マイノリティデザイン 読書レビュー
出逢ってよかった❤️心からそう思える本です。
何がいいって著者の澤田さんが「ゆるスポーツ」を考案するそもそもの原動力が、生まれたばかりの息子さんが視覚障害者だったところから始まっていることが書かれているところ。
それまでやってきた宣伝の仕事では、どんなに素晴らしい業績を残しても息子さんに見せることはできない。
強者だけが勝ち残る世界では弱者はつらいまま。
でも、弱者も共に楽しめるゲーム、ルールを創り出すことができれば、世界はさらに多様性のある豊かな場に進化していく。
「弱点」は、克服するよりも生かすべき特性になる。
今まで何となく感じていたけど言葉にはならない、表現できなかったことが、「あ、こういうことだった」と、確認できた喜び。
ほんと、今までの価値観が音を立てて変わってきているなと実感します。
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