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ワンシーン、ワンフレーズが強烈に印象に残っている映画 part2

映画大好き、金現珍(キムヒョンジン)です。

part1を書いてから1年が経ってしまった。

反省。

でもやっぱり映画が好きだから、書いていく。

一瞬が心に焼き付く映画たち

■DRIVE

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ラ・ラ・ランド、ブレードランナーで有名なライアン・ゴズリングが主演

。主人公に名前は無く、昼間はメカニック、夜は強盗のドライバーの二重生活を送っている。

そんな主人公は、同じアパートに住む人妻:アイリーンと恋に落ちる。

この映画を見ようと思ったきっかけは、TUTAYAのポップで「暴走する純愛」というキャッチコピーが意味がわからなかったのと、当時「トランスポーター」のカーチェイスにハマっていたからでした。

さぞ派手なカーチェイスなんだろう、と思った。

それにしてはパッケージが暗いな、とも。

前半はとにかく「静」だった。

強盗を乗せての逃走シーンも、ドライビングテクニックはすごいけれど、無口無表情な主人公。

アイリーンや、その息子と一緒にいるときも、会話はほとんどない。

アイリーンの夫が刑務所から帰ってきてから状況は一変し、激しい暴力とグロい場面が描かれる。

私的にはギリギリの描写でした。

かといって、ずっと暴力シーンばかりでもなく、「嵐」と「凪」が交互に来る感じ。

これほど「静」と「動」の差が激しい映画も珍しいと思う。

物語の終盤、エレベーターに乗る主人公とアイリーン、そして乗り合わせる1人の男。

無言で見つめ合う主人公とアイリーンが、2人だけの世界に浸ってキスをするシーンは、幻想的で感動すら覚える。

しかし次の瞬間、主人公は乗り合わせていた男と乱闘を繰り広げ、男の頭を踏みつけ蹴りつけ砕いてしまう。

暴力描写が人によっては受け付けないかもしれませんが、言葉も無くただ見つめ合って寄り添う「静」の美しさが際立つ、そんな映画。

■レギオン

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ダ・ビンチ・コードで暗殺者シラスを好演したポール・ベタニーが主演。

オカルトホラーアクション(コメディ)のような映画。

そんなジャンルあるのか知りませんが笑

内容は、人間の愚かさに呆れ、人間を滅ぼそうとする神様。それに反対したミカエル(ポール・ベタニー)は人類の希望となる子供を救うために奮闘する、というもの。

ターミネーター2の機械vs人間を、天使(神様)vs人間に置き換えた感じ。

砂漠のダイナーに8人の人間が集まり、そこにやってきて、生肉をむさぼり食う老婆。

そして突如襲い掛かってくる老婆。

ここまでは重苦しく、重厚感ある雰囲気がいい感じにホラー映画している。

ここまでは。

この老婆が四足歩行でゴキブリのように天井を走り始めたらもうダメだった。

さよならホラー、ようこそコメディ。

悪魔みたいなバケモンにしか見えない天使vs人間+大天使。

グロ目の描写と激しい戦闘シーンがあるものの、

・妙に間の抜けた気持ち悪さの天使

・重量感たっぷりの人間味あふれる殴り合いをする2人の大天使

・妊婦に向かって「急いで生むんだ!」と叫ぶミカエル

もう、笑いが止まらない。

ある意味傑作だと思っている。

どったんばったん好き放題暴れる大天使と天使軍団。

天使vs人間というより、もはや天使同士の内輪もめ。

そんな中、致命傷を負ったダイナーのおっちゃんが、座り込みながらもライターに火をつけ

「悪いが、店じまいだ」

と言って油(ガソリン?)に引火させてダイナーごと天使を吹っ飛ばすシーンは最高にかっこいい。

頭を空っぽにしつつ、ダイナーのおっちゃんのシーンはぜひ見てほしい映画。

今回はここまで。

また近いうちに続き書きます。

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