作品との付き合い方

美d生活工房の酒井です。
都市部の緊急事態宣言も解除になり、どうお過ごしでしょうか。
私は好きな映画を観に行ったりしています。
観に行っている作品は以前ここにも書いた「ひとくず」なのですが、ついに10回目となりました。(写真は先日の舞台挨拶のもの)
なぜそんなに何度も観に行くのか、作品についてはもう一度じっくり書いてみたいのですが、今回は映画を観ていて考えたことを書いてみたい思います。

作品のために使う時間

映画館で映画を観るというは誰かと一緒に観ることもありますが、基本的にその映画だけに時間を使うことになります。
最近、そんな時間を持ったことがあるかなと思い出してみました。

子供のころレコード(まだCDではなかった)を聞こうというとき、プレーヤーにレコードをセットして前に座って聞いていました。
レコードはお小遣いで買うには高いものだったし、レコード屋さんで買って来て、プレーヤーで掛けるまでにワクワクが最高潮に達しています。
聞くときは歌詞カードを見ながらだったし、その歌詞を覚えようとしてました。

中学になってCDが出てきましたが、それはCDになっても一緒でした。
アーティストの作品を1枚ずつ買い集め、そこに聴きながらその曲のライナーノーツを読む。
好きなアーティストの音楽の源流を知って、さらに音楽の世界を知る。
そんなふうにCDでも音楽を聞くということに時間を使っていました。

テレビでもラジオでもそんなふうに時間を取ってました。

環境が変わって付き合い方が変わってきた。

変わってきたのは勉強や仕事をするようになって、「ながら」になって来てからもしれません。
もう一つはネットサービスの影響もあるかもしれません。
これは、私のことなので全ての人がそうではないと思いますが、サブスクで音楽を聞いていても次々とレコメンド機能で次の曲が流れてきて、音楽を流してしまうことになっています。サブスクで映画を見ても、少しなにかあれば途中で止めてしまう。
CDもPCに取り込み、スマホに転送して気づけば移動時に聞いている。

確かに便利だけど作品を作っている人には申し訳ないなと思います。

映画館のように映画の観るために時間を使う、音楽もそんなふうに聴きたいと思います。

今、そんなふうに時間を取るのはライブだけになりましたが、もう一度CDもそんなふうに聞こうと思います。

画像1

(今手元にあったCD、あまり知られていないものが多い)

時間を掛ける=楽しい=勉強になる

そんなことを考えていると生活のいろんなことに時間を掛けて行うと、楽しむことができるし勉強にもなると気づきました。
私は、アイリッシュミュージックが好きですが、その生まれてきた環境を知れば自分の知識にもなります。

料理も自分で時間を掛けて作ることを楽しむことができるし、食事は体の根本となるものなので自分のためになると思います。

仕事は締め切りのありますが、できる範囲で時間を使って考えて行うと、違う気づきが出たり、満足できるものになります。

最近はオンラインやVRなどで遊びも時間を掛けずに楽しむことできますが、やっぱり現地まで行くまでに楽しみは膨らんだり、苦労したことが経験になり、他でも活かされたりします。

じっくりと楽しむ、もう一度、そんなふうに作品と付き合って見たいと思います。

美d生活工房(ビドセイカツコウボウ)
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