[雑記]ついにコロナになりまして
あくまで個人の雑記です
2020年5月〜(1波直後)から療養ホテル勤務という、プレホスの端くれでコロナ業に携わっており。2022年末でホテルからコールセンター(自宅療養電話相談)に流れてた途端、コロナになってしまった私の療養メモ。
9月から11週連続添乗し飛びまくり、12月末には海外添乗にてノーマスク文化で過ごしたにも関わらず感染せず。余裕ぶっこいていたら、年末にコールセンターで感染蔓延した波に飲まれてついにアウト。無念この上なし。
そんな看護師という観点は取っ払って、
自宅でセルフ検査で陽性→自宅療養で事前に備えていたもので乗り切った、中年独居のケースとして、軽く流しみて頂けたら幸い。
基本的なこと
この世のルール的な
2022年9月下旬〜全数把握しなくなったのは周知のこととして。
自分が、基礎疾患や年齢などで、発生届の対象となるか否かくらいは把握しておいた方が良いかと。
わたしは対象外で、ホテル療養は希望する気もなかったので、セルフ検査で自宅療養をする心算で準備をしました。
参考:陽性者諸々
わたしの経過
こうして気づかず過ごしている者が溢れ、蔓延していくんだなと他人事のように振り返ります。鼻汁と軽度倦怠感程度じゃわからんて。
鼻水なんぞ常時出ているのですが、コルセンでジュルジュルしていると四方八方に迷惑・不快音メンゴだなと思い、少しでも早めに薬飲むようにしていたんですよね。3日目であれ?4日目ではいアウトー。
よくある間違い
検査日=発症日ではないこと。
あと発症日=発熱日でもないので、なんでもない時から症状メモとっておくと、発症日をより正確に申請することができるかと。
仮にホテル療養をしたら?
都しか知りませんが、どこのホテルに入りたいかを選ぶことはできないと思います。
ただ、ダメもとでと希望を出して通っている方が多いのは現実。これ以上は裏話となってしまうので自重しますが、閉所恐怖症やパニック障害などの方は配慮してもらえるので、非公開ながらもそういった点で心配ないホテルへ送られたりなど、症状などに応じて色々あるんですゴニョゴニョ。
今回私はホテル療養を希望しませんでしたが
入ったとしたら、3検対象で20時検温・看護師から電話くるなぁなど、脂質異常症あるけれどカテゴリーBにならんの新人だとひっかりそうだな、など妄想が広がりましたので、ホテル女の視点でまとめてみました。
すごくマニアックに
己の経過を、ホテル療養下のカテゴリー分け視点で解説してみます。
都ホテル女以外は?内容なので全力で読み飛ばし推進。
都では、発熱や基礎疾患などに応じカテゴリーABCで区分しているのです(入所者は知らない)。これがまた、慣れるまでややこしや。
とはいえ、これから都ホテルやりたい人は、初回でも↓この程度は出来なきゃ勤務厳しいです(勤務決まったら事前資料・動画配布あり)ので、参考までに。
用意していたもの・こと
検査キッド・対症療法のための薬・食糧の3本柱で備えてはいました。
体温計・パルスオキシメーター
言わずもがな。
体外診断用抗原検査キッド
エラーになることも加味して、最低2個はあった方が良いかと。
参考:佐藤寿一クリニック(町田市)抗原検査についてより
わたしは近所の薬局で1個3,000円で用意。
11月上旬に探した時点で、すでに品薄でメーカーを選ぶ余裕などなく。いかにも中国製っぽい怪しい感じでしたが、きちんと体外診断用を確保。研究用は意味ないので論外。
たまに救急バッグと共に、研究用を用意してくる学校さんもあり。なーんもわかってないんだなぁと怒りと呆れを通り越して、優しい気持ちで淡々と説明します。
どちらにせよ、飛行機絡まない限りはor学校や保護者から強い要望がない限りは旅行中に検査はしないけれどね。
たべもの
自宅療養サポートセンターは使わず
陽性者センター登録or発生届を出していれば
各自治体でサポートを受けることは可能です。例えば東京都。
