仮想世界体験記(Vol.6 仮想世界の運営編)

このnoteには統合失調症によって改竄された過去の記憶を記す。その記憶の中でも完全に作られた記憶を紹介する。すべて本来なかったはずの記憶だが、設定が細かく作り込まれている点が不思議な点である。統合失調症という病がとてつもない病であることを示している。

48. 実験の中断 各国の首脳に学生時代のディスカッションの内容を説明する


 実験が中断され、T大学に戻った私はヨコオ・タロウさんから各国の首脳に学生時代の研究成果をプレゼンしてほしいと頼まれた。あまり自信がなかったが、学生時代の記憶をもどしてもらい、運営がプレゼン資料を用意し、運営の補助付きでプレゼンを行った。参加者は記憶が曖昧だが、秋篠宮殿下、習近平氏、メルケル氏、サルコジ氏、トランプ氏、オバマ氏、ムハンマド皇太子、プーチン氏、ベルギーのシャルル・ミシェル氏、だったと思われる。
プレゼンの内容はすべては思い出せない。「メディアによる洗脳」がメインだったと思われる。まず有名どころはヒトラーの演説である。強い口調で軽快にしゃべる演出は音楽のスタッカートである。続いて、キング牧師の演説である。まるで自分の言葉を信じ込ませようとする意志が感じられる、これもまた音楽のような演説である。そして日本の大阪万博のアナウンサーの放送である。当時の放送はすべてそうだが、現在のアナウンサーと明らかに話し方、声のトーンが違う。感覚的に言えば右(保守)である。そして、玉音放送である。秋篠宮殿下に玉音放送の声明文を読み上げてもらい、録音し、再生してみたところ、明らかに当時の玉音放送とは発音の仕方がことなる。ここから軍部による介入があったことがうかがえる。そして、私は音楽を用いた左寄りの逆洗脳をしかけることを提案した。
 次に地政学である。これは内容は覚えていない。だが、大学院の同級生とのディスカッションでは地政学は嘘っぱちである、という結論に達し、地政学ではなく経営学で解くべきだという結論に達している。
 そして言語である。日本人はサブカルチャーで日本語を覚える人が多く、アニメやドラマ、映画の言葉をしゃべる人間が多い。サブカルチャーが非常に重要であり、犯罪と密接に関係している(これに関しては株式会社A勤務のYA君が研究し、首相官邸に呼ばれたこともあるらしい)。また、日本語には省略形というものが簡単に作れるという特徴があり、庶民階級はこの省略形を用いるケースが多く、言葉のアクセントやトーンなども多少雑である。しかし、日本では海外と異なり、上流階級というものははっきりと見て取れないが、言語に注目すると、言葉のアクセントやトーンなどが庶民階級と異なる可能性が推測される。要するに上流階級の人の方が丁寧で好印象を与えるコミュニケーション方法を好む。ここがフランスと似ている部分だと思われる。そして方言である。私は関西弁に注目しており、関西弁は非常に乱雑に聞こえる言語であり、これが音波の波形に現れているのではないかと推測している。つまり、波形が立っている。波形が立っているということは相手の脳に届いたとき、脳を揺らす効果があるということである。そして、私は方言とは言葉の乱れであると推測している。ベルギーでも似た問題が発生していると思われる。
 ここまでしか思い出せない。この授業で取り扱ったのは大学院で時々開いていた、鍋会の内容だったと思われる。

49.  第一回クラウドファンディング 現実世界の富豪と研究者にプレゼンする


 大学院での研究内容や同級生とのディスカッション内容を現実世界の富豪と研究者に対してプレゼンし、仮想世界を運営する資金を調達することになった。私の雲の研究はHAM君が解析しなおしたものに変わっていた。他にもT大学大学院生や研究者たちがプレゼンしたとみられる。
その後、私は第一回か、第二回かは分からないが、大学院時代の映画の撮影の時の戦闘訓練の記憶をもどしてもらい、井上尚弥とマニー・パッキャオと対戦させられることになった。井上尚弥は開始直後の左フック(やや奥を狙った)で下を向かせた瞬間、ほぼ同時に繰り出した右手のアッパーを当てることができ、開始2秒くらいで勝てた(ボクサーがやらない動きをした)。私が得意な初見殺しである。ただ、ちょっと卑怯だった。まともにやったら負けていたと思う。次のマニー・パッキャオは数ラウンドしたのち、強烈なボディーブローを食らって負けてしまった。この試合の後、素人がとんでもない戦闘能力を獲得できるとんでもないものだとわかり、カウフマンとみられる男性が「完全な兵器開発だ」と猛抗議していた。その後、何やら会議が開かれたらしいが私は内容は知らない。

