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牧場物語が好きという話

私はゲームが特別好きというわけではありませんが、人並みにはやってきたと思います。その中でも特にハマったシリーズが、牧場物語シリーズです。


牧場物語との出会い

私が初めてプレイした牧場物語シリーズは『牧場物語2』でした。確か、小学校高学年くらいの頃だったと思います。父と一緒に行ったゲーム屋さんで見つけたのですが、店内には平成時代特有の、パッケージがずらりと並んだ棚がありました。父が「これ面白そう」と言って購入したのを覚えています。私も自分のプレイデータを作り、遊び始めると、コツコツと作業をしながら牧場を発展させたり、町の人たちと交流してイベントを起こしたりする牧場物語の世界観にすっかりハマっていきました。

プレイした牧場物語シリーズの感想

牧場物語2

初めてプレイした牧場物語シリーズということもあり、特に思い入れのある作品です。祖父が残した牧場を立て直していくというストーリーで、3年目が終わる時点である程度牧場が栄えていないとゲームオーバーになるという、意外とシビアな内容でした。登場キャラクターがみんな魅力的だったことも、ゲームに惹き込まれた理由の一つです。また、恋愛・結婚システムもあり、主人公は男の子のみですが、好みの女の子を選んで結婚できました。私は、ポプリちゃんを初めての結婚相手に選びました。

牧場物語GB2

持っていてプレイした記憶はあるものの、正直、内容はあまり覚えていない作品です。

牧場物語GB3

この作品の特徴は、お米が育てられるようになった点です。また、GB版では初めて結婚システムが導入されました。相手は選べないんですけどね。

牧場物語ハーベストムーン

この作品にはかなりハマり、長期間プレイしていました。非常に好きな作品なので、少し長くなります。
キャラクターは『牧場物語2』に登場したキャラクターが大半ですが、設定が異なっています。例えば、グレイは『2』では隣の牧場の寡黙な牧場主でしたが、『ハーベストムーン』では少し愚痴っぽい鍛冶屋見習いになっており、エリィはケーキ屋さんから看護師に、また『2』でエリィとくっついていたケーキ屋のジェフは、雑貨屋の主人でカレンの父親という設定になっています。
NPCのカップリングも変更されており、『64』ではグレイ&ポプリ、カイ&カレン、ジェフ&エリィ、ハリス&マリー、クリフ&ランの組み合わせでしたが、『ハーベストムーン』ではカイ&ポプリ、リック&カレン、ドクター&エリィ、グレイ&マリー、クリフ&ランとなっています。最初はこの変更に戸惑いましたが、徐々に慣れていきました。
このゲームをする際に、辞書のような分厚い攻略本を購入し、かなりやり込みました。ポケットステーションでコロボックルを育てられる要素も非常に面白かったです。また、プレステ版だったので、たくさんのセーブデータを作り、最終的には女の子全員と結婚しました。

牧場物語ハーベストムーン for ガール

この作品にもかなりハマりました。『ハーベストムーン』の女性主人公バージョンなのですが、ストーリーが異なります。男性バージョンは、これまでの牧場物語と同様に祖父が残した牧場を立て直すという内容ですが、『for ガール』では、都会でのOL生活に疲れた主人公が船旅に出て、途中で嵐に巻き込まれ、ミネラルタウンの浜辺に流れ着くというところから始まります。冒頭のムービーからして、かなりドラマティックな展開です。この作品では、男性キャラクターとの恋愛イベントが楽しめるのが特徴です。
今回も攻略本を購入して、やり込みました。(一応、全ての結婚相手候補とのイベントは見たと思います)
私は、夏しかやってこないカイというキャラクターに心を奪われました。

私の推しキャラ、カイ

最初はチャラくていい加減な性格に見えますが、仲良くなってイベントが進むにつれて真面目な部分が垣間見えるようになります。このギャップに惹かれました。また、主人公の見た目(金髪ロングで青い目の美女)も気に入っていたので、プレイしていてとても楽しかったです。『for ガール』の少し残念な点は、結婚した時点でエンディングを迎えてしまい、それ以降は牧場を続けられないことです。それでも、何周もしてしまうほど面白い作品でした。