すぐに到着するとは限らないし面倒で、非常食を流用するつもりで頼まず。
とはいえ、タダなら貰っておけばよかったと今更後悔する私。
非常食流用
他に備えていたのはこんな。
食事が喉を通らずとも、水分補給はできるよう水とOS1粉を混ぜてゴクゴク(1日容量あり、飲み過ぎ注意)。
喉越しが良いものは多めに。こんなんなんぼあってもいいですからね。
経口補水液が飲みにくい場合
成分しょぼくなりますが、味付きだとだいぶ飲みやすいです。私は梅が好みで逆に飲み過ぎそうになるくらい。他、オレンジもあり。
あとは、
Uber玄関前置き配フル活用
もちろん割高ですが、適温で色んなものが食べられるので、わたしは惜しみなく課金しご自愛の名の下に、うまいもんをバンバン取り寄せ。
オーベルジーヌ(私のカレーランクこの世1位)がエリア対象外だったこと以外は、好物や気になっていた旨いもんなどなんでも入手できまして。都心在住のありがたみを実感。
今では、街でUber戦士たちを見ると「あの節の救世主様!」と手をスリスリと合わせナムナムし、無駄に深々とお辞儀とかしてしまいますが、本当にそのくらい感謝しています。
要するに、基本的に食欲はあった
咽頭痛による嚥下困難は1日だけあったものの、それが食思不振にはつながらず。どちらかと言えば、コロナ症状か薬の副反応か?嘔気・嘔吐の方が強く、それであまり食べられず。昼に1食ドーンと食べて、あとはひたすら水分補給時々お菓子という生活でした。
ただ、後述する鎮咳剤副反応の嘔気に悩まされ、固形物は食べれるものの量少なめな日々がしばらく続きました。
ーたくさん買っておけばよかったもの
パピコなど、フローズン系アイス。
喉が気持ち良く。パピコはもっとストックしておけばよかった。まぁネットスーパーとかで入手は可能なんですが。
くすり
各種症状に対応できるよう、零売薬局で一通りお安くゲットしておこうと思っていましたが、なんせコロナにかかる前までほぼ休みなく働き続けており、そんな余裕もなく。
結局、市販薬で対応していました。
それで落ち着けば良いと思いますが、あまりにも症状治まらなかったり辛い時は早々にオンライン受診をした方が良いと思います。
オンライン受診
波が来ている時期は、なかなかオンライン受診もつながらないようですし、自治体によっては処方が届くまで数日というところも。
処方が届くまでの繋ぎという観点からも、ある程度の市販薬は揃えておくと安心です。
都内だと、初診でもオンライン対応してくれる病院はたくさんあります。何件か目星つけて決めておきました。ググればたくさん出てくるので、あえてリンク載せませんよ。
2023年1月下旬現在、だいぶ感染者が減ってきて
私が罹った時よりは、オンラインの受け入れもスムーズかと思います。
ちなみに、対症療法として処方されるの大体こんな。
抗生剤出すところもありますが、コロナには効果ないし副反応による弊害の方が大きい言われいるので。療養ホテルでは、そういった前述の説明でホテル医の指示の元、抗生剤中止してくださいって言われますよ。
あくまでホテルで勤務していた対応ベースなので、いろんなご意見あると思います。へーホテルではそうなんだ程度で流してください。
※咳に対するシムビは、喘息既往のある人に症状悪化防止及び発作時に備えて処方が多かったです。
※ラゲブリオ・パキロビットパックは今回関係ないので触れません
市販薬選び
大体の人がオンラインで処方されるもん↑に準じたものを。
去痰剤やトラネキサム酸は、市販だと容量しょぼいのでとっととオンライン受診して処方もらった方がよかったなと若干の後悔。
しかし、もうそんな気力もなくてダラダラ市販を飲み続け、動けるようになった頃には市販でもいっかとなっていました。
解熱鎮痛剤含有の総合感冒薬は、療養期間に干渉するので選択肢にはあらず。割高でも、それぞれの症状に応じてMAX量内服できるように選びました。
