来年はバブルの可能性大。そして暗号資産が躍進する。キーワードはデータとセキュリティ。
もう12月になり、今年の相場は強く終わろうとしています。多少の上下はあるにしても、今の強気トレンドが変わる気配は感じられません。
もし、現在の強気トレンドが変わらなければ、来年早々にS&P500は4000ptを突破することになるでしょうし、目標としていた株価も、案外早い時期、2月ぐらいに到達する可能性も見えてきます。
念のため、もう一度掲載します。
✅S&P500:4137pt
✅Nasdaq100:14538pt
これは、直線を引けば誰にでも可能だなと分かるレベルの結果です。なので当てただろう、などという陳腐なことを言うつもりは毛頭ないですし、当たったからといって、どうって話でもありません。
実際、過去の記事を見ればわかると思います。ほぼすべて的中しているのは、マーケットの風向きの変化を感じたからで、別に特殊なものではありません。
にもかかわらず、ツイッターなどでやたらと、当てた当てたと宣伝する人は、あまり中身のない人だと考えています。なので、そういう宣伝をする人を心の奥底で軽蔑しています。
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さて、話を戻しまして、バブルはもう始まっています。それも、株式バブルと暗号資産にです。確か暗号資産が正式名称のようです。
フェイスブックのリブラというのをご存知の方も多いと思います。あれは失敗したと短絡的に位置づけするのは間違いで、フェイスブックの新たな成長戦略になると考えています。
ニュースはこれです。リブラからディエムに名称を変更するようです。
もしこれが承認されると、これを材料にしてFacebook株は上昇を再開する可能性がありますし、実際に利益が出ることが確認されると一段と買われてくると思われます。
これはいったい何なのかといいますと、データの金脈化の進化形といっていいと思います。
個人情報やアクセス履歴などで多額の収益を上げてきたアルファベットやフェイスブックは、さらなる収益源として、新たな金脈を得ることになるかもしれないという話です。
十分な暗号資産についての知識や理解は全く足りないのですが、風向きは感じますので、こういう風向きで新しい成長株を選ぶといいと思います。
🟨新たな成長トレンドは暗号資産
暗号資産のインデックスをダウジョーンズが作るというニュースは、知られていると思います。
すでにETFがありますので、何が変わるんだという感じもしなくもないですが、需要が拡大している証拠なので、かつてのような異常な動きをしなくなります。
しかも資産形成の対象になりえてくると思われますので、各企業がこぞって参入してくる可能性が高まります。
暗号通貨や暗号資産について、少し勉強したい方は、以下に入門書や雑誌を掲載しますので、面白そうだと思ったら読んでみてください。
ちなみに、上の雑誌は、Kindle Unilimitedで読めるはずです。Kindle Unilimitedは意外といい本があったりしますので、試しで入ってみてください。月額制なので本を読む強制力になります。
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本の紹介になってしまいましたが、別にここで暗号資産の説明をするつもりは今はありません。それよりも、これからのマーケットの展望を考えた方が生産的だと思います。
株式市場には新しい成長モデルが必要です。いわゆるテーマです。
今まではSaaSやサブスクとか言われて、関連の株が大暴騰しました。結局のところ業績が急拡大しましたので、買われたというのが実態なんですが、市場が何に着目しているのかというのが重要なポイントです。
そして、次は、暗号資産ではないかと考えています。
それは、仮想通貨指数を立ち上げることがきっかけになっていると思います。すでに今年は、大手フィンテック企業でビットコインなどを買ったり、取引できるようにしたりという動きがありましたので、それが狼煙でした。
という意味では、スクウェア(SQ)やペイパル(PYPL)といった株は、買いでいいのだと思いますし、新たな成長ステージに入る可能性も考えられますので、その点に要注目だと思います。
🟨懸念は、割高、加熱しすぎている株式市場
考え方をアップデートしないといけないのかもしれませんが、これがニューノーマルなんでしょうか?
