セラピーを統合する力の源
筋膜、筋肉、関節、リンパ、血管、神経…。
意図的にそれぞれ個別に働きかけたとしても、結局それらが不可分であるように。
手の力
温熱の力
振動の力
空間の力
音の力
香りの力
色の力
それぞれの力の効果を区別して考えながらも、相乗効果が出るように融合していきたい。
そして、「なにもせずに見守る」時間。
一見何も起きていないようでいて、自らの身心の奥底から癒し、統合する力が絶え間なくうごめいていることを信じる。
その時間があるとないとでは、セラピーの質に大きな差が生まれる。
自分の中の理解や考察が深まると、その意図は強く意識しなくとも施術に反映されていく。
施術者の経験は、否応なくそのままプレゼンスに現れていく。
そうやって、施術者のプレゼンスとともに、セラピーは日々深化する。
■ 小松ゆり子 official web site
http://yurikokomatsu.com
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