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「AMAZING THINGS WILL HAPPEN」自分にYESをいうこと。

人は、他の人を自分の見たいように見る。

ということに対して考えていたときに、足を運んだ「ダブルファンタジー ジョン&ヨーコ」で出会ったオノ・ヨーコの言葉がガツンときた。

clubhouseという新たな音声SNSが登場し「とりあえず祭りに乗っかってみるか」と、参加し始めたが最後。この2週間というものまんまと中毒になっている。

音楽だけのルームとか瞑想部屋とか、まったりゆるいお部屋も良いけれど、主に同業他種の人たちと、縦横無尽に交流できるこのメディアはどちらかというと毎晩交感神経がバキバキと活性するような刺激がある。


私は知識を得る、ということに対してもっとも欲望を感じる。

だから、その道のオーソリティたちがざっくばらんな会話のなかでちょいちょいもらす真実や、有益すぎる情報を語ってくるその交流が、中毒の源なのだと思う。

でも自分にとっては諸刃の剣でもあり。

今まで主に「文字」をつかって、多少おしとやかに作り上げてきたセラピストとしての「ソーシャル・アバター」が崩壊しつつあるのも感じている(笑)

「声だけ」のメディアでは、自分をとりつくろえない。もちろん多少穏やかな話し方などを心がけることはできるけれど、かなりの割合で「素」がでてしまうのだ。

どちらかと言えば、もともとこういう挑戦的な目をしたヨーコ寄りの人間です(笑)

一般的にはセラピストには「癒し」「やわらかい」「やさしさ」「受容的」「寄り添い」などのキーワードがよく似合う。でも、残念ながらそのどれもを私は生来持ち合わせていない。

セラピストへの道を歩み出してからのこの18年は、そうした受容的な要素を引き出すべく研鑽を積むのはもちろんのこと、どうやって「セラピスト」という一般的な概念に見合っていない本質をもつ自分を正当化するか、という過程でもあった。

そして、元々音楽業界人として、1日10時間くらいしゃべくり倒して、人を巻き込むような仕事をしていた私は、そのトレーニングによって言葉が鋭くかなり勢いがある。しかも声が大きく早口。

文章を書くときは言葉選びを気を付けて柔らかい印象に結び付けているけれど、音声というメディアでもどうやって本質と言葉の折り合いをつけていくかというのは、これからの課題。



ちなみに誤解を恐れず言えば、そもそも「誰かを癒したい」というやわらかな気持ちでセラピストになったわけではない。(「癒し」は、その人の中から立ち昇るものだから、セラピストはあくまでもアシストする立場だというふうに思っている。)

たまたま自分の興味が「人の心身のつながり、その健やかさ」や「五感で感じる」というものに向いてきて、「心においても体においても魂においても、人間という機能を存分に生かして生ききる」という目標に至る道を歩み始めた。

その結果の職業が「セラピスト」という選択だった。

セラピストの資質も千差万別で、そのプレゼンスはセラピーの質にも大きく関わる。

私はどちらかというと利己的な人間で、まず自分が健やかで心地よい状態であることを優先する。でもセラピーを行うときは目の前にいる人には全力で対応するし、できるかぎりのものを差し出す。そして、「やさしく寄り添う」よりは人々を「賦活」「エナジャイズ」するのに向いている。


一般的な「セラピスト」に対する穏やかでやわらかなイメージを期待する人にとっては、こうしたことを話すとがっかりさせてしまうかもしれない。

でも、誰もが「自分という生を全うする」ために生きている。

だから、ヨーコのように恐れずに、まず自分に「YES」を言う。

その上で、私という素材が誰かにとって、世界にとって役に立つならば、自分を喜んで差し出そうと思うのだ。

日本語を学んでいたジョンが描いたドローイング。

「ドーゾオダイジニ」の言葉に癒され。

そして、一番印象に残ったヨーコのインストラクション・アート・メッセージ。「AMAZING THINGS WILL HAPPEN」が勇気をくれる。

自分にYESを出したとき、きっと何かすばらしいことが起こるはず。

■ 小松ゆり子 official web site
https://yurikokomatsu.com/


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パーソナルセラピスト / Touch for World 代表 / corpo e alma主宰 / 日本タッチ協会理事「感じることは癒しになる」五感体感至上主義者。「心と身体、魂のつながり」をとり戻すために。あの手この手を試みるソマティックな日々。