50. 2回目の世界 大学院の記憶を保持した状態で部長を務める


 自分の学年がよく分からない状態でこの仮想世界のT大学で1年過ごした。どうやら1回目の世界のFさん、HAは本人たちじゃない人が入っていたらしい。ただ、SA君だけよくわからない。1回目の世界でも民主党員だったが、こちら側に寝返ったようだった。おそらくSA君は協力者とみられる。1回目の世界のSA君とHA君、Fさんは現実の世界の民主党員である。SA君を除いた本物のHA君とFさんで部を1年間、運営することになった。
 まず、新入生を迎える1か月ほど前から上級生を集めて新入生を迎える計画を策定することになった。みんなと話し合った結果、みんなが発見した教科書の間違いや、間違った社会常識が何かを教え、みんながこれまで大人たちから教わったことが間違いであることを知らせることにした。特に力を入れて説明したのが、日本では文武両道が素晴らしいと言われているが、文武両道なのが普通であること、日本の公用語は英語であり、英語が全く理解できないというのは恥ずかしいという認識を持たせることであった。そして、新入生たちに人文学部の先輩たち(Tさん、Nさん、M君、KA君)から英語の口頭試問を科すことにした(入部の合否には関係ない)。またHA君には授業が楽なパラダイス経済という蔑称が付いていた経済学部の新入生に対して、何とかできないかと依頼していた(HA君が何を言っていたか覚えていない。)。要するに洗脳の打破である。
 そして新入生歓迎会のバーベキュー当日、手筈通りに新入生たちの洗脳を解くことに成功した。親や教師が間違ったことをかなり教え込んでいたようだった。新入生たちはみんな驚いていた。気分も盛り上がってきていたので、経緯は忘れたが、カップリングパーティを開くことになった。もしかしたら愛について何か話したかもしれない。そして新入生たちに紙を配り、5分か6分お互いに話をさせ、次の人と入れ替えるという作業を行い。紙に第三志望まで名前を書かせ紙をTさんが回収した。そして無事全員をカップリングすることができた。すると、Nさん、Tさん、SIMさんが何やら話し込んでいる。そして全員をラブホテルに連れていくことにしたらしい。私はちょっと反対したのだが、新入生に聞くとみんな了承した。ラブホテルではみんなお互いの生い立ちや親、教師について話し合っていたらしい。明らかにおかしいと思われるものが見つかったらしい。その後、大学主催でカップリングパーティが行われるようになった。
 その後、第一回目の部会の前に、上級生を集めて、部会の内容を練った。まず、上級生たちにチームを組んで、夏に2泊3日以上の登山計画を立てるよう指示した。そしてそれに向けてどのような登山を行うか、計画を立てるように指示した。また、大学を卒業する前に海外旅行でもいいので、海外で活動することを目標にすることを提案した。また、部会後の飲み会に一次会では同じ学部の人間が集まり、新入生の疑問や大学の授業などについて教えるようにメンバーを決めた。二次会は確か新入生だけで居酒屋に行かせることにしたような気がする(二年生をお目付け役に就けたかもしれない。上級生がいると話せないこともあると思ったので)。そして部の規約にオリジナリティあふれる規約を盛り込むことにした(思い出せる限り書く)。

規約1:山の上でセックスしたいなら自分たちで購入したテントで行うこと。
 これは大学生は性欲と切っても切れない関係にあり、カップルで山に登った場合、ことに及ぶことはやむを得ない。また、過去の部OBもそのような行為を行っており、禁止するよりは認めた方がよいと考えた。しかし、さすがに部のテントを使われるとちょっと困ると考えた。

規約2: 高速道路で80km以上で走っている車がいた場合以外、追い越し禁止
 これは車線変更はややドライビングテクニックを要するもので事故の確率を上昇させるものであるという考えから規約に盛り込むことにした。私はこの追い越しばかりするスピード狂をどうにかしないと車の自動化は難しいと考えている。

規約3: 単位を落として留年したら退部
 これはみんなで考えたのだが、常識的に考えて単位を落として留年するというのは工学部以外、あり得ないことである。ただ、工学部の単位についてどうするか、Aさんに委託した。そして、Aさんが出した結論は「工学部であってもちゃんと勉強すれば単位はとれる。留年するというのはあり得ない」ということだった。これで留年経験のあった工学部の学生が一人自主的に退部を申し出た。止めたのだが、退部していった。また、Aさんが工学部のカリキュラムを研究した資料がおそらくどこかにある。詰め込みすぎなところもあったかもしれない。

