見出し画像

離婚の原因

私が結婚した相手は年齢がふた周り程上の開業医でした。
まだ若かった私に、欲しいものは何でも買ってくれて、仕事にも行きやすいようにタワーマンションを借りて同棲を始めました。

付き合っている時から浮気してるかもしれない。と思ったこともありましたが
必ず家に帰ってきて特に喧嘩をすることもなく過ごしていました。
そして、私の仕事がひと段落した時に妊娠して結婚をしました。

義理の父も母も、歳が離れていたこともあり、とても優しくて良くしてくれて嫁姑のイザコザとは無縁でした。

しかし、結婚して妊娠中から特定の曜日だけ家に帰ってこなくなりました。

怪しいと思って何度もテレビ電話をしたり、お財布の中の領収書を探したこともありました。

臨月も遊び回る夫に心を疲弊しながらも無事出産をし、しばらくは初めての育児にてんやわんやで、帰ってこないときも、寝かしつけの邪魔されないしいいや。くらいに思っていました。

ある程度育児に余裕ができた頃、友達が旦那さんの不倫で離婚をしたとの報告があり、
話を聞いていると不安になって、見てはいけないと思いつつも
でも子どももいるし、さすがにもう落ち着いただろうと思いながら、夫の携帯を見てしまいました。

中には他の女性との行為中の動画や写真、それも1人じゃなくて複数の女性がフォルダ分けしてアルバムに入っていました。

LINEの内容も明らかに女の子が家に来ていることが確認できたりと、手の震えを抑えながらとにかく証拠の写真を撮り続けました。

そして、その時にやっと気づいたのが
私はずっとモラハラを受けていた。ということです。

20歳やそこらで付き合ってたので、何か失敗したときは全て私が悪い、気が利かない、高卒の馬鹿、私の親をバカにした発言も受け続けていました。
ほぼ洗脳といっても過言ではないほど、私も反論することもなく自己肯定感を下げ続けて、この人がいないと私は生きていけない。言うことを聞かないといけない。と思い込んでいたのです。

それが不貞の証拠を掴んだ時に我に返って、なぜこんな男と一緒に暮らさないといけないんだ。
子どもに悪影響。とにかく気持ち悪い。
と車に詰められるだけの荷物を詰めて、まだ1歳の息子と一緒に実家へ帰りました。

そこから弁護士に依頼をし、かれこれ5年現在進行形で離婚に向けて裁判をしています。

不倫相手への損害賠償請求の裁判や離婚調停、審判など色んなことがありましたが、それはまた別で書きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?