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人間の最大の武器は想像力である

よく写真を撮るうえで撮る前のイメージが大切と聞きますね。

これは被写体や風景の様子を受け、自身の感動や美しいと感じた一つを一枚の写真として表現するとき、それはどうのような一枚なのかを事前に想像する空想の写真です。

別の言い方をすると完成予想図。私のように一定の経験を積んだ写真家は撮る前にイメージを描き、画角や露出、表現手法やタイミングなどを選択します。

一方でビギナーの場合はとりあえず撮ってみる。それを確認してピントや水平など知っている範囲のことで、品質上の目立った問題がなければ、それで良しとしてしまう。結果「カメラに撮ってもらった写真」を生んでしまう。

もちろん最初は感覚も知識も無いのだから、これは仕方のないことですが、一定の経験を積んだらカメラに撮ってもらうのをやめ、自分の意志で写真を撮ってみましょう。自分の意志でとは事前に撮りたいイメージを想像すること。

想像したことを現実として生み出すのが創造(creative)というもの。

想像力なき人は創造力なき人。
犬や猫の動物には感情があるし魂もあるでしょう。しかし想像して創造を生むのは犬や猫ちゃんには無理で、それは人間にしかできない特別なことなのだ!と私は思います。

であるからに、写真をやる上でやっぱり大事なのは想像力。
撮る前の事前のイメージ、空想の写真です。

こう撮りたい!という意思が体を動かし、集中モードを生み出す。
そのゾーンに入ったときに奇跡をも起こす。

想像、意思決定、集中モード、この一連の流れの中で目の前の風景、被写体との調和を意識すると、奇跡を授かることに成功します。

ゾーンに入って撮影していたら、気が付くと空に龍雲が。

最近、すごい事に気が付いちゃったのですが、この考えって写真に限らずヒトの生き方、願望成就などにも応用できるようです。

想像したことが現実になる、この世の全ては人の意識で作られている、といった引き寄せの法則を皆さんも聞いたことがあると思います。

人の意識が現実に影響を与える…といったややスピリチュアルな話は、もうだいぶ以前に二重スリット実験などで物理学者が論理的に証明済みです。

つまり意思、意識、想像、信じる…といった人のエネルギーを現実に影響を与える波動にチューニングすることで、実際に現実がそうなる。願望も叶うという面白いお話です。

自然に対して感謝と崇敬の念をもち、その対象には常に調和すること

なりたい自分を想像し、絶対そうなる!という強い意志をもち、今この瞬間に集中する力を持ち合わせ、そのうえで太陽、月、海、山、動植物、それらの恵みに深く感謝して調和する心を持てば、きっと現実もそうなるのです。

いや…「きっと」では叶いません。重要なのは必ずそうなると微塵も疑わないで今に集中することなんですね。

写真でも経験上、撮影時に究極といえる集中モード、つまりゾーンに入って撮影したときは、必ず納得の一枚が撮れるものです。

ちょっと怪しい話に飛躍しましたが、私はこういったことを信じるタイプなのです。

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