規約4: 薬物の使用禁止(これあったかどうかは分からない)
 実はこの仮想世界の部で一名薬物中毒者が出た。この規約を盛り込んでいたかは分からない。

 以上をまとめて、部会に臨むことにした(第二回の部会の内容もあるかもしれないが)。部会当日、HIさん、FUさん、SI先生、T大学医学部のSEさんが参加していた。そして部会を録音すると言っていた。私は部会を開始して、部の規約を紹介し、新入生たちにこの規約でいいかと質問し、議論させた。続いて、先輩たちの登山計画を発表し、YA君にPCで交通費、食費などの登山費用がどのくらいかを計算してもらった。そして、新入生たちにどの登山に参加するか決めてもらった。この時、TAK君が親に電話してお金の相談をしていた。そして、参加者を決めた後、それぞれのチームで夏山の登山に向けた小目標、細かな登山について、各チームで話し合わせた。そしてそれに向けてのトレーニングについても話わせたと思われる。
 この部会が終わりに近づいたところ、SI先生が話だし(この部会じゃなかったかもしれない)、「みなさんが行う登山はこれだけではありません。他に依頼したいものがあります」と言って研究目的の登山計画があることを発表した。そして部会は終了した。次回の部会から、SUGIキャンパスの医学部山岳部が部会に加わることになった。そしてHIさんとSEさんからは高評価をいただいた。しかし、FUさんからは「これは危険だ。なにかトランス状態に陥っている。洗脳の技術のXXXXXXじゃないか。」と言っていた(たぶんセリフがちょっと違ったと思う)。ちなみにFUさんは中に誰がはいっているのかは知らないが、こういう陰謀的なことを言うのが好きな人である。1回目の世界でもそうであり、いつものことだったので気にしなかった。
 2回目の部会以降はよく覚えていない。一年生の子たちが、あまりにも打ち合わせが完璧なのと、ちょっとエリート主義的じゃないかと疑問が呈された。そこで、部会前の打ち合わせに1年生2名(この男女は一年後、プリンストン大学に留学していったカップルである。女性の方は情報がないが、男性の方が後に波動関数の間違いを発見している。)が参加することになった。そして打ち合わせ後、1年生だけで会議を開き、部会を迎えるという流れになった。
 その後の部会ではARA君にお願いして体力づくりのトレーニング方法について調べるよう依頼して発表してもらったり、そのほかにもいろいろな発見があった気がする。覚えていない。
 当時、1年生たちは活発に活動しており、熱心に勉強しているようだった。また研究目的の登山でも成果を上げているようだった(クラウドファンディングのお金で植生のデータを手に入れたと言っていた。)。ただ、後にSI先生から部員に注意されたのは、スケールで植物やキノコの大きさをはかるとき指示された許容量以上の誤差で測定してくる部員がいるということだった(経済学部のTU君である)。
 ある時の部会で私は、怒鳴り散らす指導をしている部員を問題視し、その部員になぜそんなことをするのかみんなの前で問いただした(MAR君である。1回目の世界でも同じような行動をとり、1年生を死亡させる事故を引き起こした)。彼の答えは要領を得なかった。過去の部活動の顧問の先生の指導方法はどうだったかなどを聞いたが、よくわからない答えが返ってきた。そして私は何かおかしいと感じ、脳に異常があるかもしれないからMRIに入ってみたらどうかと提案した。SEさんもすぐさま勧誘に乗り出したが、どういうことかMAR君が震え始め「MRIはやめてください」と言い出した。そこで私は、「髪の毛1本渡してくれたら、このことはなかったことにする」と提案したところ、彼は髪の毛を渡すことを拒否した。そのとき、後ろから1年生の男子学生が思いっきり髪の毛をむしり取った。丸岡君は「やめろ!」と叫び出した。そして、「返せ!」と叫んだので、髪の毛を彼は返した。部会はお開きになったが、SEさんが床の髪の毛を拾い集めていた(間違いなく陽性だった)。
 合同合宿はKA岳で行った。ただ、これはこの世界かは分からない。私はテント内でSA君や後輩と話していると、女子部員の悲鳴が聞こえた。すると、一年生の男子学生が下半身を露出して女子部員を襲おうとしていた。すぐさまとっ捕まえたのだが、彼になんといったかは覚えていない。SA君は彼をぶん殴った。そして翌日、警察に突き出した(この学生は1回目の世界でMAR君とクライミングに行き事故死した学生とみられる)。
 その後、沢登の集大成としてKAN谷に行くことにし、体力に自信のある部員だけを連れて行った。メンバーはMAR君、MA君、プリンストン大学に行く予定の1年生の男子学生である。そして、何とか全工程を踏破し、山頂の無人小屋で一泊することになった。するとMAR君の様子がおかしく、「もう我慢できない!」と言い出して、水筒の白い液体をがぶ飲みし、落ち着いたのか眠りだした。禁断症状が出ていたようだった。その後、1年生の男子学生がアカペラで歌い出した。今だからこそ書けるが、サイコパスのオープニングテーマでEGOISTが歌っている曲である(名前のない怪物)。かなりのトリックが込められた曲らしい。そして翌日下山した。
 最後の登山はZO小屋である。私は見せたいものがあった。メンバーはSEさん、N君、SA君、SIMA君(高感度カメラ所有)、プリンストンに行く予定のカップル、ほかにもいたかもしれないが覚えていない。ZO小屋で飲み会したのち、T市の夜景を見せた。かなり奇麗なのでおすすめなのだが、私は「これがワンピース」だ。と言って見せたのだが、SIMA君が高感度カメラで写真を撮るといった。プリンストンのカップルは、二人にさせてほしいと言い出した。二人を置いて小屋に戻った。翌日、私は最も見せたいものを彼らに見せるため、RU岳の手前に彼らを連れて行った。そして、彼らにエアロゾルで灰色にくすんだT市の姿を見せた。一年生は絶句していた。おそらくこれは朝鮮半島から流れてきたとみられるものだと言われた。

