軍艦島クルーズ
□ 石垣島から各離島(小浜・竹富・西表)
これらも、なかなか酔い率高いとのこと。
軍艦島は、事前情報のわりに生徒みんな元気でなんもなく。石垣→各離島は、看護師は石垣待機で移動なしだったので、直接対応しなかったんですよね。
*よくある離島移動例
軍艦島
船のトイレにゲロセット的な。
いまこの写真見て気づいたんですが、個包装のマウスウォッシュいいですね、ゲロ処理セットに入れるの。口腔内、スッキリしたいもんね。居酒屋のトイレ感覚。
トイレの便器も可愛かったのでパシャリ。いい気持ちで吐けそう。来世家を建てることになったら、トイレはこの配色にしたいメモ。
*よくある離島移動 宮島
片道15分という一瞬で終わる船旅。
そこまで船酔いに影響しないと思われます。私、宮島だーいすき。揚げもみじ旨いし、鹿が謙虚で良い。
フェリーから見える厳島神社。
フェリーはこのくらいの大きさ。
*沖縄本島から
伊江島↔︎本部港(沖縄本島)片道30分くらい。
伊江島は、民泊のメッカなので
沖縄添乗中に1〜2泊で訪れる可能性が高い場所です。といっても、私の場合はツアナス1年目から毎年沖縄添乗に同行していたのに、伊江島に降りたてたのは7年目からでした。ほんとうに縁がなかった。
伊江島処女歴長かった割に、すっかり小慣れた感出している私。本部港の売店か船内で大好物のケックン買って伊江島ついたら夜食にします。
*石垣島↔︎竹富島・西表島
片道、竹富10〜15分 西表45分前後
竹富島:サイクリングと水牛ツアー
西表島:カヌー、滝を見に行く軽いトレッキングなどが多いと、八重山系添乗に慣れているユメコちゃんより。
西表島のマリュドゥの滝ですって。ピナイサーラしか知らなかった。
こちらは竹富島。
余談ですが、
仮に自分が竹富島一人旅していたら、修学旅行生が100人くらいチャリでウロウロしていたら癒し気分ぶち壊しで嫌だなぁと想像しちゃいました。離島に限らず「うわー、引率だからいいけれど、こんないいホテル泊まったのに修学旅行生だらけって。プライベートじゃなくて良かった。」と毎度考えちゃう。
沖縄本島・八重山諸島の添乗攻略については
別途“ツアーナース攻略法・沖縄添乗編“として、写真満載で12月にUPします。本島は私、八重山はユメコちゃんが(それぞれツアナス視点として)詳しいのでお任せあれ。八重山以外にも、宮古島や(鹿児島ですが)与論島にも足を伸ばす団体もあります。
*ディナークルーズ
ディナークルーズで酔う生徒なんていねぇよ!と某ベテランツアナスさんから言われたこともありますが、私は多いです当たるの。でも、大概はそんなに心配はいらないのかあぁ。なのでこれまた人それぞれで、ご参考までにといった感じ。
神戸が多い印象ですが、どうでしょ。
国内では、神戸・那覇しか経験がありません。
修学旅行でディナークルーズだなんて豪華!と思うかもしれませんが、海外添乗だと割と定番なような。なんもなければ、夜景も拝めてとてもハッピー。
神戸は生徒の手前、写真撮れなかったので海外のを。
仕事忘れるくらい美しいダイヤモンドヘッド。
あと、稀ですがダイビング付き添いでクルーザー1日待機とかもある。最終兵器アネロンで私は平気でしたが、生徒の酔い率も高いです。
沖縄添乗で、よくマリン体験あるんですがダイビングの小舟待機で酔って途中離脱の子の対応、何件か経験あり。
こんなのに1日軟禁。
向かいの知らん船と団体(否生徒)。私が乗ってる船も、ほぼ一緒の型。
虹が美しかったのが救い。
*舟下り
修学旅行では定番。
多いコースは、やはり修学旅行のメッカ、京都の保津川下りでしょうか。
他、私が経験したのは埼玉の長瀞、福岡の柳川。
コロナ禍で、東北添乗増えているので猊鼻渓(岩手)もありそうな。
予算や、ナース乗る必要?な状況から
ツアーナースは同乗せず、船着場で待機が多いかもしれません。
保津川下り
