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【投機の流儀】日本国衰退の最大の問題である人口減少について、本稿はこう考える

第1部;当面の市況

(1)週末はTOPIX型の相場、売買代金が7.7兆円で22年4月の市場再編後で最大。週明けは小確りで始まろう。

5月の日経平均は、月間で0.21%上昇した。小幅だが、2か月ぶりの陽線月足となった。先週末は売買代金が7.7兆円で、2022年4月の市場再編後で最大だった。とは言え、勿論、本格的な新たな相場がやってきたわけではない。MSCIの定期見直しと、それに絡んだ思惑的な売買の急拡大であり、自律反発の範疇である。しかも、敢えて言えば日経平均型相場でなく、TOPIX型の市場だったと言える。

先週末の日経平均は1.14%のみの上昇だったにも拘わらず、例えば東電(9501)は54円高で6.1%上昇、日本製鉄(5401)は88円高で2.6%上昇という風景であった。

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