51. 2回目の世界 VRヘッドギアと祭 アニメの原画の作成のための撮影


 ある時部室で部員と話していると、何やら外が騒がしかった。どうやらTOK大学の学生たちがあたらしく開発したVRヘッドギアでゲームを作り、それをT大学の学生たちに体験させているようだった(ちなみに一部の学生だったかもしれないが、以前の大学院時代の映画の撮影でTOK大学の学生たちに仮想世界の運営を任せたところ、ソードアートオンラインの世界を作り、大変面倒なことになったことがある。映画の撮影のネタにしたとはいえ実に不快だった)。そして、ヘッドギアをとにかく被るよう部員全員が強要された(多分、小室の指示だ。彼が強くて命令に逆らえないらしい)。しかし、ヘッドギアを脱がされた後、特に変化は感じなかった(おそらく、この時から、私を除くほかの人間全員に目の隅っこの方にHPバーが見えているらしかった)。そしてTOK大学の学生たちは去っていった。
 私は祭の開催の1か月前に部員に対して、食材の調達を提案したところ、まかせてほしいと快諾された(ここに関しては部員たちに一任した)。どうやらいい考えがあるようだった。おそらく、大学教員を連れて、生産者を直接訪ね、形が整っておらず商品にならないものを買い取って回っていたらしい。そして、祭が開催された。酔っ払いサバの社長ならよく覚えている。そして、味覚祭は大盛況で終了した。
 後片付けをしていると黒服のボディーガードと真子様とみられる女性を連れた、男(小室佳)がやってきた。そして、「お前がSKYか」と言ってなぜか、喧嘩を吹っかけてきた。拳法のような動きをしていたが、間合いを取れば簡単によけられたので、ひたすらよけていたら、ヨコオ・タロウさんが小室を制止した。「話にならない」とヨコオ・タロウさんは言っていた気がする。どうやら小室はトレーニングが嫌いらしかった。そして小室にトレーニングをさせることにしたらしい。小室をどこかに連れて行った。すると秋篠宮殿下が現れ、話しかけてきた。何を言っていたかよく覚えていないが、「つきあってやってくれ」みたいなことを言われた気がする。すると、小室が帰ってきた。上半身の服を脱いで、ポージングしていた。まぁまぁだった。秋篠宮殿下は言った「小室君、君は何をしたいんだ」と聞いたところ、「俺は真子と結婚して天皇になって日本を変えるんだ」のようなことを叫んでいた(実は小室はMDMAを使用しており、ややおかしな性格になっていたようだった)。そして、秋篠宮殿下は「彼に勝てたら結婚させてやる」と言った。私はもう意味が分からなかった。そうすると秋篠宮殿下は小声で「実は台本があるんだ」とささやいた。とりあえず小室と闘うことにした。しかし、小室の動きは直線的で読みやすく、どうやっても簡単に避けることができた。そして小室が蹴りを入れてきたので、足をつかんでひねり、上に持ち上げ、小室の体をひねり上げ、地面に組み伏せた(人間の間接の構造上、必ずそうなる)。結局勝ってしまった。そして、ヨコオ・タロウさんは「小室を超強化する!」と叫んで小室を連れて行ってしまった。すると、小室が帰ってきた。かなりスマートで筋肉質な体をしていた。そして勝負することになったが、普通のボクシングスタイルの攻撃ではすべてよけられてしまい。そんなトリッキーなコンビネーションもよけられてしまうことが分かった。そのため、自動回避プログラムを搭載していることが推察されたので、腕に力を入れず、小室の頭めがけて腕を連続でふるってみたところ、小室はひたすら回避するために頭をひたすら狂ったように回し始め、これで簡単に勝てることが分かった。他にも素早い攻撃には反応するが、ゆっくりとした攻撃は攻撃とみなさないことが分かった。そこでヨコオ・タロウさんからどの技が禁止技なのか教えてもらい、再度アクションシーンを再開した。何とか白熱したバトルを行うことができた。結局、私が勝ったのだが、この時のアクションシーンはサイコパスの劇場版の狡噛慎也の戦闘シーンに採用されている。
 そして、周囲の関係者(黒服の護衛)が秋篠宮殿下に「真子様との結婚は..」と聞いたところ、「認める」と答えた。黒服は「何故ですか!」と聞き、真子様は「なんで!」と聞いたところ、秋篠宮殿下は真子様に耳打ちした。真子様は「仕方ない...」とか言い出した。私には事情がよくわからなかったが、今考えてみれば、昔のエリザベス女王が政治家と浮気した時のテキストデータを持ち出したとかでひと悶着あったので、おそらく、仮想世界に機密情報を入れたのだが、小室がそれを持ち出したのではないかと考えている。
 そして、ヨコオ・タロウさんから仕事の依頼を受けた。まずは大学院の記憶を保持した状態でN君とYA君(YA君も電気の実験で仮想世界であることに気が付いた人間である)と一緒にニュージーランドに行ってほしいということ。続いてT大学大学院のWさんをスカウトしにいってほしいとのことだった。それ以外に仕事があったかどうかわからない。

