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十年ぶりに寝込んで考えたこと〜まさかのコロナ体験記〜

ぶっ倒れてました。

寝込むのは、約十年ぶり。
数日に渡って家事を休むなんて、私が入院して家を空けた時以来じゃないだろか?

最近、いろいろなことがめんどくさくて、何もかも放り出したくなる時があり、(あーあ、いっそ熱でもあれば休めるのに)と思ったりしたのがよくなかった。罰が当たりました。

何となく体が熱い・・と目覚めた日、あっという間に体温38.7度まで上がり、頭痛がつらかったのでカロナールを飲む。恐ろしい効き目で、熱は一気に37度まで下がったものの、頭痛は消えないし、とにかく体がしんどい。無理矢理熱を下げたせいかもしれないねと夫は言い、私もそう感じたので、あとは自然に任せることにした。
案の定、薬の効果が切れる頃に再び熱は上がり始め37.9度。身の置きどころがない怠さ。きつい。つらい。

翌日は37度台前半、翌々日は平熱まで下がった(一時的)が、喉を見たら、何だか白っぽい。もしや溶連菌?!と怖くなり(私は大人になってから、かかった経験あり)受診。溶連菌なら抗生剤いるだろうし。

結果、溶連菌ではなく、コロナでした。
びっくり!

咳が出ないので、コロナもインフルエンザもないと思っていた。コロナなら仕方あるまい。おとなしく休むしかない。

思えば、先週、夫が微熱を出し、咳をしていた。もしや感染源は夫?!というか、それ以外、考えられない。コロナは症状が軽いと、そうとは気付かずにふつうに過ごしてしまうらしい。夫も四日間微熱が続きながら体調にはあまり影響がなかったらしく、いつもどおり在宅勤務していた。

まさかコロナとはね。

しかしまあ、病院というシステムは病人に冷たい。感染症疑い患者に冷たい。事前連絡して、時間指定して行っているのに、ゆうに一時間は待った。つらいってば。
薬局では、大雨の中、外で立ったまま待たされた。悪化しちゃうよ?

病院・薬局は、具合が悪い人が集まるところだという認識をもっときちんとふまえてくれないだろうか。
感染症が影響する社会になって久しいのだから、隔離&横になって待つスペースぐらい確保してくれよ。

まあとにかく、熱を出すのも、体が辛くて動けないのも十年ぶりで、それがどんなものかなんてすっかり忘れていたので、いろいろなことを確かめつつ考えました。

具合が悪い時編

熱が高いと、フン!(鼻を鳴らす?)とか、はあ・・とか、うーん!とかいう声が無意識に出る。何も気を引こうとしているわけじゃない。甘えてるわけでもない。自然に出ちゃうのだ。覚えておこう。

熱があって足が痛いというのはこれか!というのが初日にあった。両ふくらはぎ。怠重い感じ。怖い感染症ならば、痛みだけでなく、見てはっきりわかるほど腫れるらしいので、そうでなければ単に熱に伴う痛みだ。熱があって痛むのは関節だけじゃない。

食べられるのは、りんこのすりおろしとかき氷。特に熱が高い時。
少し落ち着いたらゼリー。

今後の対策編

ダイエット不要、それよりも筋肉を増やす
あと1kg、いや、500gでもいい、痩せたい・・なんてちまちま考えていたが、ひとたび体調を崩すとあっという間に2kgは減る。現在BMI20を切っている。ふだんからこの体重だと、いざというときに踏ん張りが効かない。最も健康的なBMIは22ぐらいらしいが、それだと私には重過ぎるので、BMI20はキープしたい。BMI 20.0〜 21.0の間は2kgぐらい幅がある。体重の目安としては、その範囲にいればO.K.。それよりも筋肉を増やす。サボらずコツコツと、筋トレしよう。

ビタミンDを増やす
免疫力を上げるために、ビタミンDを摂取する。できれば食事から。ふだんのメニューを見直し、食材を工夫する。
体内でビタミンDを作り出すには、日光が欠かせないので、朝散歩はマスト。有酸素運動も兼ねてがんばる。

ストレスをためない
考えても仕方ないことを考えてクヨクヨしたり、嫌なことを思い出してイライラしたりすると、寝付きが悪くなる。思考がネガティブになる。心がいつも平静であるためにはセロトニンが必須。セロトニンを増やすには、やはり朝散歩がいい。テクテク歩こう。

睡眠の質を上げる
免疫力を高めるため、ニュートラルな心を保つためには、ぐっすり休む、眠ることが大切。そのためにはセロトニン。つまり朝散歩。一にも二にも朝散歩!

いざという時の食品をストックしておく
私が倒れると、夫の食事が悲惨なことになる。大人なんだから自分でやってと言えば夫にやれないことはないし、実際、何でも自分でやるのだが、でも、今回、食事の様子を聞いたら、ずいぶんと残念な事になっていた。夫は料理ができない人ではないのだが、家で仕事をしながら、自分で三食用意するのは、やはり大変なのだろう。
いざという時に、一週間ぐらいの食事は何とかなるよう、日頃から食品をストックしておく。冷凍うどん、味をつけて冷凍した肉類、シウマイ、餃子など。
発熱者のためにはかき氷、りんご。

疲れる前に休む、疲れたら即休む
休みたいなあ、家事を放り出して寝たいなあ・・なんて思っていたのに、結局、熱が出るまで休まなかった。(熱でもあればなあ)なんて考えてしまうのは、その時点で疲れているということだ。これからは、疲れたら即休む。そもそも、疲れる前に休む。家事の上手な手抜き。

食欲に注意、食べ過ぎ厳禁
熱を出す直前まで、おやつ欲が暴走気味で、とにかく何か食べたい、スイーツ食べたい・・と手が伸びていた。体調を崩すときというのは、自律神経のバランスが乱れていて、それゆえに食欲がおかしくなる。そのことを失念していた。食欲がある、もっと食べたい、そういうときこそ要注意。

以上、①〜⑦は、ヒト本来の免疫力を高めることを意識した項目。
家族が複数回コロナになっても、一度もうつったことがない友人に話を聞いたら、友人曰く、「私はよく食べるの。ダイエットしなきゃと思うんだけど、つい食べちゃう。肉も魚もよく食べる。」ということだった。やはりきちんと食事をとって、きちんと休む。そんな基本的な生活が大切なんだと思う。

総括

熱があったのは四日。そのうち38℃台は初日のみ。
咳、鼻水ほとんどなし。
嗅覚、味覚、影響なし。
喉の痛み、胃腸症状が顕著(胃痛、お腹の違和感、食欲不振)。
処方薬|トラネキサム酸錠(喉の炎症止め)

熱がある間はつらい。寝るに寝られないし、かなりしんどい。
二度とかかりたくない。
週明けから朝散歩を復活させようと思ったけれど、コロナ感染後の倦怠感はけっこう続くらしく、完全によくなるまで無理は禁物とのこと。あと一週間は様子見かな。

発症七日目からぼちぼち日常生活に戻ることができて、やれやれでした。


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