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中国株がもうすでに来ている! いま買える中国株はインデックスとバリュー系。
上の画像はテンセントのHPから持ってきました。
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今回は、中国株について書いてみようと思います。
前にも少し触れたことがあったと思うんですが、上海総合指数や深圳指数やハンセン指数などが上昇しているだけでなく、持ち合いを形成していることから、ブレイクすると期待できるからです。
特に本土株の上昇が強くなり始めているように思います。
とかく日本では、中国のことに関してあまりよい報道はされませんが、と偉そうなことを言っても、自分も正直よくわからないことが多いです。ここでは経済や株式投資にフォーカスしていこうと思います。
今回は企業分析は最小にして、中国のマクロ統計から、今後の株価の動向を考えてみる回です。
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香港国家安全維持法は2020年6月に施工されたことで、自由が脅かされたとか、いくつかの人権問題とか、いろいろな問題が取り上げられていますが、中国は変化しない国ではないので、今後は変わっていくだろうと考えています。それに、経済的なダメージはそれほどではないということが、株価の動きを見て感じられます。
最近では、社債市場が混乱して株が下がるという意見がありましたが、現実には、中国人民銀行によるテコ入れで、金融市場への影響はほとんどなかったような形です。
なので、本当にマクロ指標を見て、中国の経済状況を判断し、個別株やインデックス投資を考えてみようということを書いてみました。
今回の内容は以下になります。
🟨最近の中国のマクロ統計
以下中国のマクロ統計のうち、4つを見てみます。
製造業PMI
鉱工業生産指数
小売売上高(年初来)
小売売上高(前年同月比)
グラフも付けましたので、2018年あたり化の変化と今の状況が見て取れるのではないかと思います。
🟧中国・製造業PMI(購買担当者景気指数)
前回:51.4
予想:51.5
🟧中国・鉱工業生産指数
🟧中国・小売売上高(年初来)
🟧中国・小売売上高 (前年同月比)
これらを見てわかることは、確実に回復していることがわかります。当然株価も回復してくるのは当然でして、アメリカはバイデン政権になることで、中国株にも追い風になるのではないかと思います。
ザックリ、現状認識ができたので、ここから株価がどうなりそうなのかを、実際のチャートを見ながら考えてみようと思います。
🟨中国のインデックスチャート
中国にはいくつも取引所がありますし、A株、B株などもあり、初めての人にかりにくいと思いますので、簡単に説明します。
A株:基本的に国内投資家のみが売買できる株
B株:外国人が売買できる株
最近では、A株にも投資できるようになってきているので、資本規制が徐々に緩んできていると思います。
以下は、代表的な指数として4つを見てゆこうと思います。
✅上海総合指数
✅上海50A指数
✅深圳株価指数
✅ハンセン指数
これに加えて、一部の個別株も見ることにします。
✅テンセント(0700.HK)
✅BYD(1211.HK)
✅ハンセン銀行(11.HK)
✅中国商工銀行(1398.HK)
✅中国建設銀行(939.HK)
✅チャイナモバイル(941.HK)
挙げ始めるときりがありませんので、この辺にしたいと思います。基本的にはインデックス投資がいいと思っています。
🟧上海総合指数
🟧上海A50指数
🟧深圳株価指数
🟧ハンセン指数
上のチャートはすべてInvesting.comから持ってきました。
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特に上げが顕著なのは上海A50指数ですが、他も、非常にきれいなチャートになっていて、ここから上に抜ける可能性が高そうです。
ただ、香港のチャートは昔からあまりきれいではないので、多少上下しながら上げるのだろうと思います。
深圳株価指数はあまり見慣れないかもしれませんが、深圳といえばハイテクなので、この指数はハイテク指数と考えていいのではないかと思います。
現時点で日本から投資できるインデックスは以下の3つと思います。
✅上海総合
✅上海A50指数
✅ハンセン指数
特に本土株価指数は上がるときは非常に綺麗な上がり方をするので、買うなら今のようなタイミングだろうと思います。
🟨中国の個別株のチャート
個別株のチャートはそれぞれに特徴がある上ので、週足と日足の両方を掲載します。基本的には本土香港の両方に上場している株だと思います。
🟧テンセント(0700.HK)
週足チャート
日足チャート
🟧BYD(1211.HK)
週足チャート
日足チャート
🟧ハンセン銀行(11.HK)
週足チャート
日足チャート
🟧中国商工銀行(1398.HK)
週足チャート
日足チャート
🟧中国建設銀行(393.HK)
週足チャート
日足チャート
🟧チャイナモバイル(941.HK)
週足チャート
日足チャート
ざっと見て言えることは、
✅テンセントはまだ上がると期待したいので押し目買い。
✅BYDは調整に入っているところ。
✅銀行株は反発を始めたところ。
✅チャイナモバイルは反発狙いの買い時かもしれない。
こんな感じです。
業績的に若干悪化しているのはチャイナモバイルぐらいで、テンセントはいまのところ絶好調です。
しかしアメリカのテック系の株価の伸び悩みなどから、おそらくテンセントも同じような動きになるのではないかと想像しています。
なので、今の中国株への投資戦略としては、銀行株や通信株などのバリュー株投資が良さそうです。
特にチャイナモバイルは底を打ってきていると思いますので、大きな反発が期待できそうです。
🟨今回のまとめ
今回は中国株ということにしました。バイデン政権にもなり米中関係の雪解け期待もありますので、株が上がりやすくなってきているのではないかと思います。
今買えそうなものをまとめます。
✅安全な買いは中国本土のインデックス買い
✅銀行株やチャイナモバイル等のバリュー系株の買い
今回はこういう結論になりました。
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