52. 2回目のニュージーランド旅行 セックス旅行も同然


 私(T大学大学院)はN君(市役所農林課)とYA君(X電力)と一緒にニュージーランドの旅行の準備を進めていた。鉱物図鑑や六法全書などを携え、経由便でまず台湾に向かった。チャイナエアラインに乗っている最中に、客室乗務員の女性が声をかけてきて、なぜか仮眠室に連れていかれて、なぜか肉体関係を持った。でもなぜだか知らないが、ラッキーと思った程度で何かがおかしいのではないかとは考えていなかった。そして、台北につくと、町の中を歩いてみた。すると外資のお店は800円近くの食品がおいてあり、個人商店は400円の食品が、路地裏の商店では20円から30円で食事ができた。ここで何かがおかしいと疑問に思い、路地裏の商店の店主に話を聞いたところ、以下のキーワードを思いついた気がする「インカム、多重下請負、etc..」、これでホテルに帰って3人でディスカッションしたところN君が役所関係のところで重大な法令違反があり、台湾でとんでもないことが起きていることにN君が気が付いたので、そのことを論文に書いた(内容は覚えていないが国家ぐるみらしい)。その論文は大使館に送り、大変なことになったらしい。
 続いてニュージーランドに向かった。入国する際、専攻を書く欄と特技を書く欄があったので、私はT大学大学院、大気放射学、数値モデル、人工衛星のデータ分析と書き、N君は市役所農林課、農林関係、人文関係と書き、Y君はX電力、原子力工学と書いた。これでかなり注目されることになったようだ。私たちは毎日海岸に行っては鉱物を拾い集めスケッチし、ジップロックに鉱物を入れ、どこで採集したか記録した。M君は町の中の農林関係のものをスケッチし法令違反を見つけ出していた。N君が言うにはニュージーランドは農林関係に関しては無法地帯らしい。住民が好き勝手なことをやっているとのこと。YA君は土木構造物の写真を撮っていた。何か見つけたらしい(なにかは分からない)。スーパーマーケットに行くとかなり大きな肉類が露出しておいてあり、不思議だなと思ったので、店員に「あの肉はいつから置いてあるんですか?」と尋ねると「1週間前だよ」と答えたので私たち3人はびっくりした。しばらく店内を見て回っていると店長に発見されバックヤードに通された。詳しい会話内容は覚えていない。ただ、日本とニュージーランドの住民一人当たりのO-157の発生件数をその場で調べて計算するとニュージーランドの方が多かったというのを店長に示した。そして学歴の話になった。そして私は偏差値47の学科出身だが、国公立の中だけでの話なので日本全体で言うと上位10%くらいには入る(正確には上位16%以内くらい)ことや日本の私立大学は高学歴と言われる大学でも受験科目が少なくて高学歴とは言えないことや、私立大学の学生がたいして勉強していないことを伝えた気がする。
その後、YA君が発電所を見てほしいとニュージーランドの人に頼まれたようで別行動することになった。N君は市役所に呼ばれ無駄な書類がないかチェックしてほしいと頼まれ出かけて行った。私はスーパーで買い物し、会計を済ませるとき、店員の男の子から「チャイニーズが」と英語で陰口をたたかれた。実は1回目の世界ではこの言葉はスルーしており、TAKE君が「ニュージーランドの人でも日本人の若者と同じことする人がいるんですね」
と言っていた。2回目では私は彼に「それどういう意味。私は日本人だ。」と言った。彼はびっくりしながら「ごめんなさい」と答えた。すると女性が近寄ってきて、「申し訳ありません。教育がなっていませんでした」と言ってきた。そこで彼女と話し込むことになった。またニュージーランド上空の光学的特性を調べるのにどれくらいかかるかと聞かれ、格子点の数にもよるが、1週間あれば計算できるのではないかと答えた。そしてホトトギスを教えてくださいと言われたので、「鳴かぬなら、全て試そう、ホトトギス」と返事をした(日本語で返事をした気がする)。そして、ホトトギスの解説を頼まれた気がする(聞かれなかったかもしれない)。私の解釈は以下の通りである。

