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四国・中国旅:5日目 高松~高知


↓前日


ホテル発

この日の最初の目的地塚原から風呂が12時から営業開始、かつ高松駅から車で45分程度の立地なので朝は随分余裕を持って行動できた。10時前にはチェックアウトし、カーシェアのステーションから寄り道前提で出発。

手織りうどん 滝音(https://www.my-kagawa.jp/udon/577/

フェリーのなんちゃってうどんだけでは流石に経験値不足かというのと普通にお腹が好いていたので道中寄り道してかけうどんをいただく。

かけうどん 290円 安すぎる

このボリュームでひと玉らしいので驚き。そのへんのおばあちゃんとかも2玉頼んでいたりしてさらに驚き。どれだけ食べるんだ。味は上々です。関東のしょうゆっぽいめんつゆでなくてもしっかりだしの味がしておいしい。近くにあればやすいしうまいし食べるわこれは、という感想。

店内広いのでキャパに余裕はあるが、かなりの高回転で客の出入りがある。11時段階でこれなので、12時とかの昼ごはん時はどうなってしまうことやら。

うどんをさくっといただいたのち、塚原から風呂に向けて再度出発。

塚原から風呂(https://karaburo0.webnode.jp/

やってまいりました。今回の旅での体験価値No1スポットはここ。

外観

12時営業開始ほぼジャストで到着し一番乗り。待合で説明を聞き、男子用の更衣室でレンタルの上下ウェア、頭巾を身に着けていざから風呂へ。

更衣室

私と大差ないタイミングで常連の女性が一人入店。係の方からも「このひとは常連さんですからねぇ、いろいろ教えてもらうといいですよ」と言われる。実際いろいろ教えてもらった。

火入れ中。写真取ってる側に10畳ぐらいの休憩スペース(撮影失念)があり、そこに炭がたかれていて休憩中も寒すぎない様になっている。

説明は公式サイトのものがまとまっているので以下引用

石室の中で薪を組み、松葉とともに一時間ほど焚き上げ、火が付いたままの状態で床に敷き詰める。その上に濡れむしろと濡れごもを敷き重ねて塩水をまき、入り口の扉を閉じて一時間ほど蒸らすと、入浴することができる。その時の室内温度は、150度を超える温度となっている。

 風呂焚きは、午前10時と午後3時半の2回行い、直後に焚いた風呂釜をあつい方、先に焚いた風呂釜をぬるい方として、利用者が好みの温度の窯に入浴している。

 炎で熱せられた石室内の壁は高温のため、直接肌に触れないよう、長袖、長ズボンを着用し、布ぞおりを履く。頭巾をかぶって頭を守り、さらに毛布をかぶって全身を覆うのが基本の入浴スタイルである。

https://karaburo0.webnode.jp/

つまり、営業開始の炊き上げ完了直後が一番熱い。体験価値をもとめるならこの12時か17時半に行くのがベストと思われる。

レジャースポット的な扱いなのかと思いきや、平日昼間から常連のお年寄りで賑わう、ある種の寄り合い所のような形で親しまれている様子。私は1イ時間半くらいで離脱しなければいけなかったが、その間にも8名位の地元の方が来訪していた。彼ら(と言っても女性のほうが多い)は昼から来て心いくまで入浴してから帰るようだ。ほか、高松からやってきたという同い年~少し上?くらいの男性が初来訪ということで、同じく地元民からいろいろレクチャーされていた。

感想を書き散らすと以下の通り。
・営業開始直後に熱い方入るとインスタントに死が近づく。毛布を被ってガードしていても、顔・手などの布でガードされていない部分がまるで火傷を負っていくかのような(実際はしなかったけど)感覚。
・同じタイミングで入った地元の方から、手袋も必須だよ!顔もタオルでかくしなね!とのアドバイスをもらい、結局その後から離脱まで手袋を貸していただいた。お陰で心ゆくまで熱い方の入浴を楽しむことができたので本当に感謝しかない。
・営業開始後45分くらいで来たおじいちゃんが上半身裸でさっそうと入っていく。上記の高松男性と思わず顔を見合わせてしまった。数分して「流石に熱いな~」と平然と出てきたのも含めて超人すぎる。
・だんだん冷めていくので、1時間もすると、フル装備していればしばらく入っていられる様になる。
・手ぶらで行ってもレンタルウェアも含めて1500円程度で入場できる。ウェア・タオル持参で行けば500円。(ウェア上下各300円、頭巾300円、タオル100円だった気がするが自信なし)
・その他アドバイスを受けたこと、炭酸水を飲むと汗が出るということ、から風呂に入ったあとのシャワーは逆に冷えるので、絞ったタオルで体を拭くだけで良くて、べつにそれでもベタベタしないということ。両方本当だった。

150℃超の他にはないサウナという体験価値もさることながら、地元の人の優しさにも触れられてなんだかいい気分でから風呂を跡にする。時をほぼ同じくして高松男性も上がるタイミングで、更衣室で一緒になったので「やっぱ骨付鳥って食べておいたほうがいいんですかね・・・?」と聞いてみると「ぜひ」とのことで、時間ギリギリかもだけど…ということでお店も教えてくれたので急いで向かう。13時半ごろに退出。

骨付鳥 一鶴 太田店

教えてもらった店。結論は空振り。
14時まで営業ということでから風呂から急げば間に合うか・・・?と目指してみたものの13時55分ごろ到着時点で「準備中」の札が。まぁそうですよね、30分前くらいにオーダーストップするよね。

