見出し画像

教え方それぞれ【科学の知恵はおいしい】

あくまでも

その時その人にあった教え方の一例

として紹介していきます。
誰でもがいつでも一発でわかる教え方ではありません。

何故

カレーは辛いのか?

それはカレーの生まれた国に理由があります。

カレーといえばインド。

インドといえば

暑い。

暑いと人は汗をかきます。

なぜか?

それは汗が蒸発する時に熱を奪い体温を下げるからです。

インドはとても暑い国です。
唐辛子や生姜のように発汗作用を促す食べ物を食べることにより、汗をかき体温を下げる、

だからカレーは辛い、

という

科学の知恵

を生かした理由からカレーは辛いのです(諸説あり)。
科学の知恵に基づき、生命を維持するために考え出したものが

とってもおいしい。

カレーだけではありません。
私達がとってもおいしいと思って食べているものは、大体

科学の知恵

に基づいて作られています。
例えば、アイスクリーム。
美味しいけど手間と時間がかかるもの。
それが15分で作れる作り方をご紹介します。

・材料
好きなジュース100cc
・必要なもの
ジップロック
ジップロックより大きなクーラーバッグ
氷500g
塩50g
体力
・作り方
1.クーラーバッグに氷を入れる
2.1に塩を入れる
3.2にジップロックに入れたジュースを入れる
4.3を10分振り続ける

クーラーバッグからジップロックを取り出すとシャーベットが出来ています。
材料を牛乳、砂糖、生クリームなどにするとレトロな感じのアイスクリームが作れます。

何故か?

水が凍る凝固点は100度ですが、塩水の凝固点は100度よりも低い温度なので、塩水は急速に氷を溶かします。
氷が溶ける時周りの温度を下げるので温度はどんどん下がっていきます。
結果として0度以下の温度となるのです。

その他にもいかの皮を向く時は皮といかを繋ぐタンパク質を破壊するために酢につけるとか、天ぷらをカラッと上げるためには衣に沸点の違う卵を入れ、卵が蒸発する時に水分を持っていくようにすると良いとか、

科学の知恵由来の料理のテクニック

は山ほどあります。
そして大事なのはどれも

とってもおいしい!

ということ。
科学の知恵をつけることは

おいしいものを作って食べられる

ようになるためにもなるのです。

サポートは峠工房の維持運営費となります! 受け皿のなかった重度障害者の生活・学習・就労訓練から始まり半世紀、近年は増加傾向にあり、対応が追いついていない軽度発達障害、また選択肢の少ない身体障害の人達も住み慣れた地域で生きていけるような自立を支援をしています。よろしくお願いします。