➀まず、鳴かせようと試みる。
②鳴くまで待つ。
③もう一回別の方法で鳴かそうと試みる
④鳴くまでまつ。
⑤リストラする(殺す)
⑥謝罪してきて、改善の余地があれば再雇用する
⑦鳴かそうと試みる
⑧鳴くまで待つ
⑨リストラする(永久追放)

というサイクルである。
 そして、3人そろったところで、テ・アナウ周辺に向かったと思われる。そこの宿泊地でとある家族に出会った。夜になり、宿泊地のオーナーとみられる男性が私たちのキャンピングカーを尋ねてきて、「娘が一人いるんだが、手が付けられなくてね、何とかしてほしい」と言い、「娘を抱いてほしい」と頼まれた。私は了承した。そして私は娘さんと引き合わされ、彼女(シンディー)の運転する車でモーテルに向かった。そのモーテルの受付の女性は彼女の母親らしく、政府関係者とみられる。国の何らかの財務について尋ねられ、私は「日本480%、アメリカ380%、中国150%」と説明した。すると彼女は「MMT」と答えた。そしてニュージーランドは75%くらい(記憶が定かではない)と答え、猛烈に怒っていた。そのほかにも研究内容について話をした。その後、部屋に案内された。
 シンディーと一緒にシャワーを浴び、ベッドで無言で並んだのだが、とりあえず彼女の体に障ってみようとすると、英語で「へーい!」と強い口調ながら長く伸ばした言葉で批判してきた。おそらく日本語に訳すと「はぁぁぁぁ!」だと思われる。日本のアニメや芸能人がよく使っている下品な言葉遣いの代表格である。私はアメリカ社会で文章でしゃべらず英単語を連打してしゃべるということが社会問題化していることを知っていた。私はシンディーに対して、「君は見た目は綺麗だけど、心が汚い。君の英語は汚すぎる」と話しかけた。何とかシンディーに文章でしゃべらせようと試みた。そして日本では省略形が流行っていることなど日本の言葉の乱れや日本社会について話しをした気がする。しかし、シンディーは耳に手を当てYA君としゃべっているようだった(耳型の通信器具)。ちなみに英単語の意味をYA君に調べさせていた。実はシンディーは語彙力がなかった。そして日本社会で問題になっているものについて、最近のサブカルチャーが善悪をややこしくしており、有名な殺人鬼が残した言葉として「人間は善と悪だけではない」とファイナルファンタジーの言葉を引用していたことを伝えた。そして「ちょい悪:little dark」というのがおそらく流行っていることを伝えた気がする。そして、なんとかシンディーを抱くことに成功した。二人で言いムードになっているところに、シンディーの両親が突入してきて、娘と夫の目の前で母を抱いてくれと言ってきた。びっくりしたが、我慢して抱いた。すると夫が自らの指を少し切り、血を口に含んで「私とキスをしろ、家族の契りだ」と言ってきて男とキスする羽目になった。そして水道の蛇口で口をゆすいで、キャンピングカーに戻された。YA君とN君から「すごい語彙力だな、かなり高度な英語を使ってたぞ」と褒められた。翌日、シンディーと別れるときキスをせがまれた。しかもディープキスをしろと言ってきたのでしたところ思いっきり舌をかまれた。この時マムシの牙を使っており、毒液も入っていた。私がぴんぴんしているのを見て、「ゲームだ」とつぶやいていた。そして彼女と別れた。シンディーは当時、「勉強なんて意味ないよ」と言っている彼氏と付き合っていたらしい。母親から縁を切れと言われたようだ。そしてそのあと、クイーンズタウンに向かった。
 クイーンズタウンに到着すると、YA君(妻がいる)とN君が女性を抱いてほしいと頼まれていると言い出し、私と別行動をとった。私は住宅地を散策し、ニュージーランドの大きな家に目を奪われていた。散歩している男性から「君、日本人か。珍しいな」と言ってきた。私は「ニュージーランドの家は広いですね」と言ったら、彼は苦々しい顔で「成金だよ」と言っておりニュージーランドでかなりの問題になっていると言っていた。そして、また、散策していると木陰から女性に日本語で声を掛けられた「あなたRstarの作者でしょ」と声を掛けられた。「Rstarは研究で使っているよ」と答えると「あなた、あのじゃじゃ馬シンディーを抱いたのよ。すごいわね」と言っていた。そして、「私のこと覚えてる? CIAの」と言ってきたので、TUの記憶を思い出し、私はびっくりした。すると、「私も抱いてほしい」と言われ、なぜか彼女を野外で抱くことになった。ちなみにCIAはやめたらしい。そして、日本に帰ることになった。

