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ITパスポートって何?

今回は皆様が1回は聞いたことがあるであろうITパスポート試験について紹介しようと思います。


ITパスポートとは?

ITパスポート(通称iパス)は、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
今や、ITはこの社会の奥深くまで浸透しており、どんなビジネスをするにおいてもITの知識が必要となります。業種・職種問わず、IT・経営全般に関する知識が必要な時代です。私はパソコンとか使わない職だからという理由でIT知識を知らなくていいというわけにはいかなくなっています。
そこでiパスが活躍します。この資格は、公式HPでこう書かれています。

iパスは、ITを利活用する全ての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。

https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html

つまり、大袈裟に言うと全日本人が取るべきと言っても過言ではないというわけです。じゃあ具体的に何を学べるのかを説明します。

ITパスポートで学べる内容

ここではITパスポートの勉強をすることで何を学べるのか具体的に紹介します。

出題範囲としては、次の3つの分野に分かれます。試験は100問ありそれぞれ配分が分かれています。それぞれの分野で学べることを以下にまとめます。

  • ストラテジ系(35問程度)

  • マネジメント系(20問程度)

  • テクノロジ系(45問程度)

ストラテジ系

  • 企業と法務(企業活動、法務)

  • 経営戦略(経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメント、ビジネスインダストリ)

  • システム戦略(システム戦略、システム企画)

マネジメント系

  • 開発技術(システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術)

  • プロジェクトマネジメント(プロジェクトマネジメント)

  • サービスマネジメント(サービスマネジメント、システム監査)

テクノロジ系

  • 基礎理論(基礎理論、アルゴリズムとプログラミング)

  • コンピュータシステム(コンピュータ構成要素、システム構成要素、ソフトウェア、ハードウェア)

  • 技術要素(情報デザイン、情報メディア、データーベース、ネットワーク、セキュリティ)

ITパスポート受験するときは

ここではITパスポート試験の概要をお伝えします。
試験の方式はCBT(Computer Based Testing)です。全国の試験会場で随時実施されるのでいつでも受けることができます。
試験時間は120分です。
受験料は7500円(税込)です。

ITパスポート試験の合格点・合格率・難易度

公開されているITパスポート試験の合格点は以下の通りです。

情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 試験要項より

分野別に3割、全体で6割の点数を取る必要があります。過去問解いてみて、私自身は、情報系の大学に通っていたため、テクノロジ系は得意だったのですが、マネジメント系が壊滅的に覚えられなくて苦戦しました。。。


続いて合格率について公式サイトの統計を基に説明します。
まず受験者の割合は、社会人がまず全体の80%くらいでその中でIT系に勤めている人の割合が20%くらいで、他業種が80%くらいとなってます。
また全体の20%くらいが学生が受験しており、iパスの需要の高さがわかります。
合格率は毎年変わらないくらいで約50%くらいで、簡単にいうと2人に1人が受かります。


まとめ

ITパスポートはITの基礎知識や、ビジネスをするにおいて必要な知識を学習することができる国家試験です。また、受験者も年々増えており、受験する人の業種、職種も様々で需要の高さがわかったと思います。
私自身、勉強して受かりましたが、実際、業務に役立っているかはわかりません笑。しかし、ストラテジ系、マネジメント系で出てくる単語は業務で自然と出てくるので、知っといて損はないし、勉強する価値はあると思います。今回はここまでとします。最後まで読んでいただきありがとうございます。




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