前夜、生徒対応で徹夜しフラフラで乗船。乗船中、睡魔に勝てずに居眠りしていたら「そこの先生(私)寝てるで!」と船頭さんから公開処刑された最悪事件を思い出してしまいました。吐きそう。
もちろん写真はありません。寝てたし。保津川こそ、ツアナス乗ること滅多に無いですよね。なんであの時、乗ったのか記憶なし。
福岡・柳川下り
女子高生と乗ったら、船頭さんのトークに全く盛り上がらずに船頭さんが「こんな反応悪い学校は初めてだ!」と逆ギレしたことを思い出し、また辛くなりました。唯一大人として乗ってた私が盛り上げられずごめんなさい。船頭さんのお話、楽しかったです。
長瀞ライン下り
これは楽しかった!児童と一緒に大盛り上がりでした。プライベートで行って、阿佐美冷蔵のかき氷食いてー。
他、ちょいと場所はお伝えできませんが
ゆめこちゃんからの写真提供。西の某所。
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更に激レアなことも追加すると漁船にも乗ります。
おそらく限られた学校・コースで、あまり機会もないと思いますので項目には上げず。狙ってというか指名でもあったので、ツアナス初年度から8年連続、年2ー3回乗船していました。
漁港周遊1時間ほどの漁船ツアー、ザンブラコで高確率でゲロ祭り。ライフジャケット着用必須。
タクシー
添乗で利用する乗り物という括りで紹介したのみで、乗り物酔いでの対応はあまりないかしら。タクシー自主研修中に、車酔いで少し休憩しましたとかは時々方向受けるけれど。
海外のタクシーまじヤベェってのは、ほんと実感。私、九份の団体バス駐車場→台安病院まで重病人を乗せているのに100km近い猛スピードで走られたことがあって、本気で死を覚悟しました。あの山道の下り。ワイルドスピードどころじゃねぇ。生きててよかった!
一度は訪れてみたい方も多いらしい九份。2019年までは、日本の修学旅行生で溢れに溢れていました。
山道なので、高校生と言えども酔う生徒もチラホラ。おまけに、海外は日本のように丁寧に運転してくれない率高いですからね。ツアナス的には、小学生の日光いろは坂並みに気を配るエリア。
② ツアーでよく見る、乗り物酔い対策
じゃあ本題の、対策行きますか。
すでに↑参考の、こちらで答えは出ているのですが、ツアーで見かける事例を紹介します。
明らかにエビデンスのない、おまじない目的の方法もあり。身体に弊害がなければ適宜用いでも良いのかなと思います。
ただ、私はどうも抵抗があって、積極的には取り入れませんが。前世で冷えピタに殺されたのかレベルで、逐一冷えピタ嫌いすぎてごめんなさい。
メインの移動手段である、バスで実際に行われがちな予防策を1個1個、詳しく見ていきましょう。
飲んだり貼ったり押したり系
ー酔い止め
保護者同意なく投薬NGと言う常識は、ほぼ徹底されてはいるものの何故か酔い止めは無法地帯の学校多くないですか?ほんとやめてくれ。
よくツアーの現場で出会う酔い止めを、小学生・中高生に分けてご紹介。ツアナスやっていると必然的に市販薬詳しくなりますよね。
最後に、各薬のリンク貼っています。
成分ざっくり把握すると共に
舐める系、各種あるけどほぼ一緒なのもご確認を。
そりゃそうか。
中高生は、あんまり持参しない&自己管理で看護師が絡むことも、ほぼなし。
アネロンから案件欲しいくらい、私ら旅女は推しまくりますわ。
とりあえず、みんなが持っていくから心配でとクラスの大半が持参する場合もありますね。お友達同士で勝手に渡しあったり容量以上飲んでいたりも、小学生あるある。その辺りの介入も大切。
あと、保護者の方針で薬は飲ませません!でも本人ものすごく酔うパターンもあり。
よくみる酔い止めとお薬学習リンク貼っておきます。
参考:酔い止め薬
効果と種類まとめ/PharmariseHOLDINGS(調剤薬局チェーン)
*画像クリックでリンクとびます。これ地味に必見。