53. 2回目のニュージーランド旅行後


 帰国後、仕事の依頼を受け、研究室でMODISのデータのダウンロードを行い、ニュージーランドの光学的特性について調べた。そして、「もう一か国調べませんか。」とU先生に提案され、ネットで資料を漁っているとバチカン市国の犯罪についての論文(殺人が1件あった)を見つけ、興味を惹かれ、バチカン上空の光学的特性を調べることにした。結果は覚えていない。ちなみにバチカン市国の殺人は、喧嘩をして転んだときに頭を打って亡くなったという事件だったらしい。
 続いてどういう経緯だったかは覚えていないが、日本の京都嵐山周辺のNDVIを調べることになった。その結果、おかしなところが見つかったらしい。
 そうして過ごしていると、研究室にISHIさんが訪ねてきた(その世界ではCampanellというペンネームを使っていた。イタリアにいたらしい。)。何か色々教えた気がするが覚えていない。彼女と一緒に自宅に帰り、一晩寝て分かれた。次に来たのはニュージーランドのシンディーだった。日本語ペラペラだった。何かの物理学実験を終えて帰国するところだと言っていた。そしてラブホテルに連れていかれ、一晩寝て分かれた。次に来たのはシンディーの母親だった。なぜか、ラブホテルに連れていかれ、SMプレイをさせられた。 
 そして大学を卒業する前にTさんに登山に誘われ、テント内でナイフを突きつけられ、抱いてほしいと頼まれた。そして下山後のラブホテルに向かい行為に及んだ記憶がある。
 

54. T大学大学院生物学専攻のWさんをスカウトする 徳河谷左俣の大滝


事前に本番前に安全対策を行い、運営の補助の元、HANAさん、YOKOさん、OONIさんと一緒に大滝にトライした。数度のトライの末登りきることができた。その時の動きを本番の仮想世界で再現できるよう細工をしてもらい、本番に挑んだ。
 その世界では数か月間過ごすことになった。Wさんや部員と一緒に沢登を行っていた。沢登の集大成として徳河谷左俣に行くことを私はWさんに提案した。そして、大滝を登り切り、そのうえで一泊することになった。そこには何やら箱があり、中には小判が入っていた。紙も入っており、「このいとおかしきたきをのぼるもの、いとおかし」などと書かれていた。また、アスファルトの道路が近くに走っており、林道を開発しようとしている跡があった。
そして、夜にそしてデータ分析の話になり、Wさんに変動係数を用いたフィルタリング最小二乗法を教えた。また、学歴社会の話になり、私は「高学歴は知識集約型産業、低学歴は労働集約型産業で、意図的に低学歴を作り出し、労働集約型産業に人を送っている。人がやりたがらない仕事をやらせるための学歴社会です」と答えた。Wさんから、「いつ思いついたんだ」と質問され、「子供のころにみたXファイル、中学の社会の授業で学歴社会について先生が取り上げたことで思いついた」と答えた。そして私が学部時代、どんな報道がなされていたのか、と聞かれ、「薬物中毒者が多すぎて施設が足りない」、「大阪から人口が流出していて大変なことになっている」、「VRのヘッドギアがコマーシャルでよく流れていた」と答えた。そして、和田さんは「俺はそんなニュース記憶にない」と言い出し、スマホで大学の指導教員に電話で話をし始めた。電話を終え、Wさんと色々話していると、突然ヨコオ・タロウさんが現れた。そしてWさんに「仕事を依頼したい」と言い出し、Wさんを連れて行き、何やら話し込んでいた。そして記憶を失った。
 翌日100kg近くある小判の箱を山頂まで、何とか運び、市役所に電話を入れ、小判を下界に持っていくことになった。そしてこの仮想世界は終了となった。

