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【投機の流儀】「もしトラ──トランプリスク」どんなことになるだろう?

第1部;当面の市況

(1)株式市場に「唐突」という言葉はない。必ず、予兆があるはずである。

1:23日(火)は日経平均で約470円上がって、その後に約500円を下げて、長大な上ヒゲを付けた陰線となった。

2:その前の19日(金)のSQ日は、SQの値を超えることなく「幻のSQ」として波乱含みの予兆を呈した。既述した。

3:もう一つの重要な予兆は、ロウソク足の日足で見ると、日経平均が今年になって3000円上がるプロセスで「三つの窓」を空けている。「三空に向かえ」と言う。「三空に買いなし」とも言う。

4:アベノミクス大相場の2.8倍になるプロセスで、15%以上の調整が7回あった。現時点で15%以上と言えば、5500円幅に相当する。

以上の1〜4が「炭鉱のカナリアが鳴き始めた」と見て、できるだけキャッシュポジションを増やして、調整局面を「初押しは買いだ」の喜ばしい現象だとして迎えたい。

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