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そして、バトンは渡された 音声ガイドにて観賞

大ヒット公開中の映画(と言える清々しさよ)「そして、バトンは渡された」
試写会、公開初日以来のリピートは、音声ガイドを利用して観賞してきた。

音声ガイドについては以前「総理の夫」観賞時にもnoteにて感想を書いている。

複数回観る予定のある作品は、リピートで音声ガイドを聴くのがここ最近の楽しみだ。
劇場で音声ガイドを利用するのはこれで4回目なのでさすがに操作や事前準備にも慣れてきた。

アプリでガイドのデータをDLするのは自宅でwifi環境があるうちに済ませておく。Bluetoothイヤホンは充電も忘れずに。スマホやイヤホンの光漏れにも気をつけたい。

伏線はどうガイドされている?(ネタバレ有り)

この映画は原作から大きく時系列を入り組んだ構成にし、ドラマチックな展開の物語に仕上がっている。
映像ならではの「気付く人は気づく」レベルの伏線を、音声ガイドでどう表現しているのか、初見時から非常に気になっていた。


森宮家と水戸家、梨花とみぃたんの暮らした部屋に共通するインテリアなどは、特にガイドでは触れられていなかった。


森宮の会社に訪ねてきた梨花のスカーフや帽子(キャスケット)は説明があって、卒業式の優子を後方で見守っていた人物も匂わせていた。こちらは映像を観ても印象的に映されているからか、音声ガイドでも分かりやすく説明されていた。

音声ガイドだから分かったこと(ネタバレ有り)

実は音声ガイドを聞いて初めて気づいたこともあった。水戸と梨花の結婚式だ。
ウェディングドレス姿の梨花とみぃたんの弾けるような笑顔にばかり目がいって、「水戸そっちのけでみぃたんの方ばかり見ている梨花」には気がつかなかった。ガイドの説明を聞いて改めて水戸に注目して、その戸惑いの表情にクスリと笑った。


優子の学校の担任の先生が原作にも登場した「向井先生」だったのも音声ガイドで知った(かなり性格は違うけれども…)
また、早瀬くんの担任の先生が「美人先生」と呼ばれているのには笑った。
そしてアンパンマンマーチを弾いたあと「美人先生に手を引かれて去っていく早瀬くん」も、音声ガイドだから分かりやすかった。実は2回観た時点では美人先生だったとは気がついていなかったので…(twitterで知った)


また、音声ガイドで観賞する時の楽しみの一つに、エンドロールがある。
本作のエンドロールでは優子の人生を振り返る写真が映し出される。
その写真の説明を改めて「言葉」でされることで、映画本編から受けた感動がさらに増幅される。
そしてキャストの名前を読み上げてくれるところもいい。


優子 永野芽郁

森宮 田中圭

改めて、目で見てもいいし耳で聞いても素敵な名前だった。


さて、おそらく次回は「あなたの番です劇場版」で音声ガイドを利用することになりそうだが…ガイド、作成されるかな?
もしされるなら、あな番の面白怖い世界をどういう風に言葉で説明するのか非常に気になるところ。
バリアフリー音声ガイド、字幕がどうか作成されますように。













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