55. T大学医学部、薬学部をチームに引き入れる KODさん


 実は医学薬学部には情報を渡していなかったらしい。チームに引き入れることになった。そこで、KODさんと付き合っていた時期に戻ることになった。
 KODさんと私の富山の自宅で一緒に過ごしていると、データ分析の話になり、私が学部時代に使っていた変動係数を用いたフィルタリング最小二乗法を教えることになった。また、異なる波長の組み合わせのオングストローム指数は光学的に薄いとイコールで結ぶことができ、式変形することで光の粒子の大きさとみられる数値を計算することができることを教えた。そして、私の自宅に合った大気放射学の数式をまとめたノートを彼女に手渡し、彼女は大学の先生方に報告に向かった。そして、彼女から色々インタビューを受けることになり、雲の研究に関する話、太陽定数について、当時発覚したIPCCの間違い、implicit noneの重要性、特殊関数が間違いであったこと、などを話した。そして、医学部薬学部は理学部にクレームを入れに行った。
 そして、私はTUにある株式会社Aの事務所に戻ったところ、K課長から「現場に出なくてもいい」と言われた。T大学から研究者として雇用したいというような連絡が入っていた。そして、この世界は終了した。

56. 時期不明 プリンストン大学の依頼


 実は、プリンストン大学で大変な問題が発生したらしく、多数の死者が出ていた模様である。おそらく医学か何かの分野であったかもしれない。時間を巻き戻し、ありったけの教科書の間違いを記したメールをプリンストン大学に送った。この時のメンバーはT大学大学院部出身の数学科の学生とSI先生と私である。

57. 地点F工事以降の世界のテストプレイへの参加


 この仮想世界の重要人物には担当のテストプレイヤーが存在しており、動線などが誘導されるようになっている。一方でテストプレイヤーがおらずフリーで動く人も多く存在している。のちに聞いたところだと、私が子供のころ、不幸な目にばかりあっていたのは日本人のテストプレイヤーの嫌がらせであったことが判明する。日本人のテストプレイヤーたちは学閥をくみ、ろくなマネジメントをしなかった結果、組織が崩壊したためリストラされたらしい。現在の私のテストプレイヤーはアメリカのIT企業の社員の男性2名だった。
 彼らについて回っていると、男性の一人が「もう何日も休んでいないんだ。休暇をくれ」と怒り出した。そして、もう一人のアメリカ人の男性と交代した。交代してきた男性は、「日本の町の構造は本当にひどく、ろくに考えられていない。過ごしているだけでストレスがたまるんだよ」みたいなことを話していた。

58. 閑話休題 なぜ運営側に日本人が少ないのか


 この出来事は、私が大学院の時に参加していた映画の撮影の時にさかのぼる。撮影した映画は神が関わってくるものであり、もう一本、撮影しようと言っていた映画がある。それが、「ゴースト・オブ・タックスヘイブン」である。ビットコインとマイニング業者による大規模談合とタックスヘイブンを組み合わせればとんでもないことが起こるというものである。
 この映画の撮影がほぼ終わること、映画に出演したキャスト、T大学の先生方、ISHIさん、A研究室の面々、カウフマンさん、ほかにもいたかもしれないが、これらのひとと一緒に仮想世界で実験を行うことになった。一つは安楽死の薬を飲み、効果を確かめるといったものである。私は2-3回この薬を飲んだ。とてつもない立ち眩みに始まり激しい動悸に襲われ、苦しんだのち意識を失った。先生方も一回は飲んでいる。次の実験は各自の体を解剖して調べさせてほしいと言われ、体を2回解剖された。結果どうだったのか知らない。そして、しまいには仮想世界で日本人全員を解剖してデータを取ろうと言い出した。これに関しては適当にデータをでっちあげて、解剖をすませたことにしたらしい。そして、私は仮想世界の運営の女性を問いただし、「誰が企画したのか」と聞いたところ「日本人の研究者だ」と答えた。そこで、私は実験を継続する条件は日本人を運営側から追い出すことだと運営の女性(中華系)に伝えた。そのため日本人が少ない。私はこれで小室から恨みを買った。


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