見出し画像

この夏いちばんにハマった物語

今朝noteをひらいて最初に目についた記事がこちら

ゴールデンカムイ

アイヌとエンタメ、と目に入り、こ、これはもしや?と思い、読んでびっくり。思ったとおり、エンタメ師匠の友達から勧められて読んだ中で、一番面白い漫画の記事だったからです。26巻まで一気に読みました。(ツタヤでレンタルです。すみません)

1巻ずつ読むたびに気になっていたのは、巻末にある文献・資料の多さです。漫画なのに図鑑を読んでいるような感じ。真剣に向かい合える本でした。

私とアイヌの出会い

さて、私がこの作品を好きな理由は、私自身がアイヌの人たちと交流したからです。最後、記念にくれたアイヌ刺繍をほどこした羽織。いまでも大切にしています。時々は袖をとおして出会ったアイヌのお母さん・長老・子供たち、その他そこで出会った皆を思い出します。

今から20年前に、北海道にソロツーリングに行きました。チラシをを見て何気なく参加した「一万年祭」で二風谷アイヌたちと知り合いました。アイヌ学校にも遊びに行かせてもらいました。そこのアイヌ式の家(土塀でまどはくりぬかれているだけ)に泊めてもらい、長老に指名をうけて朝ごはんの目玉焼きをつくり、掃除したりお手伝いをしました。(普段何もしていないので子供たちに笑われて、逆に教えてもらったりで冷や汗でした)

アイヌ式の結婚式も見る事ができました。お祭りで見たアイヌの踊りは、迫力があって忘れられません。みんなで大きなチセを建てました。女の子たちとたくさん遊びました。猫のペケレをじゃらしたり。とにかくやんちゃな男の子がいて、ひげをたくわえた長老がいて…と同時に、迫害の歴史も知りました。

つい、自分の思い出が頭から湧き出てしまいました !(><)!

闘いとヒグマとアイヌの習慣と…

ストーリーは埋蔵金ををめぐる猛者たちの戦いが中心。大自然の厳しさ、ヒグマやけものとの闘い(トラも出てきた)。吹雪、大自然との闘いは人間同士の争いを超えています。アイヌの狩りの習慣も見ものでした。なんでも捕まえてどんどん食べる。「ヒンナヒンナ」(中川先生によると意味が少しちがうそうですが)と言いながら。

アシリパとスギモトの絆(スギモトとの事を言われて耳があかくなるアシリパがかわいい)にも目が離せません。

はやく続きが読みたい…。



この記事が参加している募集

#習慣にしていること

130,940件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?