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愛がなんだ
タイトル通りの映画を昨日みました
愛とは???と昔から疑問を抱えてはちゃくそ都合いい女をやっていたわたしは作中の「山田」そのものだった
求められるだけで、頼ってくれるだけで、甘えてもらえるだけで
それだけでよかったあの頃
一時のしあわせと思い込もうとしていたそれは今となっては自分の心をうんとえぐり散らかしていただけだと知った
嬉しさと同時に襲った胸の痛みに蓋をして
呼ばれたらすぐに駆けつけて
向こうがもういいや帰宅よろしくって空気になれば去る
それの何がしあわせだったんだろう
愛されることがこんなにも心が満たされることだって知ってしまった今となっては汚点だったのではないかって思うくらい過去の私は盲目だった
自分の心のSOSを聞こえないふりして貼り付けた笑顔で会いに行くわたし
滑稽でかわいそうだったんだろうなって
でもその気持ちが過ちだったとは思わない
ただそれが「愛」だったとも思わない
きっとさみしさをとにかく人で埋めたかった
ある意味利用されながらにして利用していたのかもしれないと気づいてしまった
被害者ぶることなんてしなかったけど
もしそんなツラしてたらお前も同罪だよって話だったんだと思う
都合がいい関係
多分これだったんだ
けれど当時の若かったわたしにはきっと早くて似合わないものだったんだとおもう
というか今も未来も似合わない
愛とか恋とかはっきり明確にはわからないけど
一与えて一返ってくるこの嬉しさが確かなものだから
これからは自分のことも、相手のことも大切にして
そして大嫌いな自分を大好きな自分にしていきたいなって思った
現に今は彼を好きなわたしがわたしは好き
こうしてすこしずつ自分自身のことも愛していきたい
わたしなんてが口癖だったけれど
そんなことないんだよな
心のある人間だったんだよね
ま、人間嫌いなんですけど(笑)
なにわろとんねんと思ってください
同じ経験があったからこそぐっさり刺さった映画でした
でもなんか見てよかったです
夏だね
夏のかおりに気だるさとほんの少しの喜びを感じた
そんな日
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