どれを選んでも同じ?酔い止めをしってきちんと選ぼう!/ココカラファインの薬剤師さん
薬効が、めちゃくちゃわかりやすい。
トラベルミンシリーズ
一番人気。酔い止めと言ったらこれを連想する人が多そう。医療用のトラベルミンは更に強いのでは?と思わせておいて、市販のトラベルミン大人用と一緒。
センパアシリーズ
ドリンクタイプもあり、ガチなこはそれ飲んでる。
トラベロップシリーズ
ドラ好きとして、舐める系はこちらを推したい。ゼリータイプもあるのですね。
俺たちのアネロン
言わずもがな。
ー飴やフリスク舐める
ーツボ押し戦法
参考:乗り物酔いに効くツボ
個人的にあんまり関心がないので、うまく活用できる人はどうぞといった感じ。ツボ押し職人とか見ていたらごめんなさい。
ー冷たいの貼る
プラセボの部類なので、マストではないにしろ、小学生の同行していると学校自らこれ系の謎の貼り物文化は多く見かけるなと思います。
学校によっては、クラス全員鼻に湿布をつけてそのままサービスエリアで休憩(トイレ)。鼻湿布軍団降臨状態で、一般客から二度見されるという面白現象も。
環境調節系
ー座席変更や空調調整
散々各種お船に乗ってきたけれど、もはや酔う時はどこでも酔うから変わらんと思ってる。
ーレク戦法
レクの勢いのまま、気づいたら目的地到着が理想。
ー暗示
それな。
ー寝る
中高は、もうなんの縛りもなく爆睡している場合が多い。
③ 酔いエピソード集
個人情報保護のため、一部脚色しつつ
なるべく忠実に再現しております。
咄嗟とはいえなぜそこに?はお互い、これ以外にも沢山あり。キラキラ聖人系ツアナスともなると、それをもいい感じの感動エピソードに浄化できるよう。
わしら「 は?無理無理。」
船は天気に左右されるので、やはり運ゲー要素が強い。
そして、後々の旅程に影響する悲惨なのはこちら。
何がびっくりって、嘔吐処理のグッズもなければ方法もわからないバス業者サイド。私がツアナスなりたての頃のエピソードだし、特にもこのご時世。改善されていることを祈ります。
ツアー業における、嘔吐処理セットについてはこちら。
忙しい方のためのまとめ
メカニズムと、予防策。
教科書通りにはいかない、団体旅行の事情などを理解して添乗できるような知識の手助けになればと思います。
最初にも書きましたが、
どんなに対策しても結局酔う時は酔う。
苦痛を最小限にする援助を、なるだけ正しい知識を持ってするってことですかね。
天候により飛行機や船が異様に揺れる
あんまりお上手でないバス運転手に当たってユラユラなど
外的要因、運要素もあるのでその時は覚悟。
また、乗り物酔いだと思ったらガチで具合悪く別の要因が潜んでいたケースもありますので、アセスメントし適宜検温などしたりと、個別に丁寧に見ていくことも大事になってきます。
私のように、鋼の三半規管を持つものでも状況に応じ(すげえ揺れる船とか)酔う場合もあるので、予防的にアネロン飲んで臨むなどツアナス自身が体調崩して対応に支障がでないようにする。私たち、プロの脇役ですから。
他、全般に言えることですが
団体に意向を尊重すること。たとえエビデンスのないプラセボチックなことをしていても明らかに弊害がなく、こちらに助言を求められない限り、暖かく見守りますかね。
特にも、学校で養護教諭さんが勧めてやっているプラセボとかだったら尚更。わたしらは数日の付き合いですが、先生はずっと関わって行く方。そこをどう見るか。
立場をわきまえ正論で殴らず、尊重することも時には必要だと私は思っています。
もちろん、勝手に薬飲ませるとか明らかにアウトな事にはNoと伝えていきます。
そこが、病院での看護との違い(の、ひとつかな)と指針としつつ日々模索しています。
ツアーナースによっては、否が応でも正しい知識を普及するのが、医療職としての役割!と言う考え方もあり。それも一理あるので難しい部分もありますね。各ナースそれぞれで。とりあえず、平和にいきましょうや。