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【投機の流儀】年金制度の将来について

9日号の第1部の(1)「利上げ期待相場のNY市場」の「利上げ」は「利下げ」のミスタイプです。お詫びの上で訂正いたします。
本文の書きだしは、第1部の(1)先週の4日連騰のNYは「利下げ催促相場」の観を呈していたが、となっていますから意味は通じていると思いますがお詫びの上で訂正いたします。

【今週号の目次】
第1部 低迷相場期間の過ごし方の基本的心得
第2部 当面の市況

(1)年内相場観の「通念」を一口で述べればこうなる
(2)当面のバリュー株相場は株価急落の揺り戻しにすぎない
(3)「閑散に売りなし」、6営業日連続して売買代金が2兆円を下回る閑散状態が続いた
(4)閑散相場の中に無視できない深刻な変化
(5)JPモルガン10日付リポートは日本株の投資判断を「強気」に引き上げた。
(6)海外勢は小型株の成長性に注目し大型株は売却方針
(7)サンドウイッチ状態の持続
(8)最近の世界的な株高は景況感の改善を伴っていない
(9)日銀の利下げを織り込む動きだとする説もある
(10)米利下げが仮に実施されるならば、実体経済にとっては確かにプラス になる
第3部 中長期の見方
(1)国内機関投資家の日本株に対する慎重姿勢は20年ぶりのレベル
(2)「消費税、10月10%」を「骨太素案に明記」
(3)中長期の見方
(4)「米中貿易戦争」の行き着くところ
(5)米景気の先行き不透明感――もともと経済動向と市場は不透明なものだ
(6)世界経済規模の縮小予測値の膨大さ
第4部 トルコ・リラの動向
第5部 年金制度の将来について
第6部 本質的な世界観―「米中が世界の覇権を本格的に争う可能性は低い」
第7部 米・中・ロ・朝の狭間における日本の針路
第8部 北方領土問題

【来週以降の予定項目】
アメリカの世紀は終わったか、に関する一考察
(1)「アメリカの世紀」は続くがそれは変容する
(2)アメリカ衰退論の流行現象はいつ始まるか
(3)「世界の主導権を取る」とはどういうことか
(4)アメリカ衰退論の経緯
(5)「アメリカの世紀」の存続期間

第1部 低迷相場期間の過ごし方の基本的心得

ごたいそうなタイトルであるが、筆者の思うところを要約する。
実は銘柄発掘や売買タイミングを説くよりも、これが最も大切な基本中の基本である。基本中の基本を喪失すれば何をやってもうまく行かない。

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