進化は過去の上に立つ
MOVEDアドベントカレンダー2023
株式会社MOVEDのアドベントカレンダー2023がスタートしました。
今年もMOVEDメンバーがきっかけをネタにして公開していきますので、ぜひお楽しみください。
きっかけはどこに向かうのか
理想の結果を得るためには行動するしかない。
そしてその行動も明確で良質なものにするには「きっかけ」は重要です。
きっかけがあっても行動が無闇矢鱈なものだと良い結果には至りません。
きっかけの語源
さて、「きっかけ」は漢字で「切っ掛け」と書きます。
切っ掛けは、材料を切り始めることから生まれた言葉です。
何かを切り始めた部分「切りかけたところ」が、物事の発端、つまり物事を始める手がかりという意味に転化して、現在の「きっかけ」の意味になったと言われています。
また、演劇界にも語源があると言われています。
いろいろありますが、次の一歩になりえる切り替えのタイミングであることは語源としても共通していそうですね。
業務改善にも"きっかけ"がある
きっかけを得て行動に移す際、そもそも「次の一歩になりえる切り替えのタイミング」であるなら、切り替えですからそれ以前を振り返ることは非常に重要です。
私の得意とする業務改善アプローチで考えてみます。
業務改善を考えたきっかけを問うと、こんな答えが返ってきます。
よくいただくご相談です。
この環境にITツールを導入して一気解決を狙う気持ちは分かります。
ですが、脱却したい不便なやり方も、かつては便利だともてはやされた時はあったはずです。
どうして不便になってしまったのでしょう?
今の不便もかつては便利だった
FAXは書面が手元にあれば、送信までのスピード感は早いです。また電話をかけたことがある人なら誰でも操作できるであろう手軽さもあります。
なぜ不便と感じるように…?
Excelは表計算ソフトですから、計算をさせたら正確無比な情報を瞬時に返してくれます。複雑な計算も関数を実装すれば担当者が電卓を叩く必要はありません。
こんな高機能なツールがなぜ不便ツール扱いをされてしまうのでしょう…?
フォルダ構成がぐちゃぐちゃであっても、状況が悩みに変わるまでは業務は回っていた(もしくは回っていると感じていた)という事実があります。こまめにフォルダ構成を整えておけばそんなことにならなかったはずですが、なぜぐちゃぐちゃになってしまったのでしょう…?
これもよく聞くお話です。振り返りと将来設計のバランスが悪かったのかもしれません。きっかけを得ても、振り返りをせずに将来の妄想に終始しても業務の改善、つまり進化はありません。
きっかけとは、まずは後ろを振り返って過去を整理整頓する燃料とすべきなのです。
何かしらでダイエットのきっかけを得て「じゃあ毎日ジョギングをしよう!」としても、かつて同じことをして三日坊主に終わった過去があるなら、同じことの繰り返しです。振り返りをして次は継続できる仕組みづくりを施す必要があるでしょう。
きっかけを得ていきなり走り出しても継続しません。
そして新しいことを始めようとするなら、プロに聞くのが一番です。有償でなくとも、プロが発信する情報(SNS、ブログなど)を見ているとヒントは無数にあります。
そのヒントも非常に良いきっかけです。現状の自分自身と照らし合わせて将来像をイメージすると良いでしょう。
その上で更なる具体論を得たければそのプロに有償支援をお願いすると、パーソナルな支援を受けることができますからスピードと確実性はさらに上がります。
我々が提供する業務改善支援サービス・ハタトレ
我々、株式会社MOVEDの業務改善支援サービス「ハタトレ」は、メンバーの豊富なユーザ経験から、ユーザ様に深く刺さる改善提案が可能です。
豊富なユーザ経験ーー実際に現場で業務改善管理者としてユーザ経験も併せ持つ業務改善支援のプロというのは、意外に全国でもなかなかいないものです。そういう意味でも経験豊富なメンバーが多数在籍するMOVEDは、ユーザさんが抱えるお悩みを乗り越えてきた実績があります。
私たちは、自社組織の業務プロセスを根本から見直して、真に働きやすい環境づくりを支援します。さらにはその環境を改善し続けるマインドセット、いわゆる自立支援も同時に行います。
ITツール導入に留まらず、働きやすい環境づくりまで取り組めるなんて、ちょっとワクワクしてきませんか?
ぜひハタトレにお問い合わせください。
https://www.moved.co.jp/hatatore/lp/
「きっかけを得たからとりあえずやってみよう」は、前進ではなく振り返りから。
後悔先に立たぬよう、まずは地に足をつけて過去を振り返ってみましょう。
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