国際ロマンス詐欺なの?
すっかり春めいてきましたね! といいつつフリースの下にウルトラダウン着てコタツに入ってます…ウチの猫さん達も換毛期はもっと先…え?
(…ハゲ?!)
ウチには波平○○な熊が居り、ナイーブな単語なんで元国会議員で最近はコメンテーターやってる某豊〇さんのように「この、○○ー!!」と叫ぶのを自主規制、カッコ付きにしました(=私の心の声です)
「どしたの、もぐちゃん!」
目の上、地肌スケスケやないかい…
我が家のもぐぞうは「ゴツン」という音がしそうな勢いで頭突きをしてくるし、角という角に顎や頭を擦り付けるのですが、基本長毛猫なので、お腹以外はこんなに地肌が見えるのは初めて。 頬の毛ぼーぼーなのに…
ネットで調べたら、傷や発疹が無ければ問題無い、とのこと
でも。でもね。 頭を掠ったのは…ちょっと前のこちらの画像 ↓
一瞬ひるんだのですが、私にしては珍しく「写真!写真撮らんと!」と携帯をそっと取り出し、そのまま動かなかったら「何だ、来ないのか」て感じで餌を食べに戻るモヒカン狸さん…正面からだとあまりにみすぼらしすぎて狸とは思えないやつれっぷり。 夏毛でももうちょいマシな気がする…
そして食べ終えたのか、のそのそとお帰りに。
道路を渡ってお隣のお隣のTさん所有の畑を突っ切って、モヒカン狸さんは去っていきました
禿げた狸は疥癬症にかかっていて、数週間も経つと死んでしまうらしいのです…もうよたよたでしたし、あんなに毛が無いと低体温でもたないでしょう 可哀そうですがこれが野生動物の現実です
ウチの猫さん達は完全室内飼いなのでヒゼンダニがうつったとは思えませんが、様子を見て動物病院へ連れて行こうと思います
つねづね「ウチのたぬー」と熊が呼ぶくらいもぐは狸に似た猫だと思ってましたが、本物と比べるとやっぱり猫ですね
そんなこんなでキツネやタヌキも出没する田舎に住んでおりますが、ネットの世界、特に最近のSNSにもキツネやタヌキ、もしくは魑魅魍魎が出没している?いるんでしょうねえ…ってことで
今日の本題はここから!(前置き長いわ!)
NoteもSNSに入る? you tubeもSNSなの?っていうくらい、SNSに疎いワタクシですが、‘’モノを作って売る”事を生業にしているとまず「絶対やりなさいよ! 必須!!」と言われるのがインスタグラム
数か月に一回旅行先などで写真を更新していたアドレス(生存確認用)ではなく、ビジネス用にアドレスを新たに作って始めたのですが、更新頻度もゆっくりでフォロワーも中々増えない弱小アカウント
なのですがそんなアカウントでさえもいろいろ送られてくるんですよねえ、怪しいDMとかが
フォローしてる人以外DMを拒否しているので、取り敢えず承認せずに送られてきたリクエストのDMを読んでみると…
【日本人から】
広告営業「雑誌○○のクリスマス特集に燈花製作所様の△△という商品を掲載しませんか?」
・・・特集てアンタ、自腹で広告載せるのに特集も何もあるかーい!
どうやら世間知らずのハンドメイド作家の方だと「雑誌の方から作品掲載の声かけてもらっちゃった!喜」と勘違いしちゃう人も中にはいるらしい…(ホント?)
雑誌側からのオファーで掲載される時は基本お金かかりませんよ、お金払うのは広告です
副業勧誘「1日何分で何十万稼げます!まずはLINEでお友達登録を」
・・・イヤイヤ、うそうそ、そんなん。
【海外から】
石屋の営業「あなたのジュエリー、イイね、私の石買って❤」
・・・会ったことも店に行ったことも無い相手から、サイトも介さず買うなんてコワすぎるわー!
とまあ、大体上の三種類が多いのですが、最近たまにあるのが
男性or性別不明のアカウント「素敵な作品ですね!母にプレゼントしたい 幾らですか?」
・・・万が一本当に買う気かもしれないのでHPや販売サイトを案内する(しかし海外発送不可にしてある)もしくはガン無視
直近のDMはアジア人のイケ面だったのですが、一目で「香港人かな?」
という気がしました
プロフィールは化粧品のネット販売会社のCEOだって(怪しいわ~笑)
投稿を遡って見ていくと「母に贈ったエルメス」だとか「高層ハイレジデンスからの眺望(ビクトリアピークっぽい)」だとか「漢方薬の粉になっていない塊」「ピタッとしたTシャツ着てジム帰りの筋肉美」の画像を投稿していて…自分でもドンピシャ当ててびっくり、ワシの勘凄い笑
なんだろう、
ハンドメイドでジュエリーなんか作ってる日本人は夢見がち=カモ
とか思われてターゲットにされてんのかな、とちょいとイラっときたけど
そのアカウントの投稿ひとつひとつは
夢見がちな人を惑わせる仕掛け=釣り
つーワケですよねー?と思ったら。
なんだかすんごい楽しくてなっちゃって。(←メチャ人が悪い)
ついつい怪しい香港人のしゃっちょーさんのインスタをチェック!
「へー、フランス料理のフルコース、うんうん騙されそう❤」
「ほー、カラフルマカロン❤ うん、女子はすきよね~」
「おお!マッチョ! 筋肉で陶酔しがちよねー、アジア系イケ面って」
…って、知らんけど。 悪いけどワシには何ひとつ、かすりませんよー
香港や広州にアフリカ人めっちゃ沢山いましたねー、コロナ前は。
懐かしの重慶(チョンキン)マンションの宿に泊まってる時、管理人がアフリカ人で広東語吹き替えの「宮廷女官チャングム」を毎日見てたことがあったっけ
コロナで中国から居なくなっても逆に今アフリカに中国人が行ってるし、お金さえ払えば釣りの仕掛け画像をいくらでも手に入れられるでしょう
もしくはホントに香港人だけど詐欺師の香港人、とかね
仕事用のアカウントじゃなきゃ、国際ロマンス詐欺の手口とやらを体験してみたい気もしましたが…そんなヒマはないぞ、零細製造業!とどこからか声がする気がしたので止めておきました
ということで。
購入したいという気持ちがあったのかスパムDMなのか詐欺師の香港人なのかアフリカ人なのか、ホントのところはわかりませんが
世界中のキツネさんやタヌキさんからSNSで数撃ちゃ当たる作戦でDM送られてくるので、皆様もくれぐれもお気をつけくださーい!
以上、現場からでした。