15時13分の電車に乗りたいのとカーシェアのステーションが少し駅から離れているので、あまり時間がないぞということで気を取り直して返却ステーションへ向かう。

カーシェア返却~うどん市場 兵庫町店

カーシェアを14時30分頃に返却し15分程度歩いて高松駅を目指す。が、諦めきれずどこかでクイックに骨付鳥を食べられないか…と探していたろころ道すがらに骨付鶏をだしているうどん屋を発見。即出てきてすぐ食べれば間に合うか…と思い一旦店に入ってみると10分くらいかかると書いてあり、一旦あきらめるかと退出。が、最終的には電車を一本(一時間)遅らせることを覚悟していただいた。

骨付鳥 値段失念

にんにく醤油、ゆずこしょういずれをつけても美味しく、上記の決断が一切間違いでなかったと確信。食べてよかった、がこれは確実にビールと一緒にいただいたほうがうまい。このあと移動後に運転が控えていなければ確実にやっていた。

大満足で店を跡にし、高松駅から高知駅へ電車で向かう。

高知駅着

距離を考えると高松から高知まで100分で着いてしまうのはなかなかミラクルのような気がするなどと思いつつ高知駅到着。めっちゃアンパンマンをフィーチャーしているなと思ったらやなせたかしの出身地だそうな。

これに限らず四国にはアンパンマン列車が結構走っているとか。
高知といえば、の坂本龍馬とあと誰か2人(失礼)

ホテルへのチェックインをすませたあとは、本日のメインその2、SAUNAグリンピアへ。ここも車だと10分程度だが歩くには流石に遠いということでカーシェアを利用。

SAUNA グリンピア(https://www.saunagrempia.com/

高知では一番有名?と思われるサウナへやってきた。

周りは結構真っ暗なのでこの輝き方は目立つ。

20分ごと(各時00分、20分、40分)入場ということで、そういうルールがあるのか!とびっくりしつつ、ちょうど21時になったので待たずに入場することができた。混雑対策らしいので、ほぼ客がいなかったこの日は別に待たずに入れてもらえた可能性も十分あるが。

★サウニング

内風呂なしのストロングスタイルサウナ。男女の空間分けはなく水着着用で利用する。ルールは細かいが、受付の段階で来訪回数、地域を書かされるので初来訪なら丁寧にルールを説明してもらえる。このルール説明に限らず、利用者のマナー向上にオーナーがずいぶん心を砕いている様子がうかがえる施設だった。

受付を済ませたら、2階の更衣室に行き水着に着替えて、靴は施設が用意しているサンダルに履き替え。このサンダルはサウナ室・水風呂前の空間でぬぎ、外気浴スペースや更衣室に出るときに履く。

タオルは小さいものを1枚、大きいものを2枚渡される。大きいものはそれぞれサウナで尻から足に敷く用、外気浴スペースで敷く用。水着で利用するということで、濡れが残らないように工夫していると言っていた。

サウナ:2種類。説明自体は「おしゃべりOKサウナ」「おしゃべりNGサウナ」ということで、全く同じ感じなのかな?と思っていたらサイズ感やライティングの感じが異なる別のサウナだった。OKサウナは小さめ。5~6人キャパシティか。NGサウナは20人超入れそうな大型。いずれもテレビなどはなく暗めの室内で、セルフロウリュが6分に一回(12分計のてっぺんと真下のタイミング)可能。ストーブの性能の違いか自分のコンディションの問題かは判別できないが、NGサウナのほうがしっかり暑めだった印象。じっくり蒸されたいならOKサウナの方が湿度と温度のバランスはよいと感じた。タイミングの問題でいずれも貸し切り状態で利用できたこともあり、サウニングの満足度は非常に高い。

水風呂:しっかり冷たい。温度は見ていなかったが調べたらここもシングルの様子。なお、水風呂に入る前にしっかり頭、腋、水着内をシャワーで洗い流すのがルール。

外気浴:スペース設計にこだわりが感じられる。仕切られた空間の寝転び用のベッドが複数(4か5)、焚き火を模したライティングの周りにインフィニティチェアが4つ、その奥にキャンプチェア風だが横になれるチェアが2つ。より奥の空間には女性専用スペースもあったが詳しく観るようなものでもないので詳細不明。その他木製のロッキングベッド(表現しづらい)が一つ。この木製のベッドが一番よかったかも。

サウニングを終えて更衣室から改めて出たときに気づいたのが空間全体にいい匂いがすること。いい匂いがするのはいいよね。

本来3時間制らしいものの、営業終了の22時の少し前には更衣室にいる必要ありということで説明を受けていた。そもそも風呂なしのサウナに3時間もいるたぐいの人間ではないのでこれは問題にならなかった。

総評:風呂がなくてもいいものはいい。ただ、利用者が少なくて静かだったことにかなり助けられた評価なんじゃないかという感覚。ハイシーズンの土日でグループ客が多いときにいくとどうなるかな~。

満足して帰る。

居酒屋 三郷

すでに22時を回っていて、多くの飲食店が閉まっている中カーシェアのステーション近くに営業中の居酒屋を発見したため入店。カツオ食べられないかなと一縷の望みをかけて入店したが、終わっちゃってるんですよ~と先制を受けあえなく撃沈。それでも美味しいアジがあるんスよ!と店主から進められたアジを美味しくいただき、その他はユーリンチーと揚出し豆腐を食べていい感じに腹を膨らませてホテルに戻る。

アジ。金曜日だったからか、土地柄か店柄か、あまり上品でない飲み方をしている団体客が散見された。


ホテル高知

駅から徒歩一分の好立地にあるホテル。翌朝の行動開始が早いので特に何もせず速やかに眠りにつく。

まとめ:この日は観光らしいことはほぼしていないが、どちらの施設もいい感じで、サウナ経験的にはNo1の日だった。やっぱり計画はしっかり立てたほうが余計なことを考えずに済むのでは…?という考えが30歳を過ぎてようやくよぎるようになる。

次は最終日、高知(室戸)編。


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