よくわかりません。
ワクチンができたとはいえ、それが本当に効果がどの程度出るのかは、これからのことなので、実体経済の先が読みにくい状況には変わりはありません。実際に雇用統計が少し悪化しました。
とは言え、「バッドニュース・イズ・グッドニュース」なので、株式市場が過熱状態を継続しています。
この理由は、何回も書いていた通りで、ゼロ金利政策と高圧経済政策への期待とワクチン接種から経済正常化への期待です。
問題は、これはもうわかり切っていたシナリオですので、かなり織り込まれているという面は否定できない点です。
それは、過熱感と相まって、瞬間的な急落がやってくる可能性があるということです。VIX指数が高い水準のままだったり、コールオプションの出来高がハイレベル、プットコールレシオが20年ぶりの低水準なのは、そういう急落をはらんでいるということなのです。
グロス株が一巡して、バリュー株が安いから買われ始めたのは事実ですが、もう割安感はかなり薄れてきたのも事実です。
もう割安感は殆どありません。
なので、非常に危うい状況です。
とは言え、ここで上昇が終わるとは全く考えていません。
それは、新たな成長モデルを取り入れれば、株式市場がいくらでも変化できるからです。
グラフが今手元にないのですが、実は、コロナの急落でキャッシュ化した資金が大量にまだありまして、それが十分に市場に戻ってきていません。
経済正常化に伴って、徐々に戻ってくると思いますし、経済正常化株は、急落前の高値を取ることが目標ですから、まだ戻っていない株は基本全部買いです。
当然、新たな成長軌道に乗った株は全部買いです。
🟨GAFAM系の動向は非常に重要
もう成長できないよとか、もう終わったとか、ひどい言われようですが、財務諸表や損益計算書などを見て言っているんだろうかと疑問に思えて仕方がありません。
何度も言いますが、莫大なキャッシュを今も生み出し続けている点で、ここまで巨大化しても成長し続けている点で、他を圧倒しているのがGAFAMです。
しかも、指数に与えるインパクト、市場に与えるインパクトでも、圧倒的な存在です。
このGAFAMが次の成長軌道に乗ったらどうなりますかということを、考えてみて欲しいと思います。当然、経営陣は常に考えています。
その成長が暗号資産かもしれないし、また別のものかもしれません。何になるのかわかりませんが、そういう可能性を念頭に入れておく必要があります。
NVIDIAやAMDがIoTや自動運転を見据えたと思われる大型買収をしました。ARMとザイリンクスです。これはもしかすると、もっと大きなことを想定しているのかもしれません。
IoTという現実世界のモノではなくて、完全データのみの世界を想定しているとも考えることもできます。
だとすると、データの新たな金脈化が、これから起きるのかもしれません。
もし、テスラはもう成長できないよ、限界だよ、と考えている自分がいたとしたら、その自分の頭を疑ってみてください。すると、新しい世界が見えてきます。
もしかしたらテスラはここからさらに行くんじゃないの? これがこうなったら、こんな化学反応が起きるんじゃないの? ということが頭の中で出てくると思います。
販売台数だけでは見えない世界です。
ある人が年率50%の販売台数を売り上げれば2030年には3000万台を売ることになるという、夢物語を語っていました。
世界の4輪車の新車販売台数は9000万台です。仮に増えたとしても1億台とかそういうレベルです。天井がある以上、そこに毎年50%成長など無理な話です。
テスラの強みとは販売台数ではありません。これまでに培ったブランドと技術力とデータです。これらを使って、次のステージに行けるとしたら、今は、まだスタート地点に過ぎないのかもしれません。
モノは考えようということです。
🟨新たなデータの金脈化が企業収益を激変させる
仮定の話になりますが、暗号資産が企業業績を激変させることになるとしたら、最近好決算を発表した、クラウドストライクやZscalerやオクタなどのセキュリティ系のSaaS企業は今後もますます伸びていく可能性はあり得ます。
それも爆発的な成長です。
当然、暗号資産を収益源となった株も急騰する可能性もあるわけです。
もしかすると、これが経済を活性化させる起爆剤になって、実体経済が急速に成長をするかもしれません。
世の中とは、新しいものが生まれて成長していくものなので、こういうことを念頭に入れておくことは必要だと思います。
🟨当たり前ですがPERよりPEGレシオ
割高が目立っていてPERをしきりに出す人がいますが、PERは所詮瞬間を切り取ったものに過ぎないものですので、現状が高いとか安いとかを見るだけの指標にすぎません。
投資家にとって必要なことは、株が上がってくのかどうかですので、買われる株というのは、成長している株です。
この成長を加味したものがPEGレシオです。実際、PEGレシオだけで投資している人もいるぐらいです。
人それぞれ、投資にはスタンスがありますので、バリュー投資、高配当投資、成長株投資、インデックス投資、どれか一つだけが正解ではありません。
経済が成長し続けている限り、すべて正解です。なので、自分のスタンスに自信をもって取り組んで欲しいと思います。
🟨今回のまとめ
自分でも思うんですが、今の状況が危うすぎて、これ一点に尽きます。
ですが、今後の成長という面では、楽観視していますし、暗号資産は非常に重要な位置を占めるのではないかと思います。
テスラ株を、ボロクソ言われていた時代から、イーロン・マスクの天才性とカリスマ性を信じて投資し続けてきた個人投資家は、今では億万長者です。
そして、ビットコインを信じて投資し続けてきた投資家も今や億万長者です。
何事にも先見性が非常に重要ですが、初期段階はギャンブルの可能性がありますので、ビットコインは大成功したけど、他は。。。ということは当然ある話です。
テスラは大成功したけど、ニコラは。。。これはちょっと比較の仕方が違いますが、言いたいことは、すべてが勝者にはなれないということなのです。
今はその勝者に便乗した新たな成長モデルが始まろうとしているのではないかと思いますので、それに期待しています。
そして、これからも次の新しい芽も出てくると思います。
ということで、皆さんが大儲けできますように。
ではまた。
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