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旅と学びのフィールドワーカーって?

皆さん、はじめまして。

古屋絢子(ふるやあやこ)です。

自己紹介の際、私はタイトルにある言葉「旅と学びのフィールドワーカー」を必ず出します。ちょっとわかりづらいと思いますので、3つのキーワードに分けて説明します。

1.旅=英語の通訳ガイド

2013年春、マイナーすぎる国家資格の全国通訳案内士(通訳ガイド)試験に合格し、すぐに英語の観光ガイドとして仕事をはじめました。お客様は、世界各地から日本を訪れる外国人の方々です。関東を中心に、大型バス等を利用した団体ツアーのほかに、ひと家族様だけのプライベートツアーを多数ご案内しています。2018年からは、1本2週間にも及ぶ、全国の主要な観光地を同じお客様と巡るパッケージツアーの引率もはじめました。年間の三分の一(約120日)はツアーを開催しています。

2.学び=ガイド育成やインバウンド研修の講師

現役の英語通訳ガイドとして多くの経験を積んでいくうちに、普段ツアーで当たり前のようにしていることが、実は貴重で、価値があることなのではないか、と考え始めました。私が通訳ガイドになった2013年は、2020年のオリンピック・パラリンピック開催地に東京が選ばれた年でもありました。そこから、全国各地で地域通訳案内士やボランティアガイドの育成事業が次々と立ち上がり、講師として出講する機会に恵まれています。そうした場とは別に、専門学校の非常勤講師を3年間勤め、旅行・サービス業の現場への就職を目指す若い学生の指導に携わることもできました。2017年以降は、環境省や文化庁主催の専門家向け研修にも登壇しています。現在は単発の研修が多く、年間70日程度稼働しています。

3.フィールドワーカー=2つの現場を生でつなぐ

最後の「フィールドワーカー」という謎の言葉は「現場主義」とも言い換えられます。現役の通訳ガイドが、日々のツアーで工夫し実践していること、失敗やトラブル、お客様や関係者の皆さんから教えていただいたことには、ライブ感があります。生ものです。その貴重な知見を、新鮮なうちにnote読者の皆さま、ガイドの後輩、インバウンドのお客様へより良いサービスを提供したいと考える方、異文化コミュニケーションに関心のある方に届けたいという強い想いがあります。さらに、こうした「学びの場」での指導で得られた気づきを、自分自身の次のツアーにフィードバックし、改善していきたいと考えています。

どうか皆さま、旅と学びのフィールドワーカー アヤコの発信にどうぞお付き合いくださいませ。


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