牧場物語3

『牧場物語3』は、シリーズ初の3D視点で、カメラを自由に動かせるようになった作品だと思います。キャラクターはとても魅力的で、全体の雰囲気も気に入っていました。しかし、残念ながら画面酔いしてしまい、満足にプレイすることができませんでした。
今作のストーリーは、これまでと異なり、レジャー施設が建設されようとしている村を救うために、牧場経営をしながらその手立てを探していくという内容です。結婚システムはなく、エンディングを迎えるとゲームが終了します。

牧場物語ワンダフルライフ

『牧場物語 ワンダフルライフ』も3Dのゲームで、どうしてもプレイしたかったので購入したのですが、やはり画面酔いしてしまい、最後までプレイできませんでした。この作品では、時間が流れ、主人公や住民たちも歳を取っていくのが特徴です。これはとても面白い試みだと思いました。

牧場物語キミと育つ島

『キミと育つ島』はDSのゲームで、上から見下ろす視点だったため、画面酔いすることなくプレイできました。最初は何もなく、ほとんど人も住んでいない島ですが、牧場が発展するにつれて住人が増え、島に活気が出てきます。主人公のデザインが可愛くて、とても気に入っていました。
特にリリーちゃんが可愛かったので、男主人公でプレイしてリリーちゃんとの結婚を目指しました。

リリーちゃん

ただ、操作性が少し悪かったこともあり、あまりハマることはなく、記憶が曖昧です。

牧場物語はじまりの大地

『はじまりの大地』は3DSのゲームで、ネット上の友人たちが購入していたこともあり、通信機能を使って一緒に遊ぶことができました。これまでのシリーズにはなかった要素だったので、新鮮でとても楽しかったのを覚えています。
ストーリーは、父から受け継いだ牧場を立て直し、過疎化が進む町を復興させるという内容です。今作では、主人公の性別はもちろん、髪型や肌の色なども自由に選べるようになりました。さらに、町も自分でカスタマイズできるようになり、できることが一気に増えました。ただ、自由度が高すぎて何から手をつければいいのか分からず、中途半端なところで終わってしまいました。この頃にはすでに社会人になっていたため、ゲームをする時間がなかなか取れなかったことも影響したのかもしれません。

牧場物語再会のミネラルタウン

『再会のミネラルタウン』は、『ミネラルタウンのなかまたち』のリメイク作品です。思い入れのある作品のリメイクということもあり、迷わず購入してプレイしました。
新しいキャラクターが追加されていたり、キャラクターデザインが変わっていたり、動物の種類が増えていたりと、さまざまな変更点がありました。また、同性とも結婚できる仕様になっていたのも特徴的です。
ただ、個人的に残念だったのは、NPC同士のカップリングがなくなっていたことです。最近の牧場物語シリーズでは、すでに何作か前からこの要素がなくなっていたようですが、時代の流れとはいえ、少し寂しく感じました。何に配慮しているのか気になるところです。
結婚まではプレイしましたが、やり込みまではできませんでした。リアルでは子育てが忙しく、ゲームに割く時間が取れなかったことも一因です。

牧場物語の魅力

小学生の頃から大好きだった牧場物語シリーズは、大人になった今でも変わらず楽しめるゲームです。その魅力は、何と言ってもほのぼのとした可愛らしい世界観にあります。のんびりとした牧場生活を送りながら、作物を育てたり、動物の世話をしたり、町の人たちと交流したりと、忙しい日常から少し離れてリラックスできる時間を提供してくれるのが、牧場物語の大きな魅力です。
子供の頃に夢中になった作品が、大人になっても同じように楽しめるだけでなく、新たな視点でその奥深さを感じられるのが、牧場物語シリーズの素晴らしさだと思います。
今はゲームをする時間はありませんが、子育てがひと段落ついた頃に新作が出てくれたら、またやり込んでみたいなぁと妄想してしまいます。


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