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【投機の流儀】「金融政策は98%がトークであり、わずか2%がアクションだ」(バーナンキ元FRB議長)

【今週号の目次】
(1)当面の市況
 ○「所詮は中間反騰」の動き如実
 ○サンバイオ現象
 ○NY市場と比較した日本株
 ○クジラ幕相場の行方
(2)1月相場を振り返れば、定石通りの動きだった
 当面の市況
(3)日米株価の中間反騰の上昇幅の差異について
(4)投資家に弱気心理が生きている
(5)マクロ波乱の中でミクロを見る(凝視するのではなく俯瞰する)
(6)2020年度の企業決算
(7)「金融政策は98%がトークであり、わずか2%がアクションだ」(バーナンキ元FRB議長)
(8)「FRBのここまでの先制的な利上げは実に見事だった」(R・クー、 「マンデーミーティング・メモ、1月12日号)
(9)FRB利上げ停止観測、出遅れたECB、苦悩する日銀
(10)FRBが市場を配慮、その結果日米の株価回復に格差が生じ、日本では
(11)米景気の行方に勝る材料はない
(12)米景気の行方が金融市場を攪乱する
(13)景気と株価の関係は昨年11月11日号で既に述べている
(14)「中国経済という巨体が傾けば跨いで先へ進むには苦労する」
(15)米不在のダボス会議で発言力を増した中国
(16)関税引き上げはトランプの「思い付き」ではない
 米政府が予算案でつまずいた「壁」
(17)北方領土について学生時代ゼミの友人N氏との交信
(18)太陽黒点説(★註)から相場を占う
(19)「55年体制」たる自民党の体質と野党連合を組成させる坂本龍馬の不存在
(20)「地方創生戦略」を見直せば日本は活性化する
(21)広島のO様との交信(1月31日)
(22)九州のA様との交信(2月1日)

(1)当面の市況

○「所詮は中間反騰」の動き如実
終末は、米中貿易問題の緩和期待で底硬い動きとなったが、所詮は中間反騰だという思いから上値では利食い売りや整理売りが待ち構えているので上値の重い動きでもあった。
所詮は中間反騰という動きは下記のように現象する。

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