実施に使用した市販薬
咳や痰
リンク貼るけど、別にお薦めしているわけではありません。
ホテル療養や自宅療養対応で、
とある系統の鎮咳剤が効かず結局オンライン受診で違う処方。それまで辛い苦しい眠れないとか多発していたので、鎮咳剤は2種で用意し、効果なかった際に切り替えられるよう準備しました。
案の定、私の場合はメジコン(デキストロメトルファン)の効果が弱く、新ブロンエース液に切り替え、ジヒドロコデインが効いたのかみるみる咳がなくなりました。
痰がつらくなって来て、去痰作用カモンとカルボシステイン配合のもの(フコダイン)に切り替えたら今度は副反応で嘔気嘔吐が凄まじく。
でもなぜか、同じ成分の他社薬(クールワン)に切り替えたら、嘔気がマシになりまして。トラネキサムいらなかったんですが、配合しているものしか売っておらず仕方なくこれに。
咳は、1〜3ヶ月くらい続く人もいるみたいなので
本来ならば受診すべきなんでしょうが、まぁほんと名残程度に時々出るくらいなので、仕事の時だけ咳止め継続しています。
咳のしすぎで肋骨が痛く、療養を開けた今でも痛くて辛いです。いい加減受診した方がいいなこりゃ。
喉の痛み
焼けるように痛くて、水一滴も飲み込めない、声が出ない、痛すぎて眠れないなど療養者さんから相談を受け続けてきたので、一番警戒していた症状。
正直、トラネキサムも微妙だなーと(個人の考えです)と思いつつ、ペラックを準備。1日量750mgなんで、500mg錠×各食後処方を見続けてきた身でうーん。
でも実際、症状出るとつらくて
藁をもすがる気持ちでぺラック飲み続けていました。同時期に罹患した友達からは「そんなしょぼいの使ってないで、私のトラネキサムわけようか?」と言われるくらい。
結局、辛かったのは2日間程度。気のせいかもですが、プロポリスのど飴とスプレーでひたすら攻めていたのに効果を感じました。プロポリスはコロナ前から、なんやかんやで10年くらいノド痛に愛用していたので。昔、応援ナースで行った先の師長さんがやたら信望していてそこから私もハマった。
写真載せるの忘れたが、睡眠時呼吸するのも辛かったのでノドヌールマスク(保湿マスク)も用意していてよかったわ。
痛みと熱と
とにかく40度近い発熱があるのに、薬が効かない!効いてもすぐ熱上がる!怖いから受診させてー!的な、自宅療養者さんの相談をよく受けていたので、序盤は高熱に対する薬効はないもんだと諦める覚悟でいました。
あ、今思えば不思議とホテル療養者さんからはそういった訴え少なかったな。やっぱホテル内に看護師いるってのがでかいのかな。
熱はTop 38度台でしょぼかったので割と平気。
頭痛の方がつらくて、普段はアセトアミノフェン(カロナールとか)600mg /回で充分効くんですが、今回はダメでしたねー。イブプロフェンもロキソも効かなくなり、最終的に、別で入手していたボルタレン25mg /回でやっとという域まで。
他、咽頭痛に対して
ロキソニン飲むよう医師指示を受けている方も多かったですが、私は前述した通りそこまででもなかったので、ひたすら頭痛に対しての使用でした。
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以上、書き留めていたのをすっかり忘れて
陽気に添乗やらプライベート旅行やらに出掛けていて放置していた記事をUPしてみました。
コロナ逃げ切れるかなーと思っていたのに無念で仕方ないですが、いまだに息切れしやすいし(その割にはチャリで爆走とかしてるけど)、咳も痰も続いているので侮れないですね。
とか言っておきながら、先日は久々のひとり旅。
罹患してからより、自宅療養者さんの電話相談にも親身かつ具体的なアドバイスができるようになり、仕事にリアルに役に立っています。
だいぶ感染者減り春から5類になりそうとはいえ、やっぱ罹ったら辛いのでみなさまどうかお気をつけて。