試験勉強の寄り道 メタルマクベスを(途中まで)見る
劇団⭐︎新幹線『メタルマクベス』
見逃し配信でしたが、ずっと気になっていた初 劇団⭐︎新幹線の公演を初めて見ました。
作品は『メタルマクベス』です。宮藤官九郎さんが脚色で参加、内野聖陽さん、松たか子さん、森山未來さんなどがご出演。
その日は私事でヘトヘトだったのですが、気がついたら配信最終日。今から見るしかない!と焦って鑑賞を開始。
結果、三分の一ほど見たところで寝落ちしてしまいました(涙)
原作のあらすじだけは知っていましたが、演劇は素人なので新しい体験だらけ。笑いを取りに来る部分や歌が想像していたより多くて、それも驚きでした。冒頭だけでも興味深かったです。
次回は感想を語れるよう最後まで観たいです…
きれいは汚い、汚いはきれい
劇中で、3人の魔女たちのこの名ゼリフの訳し方について、どれが適切なのか話し合うシーンがあります。
そんな問題が出てくるのは、翻訳者によって訳し方が違うからですね。あとで調べたら非常にたくさんの訳があるようです。原文が古語?だというのも影響しているのでしょうか。
原文はこのような表現です。
劇中のセリフにあった気がするのですが(うろ覚え)、英語から日本語に変えている時点で別物といった考え方には一理あると思います。
最終的には原文のまま理解するのがいちばん原作を味わえるはず。
が、それを言っては通訳も翻訳も多言語コミュニケーションもままなりませんので、ものは試しでChatGPTにも訳してみてもらいました。
翻訳1 美は醜く、醜は美しい。
翻訳2 善は悪く、悪は善し。
翻訳3 正義は不正であり、不正は正義である。
翻訳4 美徳は悪徳であり、悪徳は美徳である。
翻訳5 公平は不公平であり、不公平は公平である。
キリがないのでこの辺りでやめましたが、同じようなパターンでまだまだ出てきそうです。
しかし、魔女のセリフとしてはリズム感が…。
やはり、「きれいは汚い、汚いはきれい」の方が落ち着く気がします。
日常英語でも、訳し方が何通りもあるというのは普通のことかもしれません。
最適な訳というのは場面に応じて探し続けるしかないのかも…などと思ったりしたのでした。
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