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『ただいま』が言えなかった夏が過ぎ…

ITベンダー勤務の企業内診断士、廣瀬達也です。

お彼岸過ぎて一気に季節が進んできました。夏から秋に進むこの時期は、体力的にも楽になるせいか「なんだかんだで夏は落ち着いていなかったな」と少し冷静になります。

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今年もこの季節の変わり目で若干のシミジミ。
思えば、この夏、というかお正月帰省から東京に戻って以来、実家に帰っていません。一人暮らしだと実家に帰った時くらいしか言わないんですよね「ただいま」…。そうこうするうちに4月の「緊急事態宣言」から始まったFY2020は上期が終了です。

緊急事態宣言発令前から始まっていた在宅ワーク生活。そのご近所密着な暮らしを「地蔵通り商店街の片隅で」なるタイトルで徒然なるままに書いていました。今読み直すとあまりの中身の薄さにガックリくるのですが、(実は今も当時と同じ薄い生活を続けているような気がします)その内容も見ながら、企業内診断士・廣瀬としてのFY2020の上期を振り返ってみます。

■4~5月

正直なところ「緊急事態宣言」という名称に妙に緊張しました。ただ、具体的にどう緊急事態なのかが漠然としている印象。3月以前から既に在宅ワークメインとなっていたので、個人的には「現状継続ですね」な感じでした。

緊急事態宣言

「散歩」と称しながら実は毎日のようにランニングしてました(これは今でも続いています)。この時期はなんとなくランニングすることも憚れるような気がしていて。それでも、何か運動しなければ…という思いで。

診断士活動では一気にオンライン開催、主にはZoom開催のイベントが増えました。社会的にも「変化への適応」が急速に模索され始めた時期だと思います。
Zoomは昨年から触れることがあったものの、当時はなんとなく「リアルとの組み合わせでリアル参加できない人のための代替手段」という印象でした(フツーに診断先とのヒアリングにZoomを使っている先進的先輩診断士もいらっしゃった。さすがです)。

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しかし、この時期で一気に世の中のオンラインシフトが進んだことにより、
「みんながオンラインになると実はとても便利」
であること、そして、
「場所という制約がなくなる」
ことを実感。
全国各地から診断士が参加するオンラインイベントも開催されるようになり、何か新しいことが動きだすような感覚さえ感じました。そして、このとき「アクティブな人たちはどんどんいろいろ試してた」ように感じます(これは診断士に限らずいろんな業界で同じだったんだと思う)。

オンライン飲み会なる新しい娯楽?も生まれ、パソコン落としして、寝落ちすることも少なくない日々。コロナによる薄っすらと、しかし、確実に積もってくるストレスとの折り合いを模索している状態です。

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いろいろな差が見えてきた時期でもありました。
●家庭のある方、お子さんいる方、一人暮らしの方
●在宅ワークする方、しない方
●さらには、在宅ワークの形態(仕組み、制約)も一様ではない
●緊急事態宣言期間中の過ごし方もそれぞれ

そして、5月下旬に緊急事態宣言解除。(今思えば遠い昔のようでもあり、あの解除は何だったのか。という感もあり)

■6~7月

勤務先の会社は「できるだけ在宅ワーク」というスタンス。なので、引き続き在宅メイン、そして、ハンコとか郵便とかのために週イチくらいで出社という5月までと変わらない日々(いわゆる、ハンコ問題に直面しています…)。
診断士関係はZoomイベントに参加の日々。これはこれで楽チン。これまで移動にエネルギー使っていたことを改めて痛感。

■8~9月

勤務先の会社は相変わらず在宅ワークメイン。感染対策に配慮しながらのお客様とのリアル会議が少しづつ始まりました。ただZoomは基本的には禁止の方向へ(セキュリティ面の関係です。お客様など相手からZoom利用をオファーされた場合は受けます)。これまで社内で使用可能だったWeb会議ツールは、Skype、Zoom、Webex、Teams。

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コロナの影響による在宅ワークが始まり一気にZoomが広まってました。が、9月に入ってからはTeamsが勢力巻き返し。法人向けのMSの底力というところでしょうか。。

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診断士関係では、マスターコースなどでコロナ対策を導入しながらリアル開催がチラチラ始まりました。Webに関わるツールをどう使うか、というだけでなく、いかに適切な防止策を図りつつリアル要素を取り入れるか、という動きが確実に強まっている気がします。そしてハイブリッドな開催への模索も動きだしている様子。

■まとめ

4~6月くらいまでは、「オンラインでいろいろ新しい展開が始まっている。オンラインは確かに便利。結構使える!」と感じていましたが、最近ちょっとお疲れ気味。暑さを言い訳にモヤモヤしながらなんとか夏を越えた。そんなところです。

「おうち時間が増えて部屋が片付いた」、「料理するようになった」などの声は聞きましたが、僕の場合そういう前向きな変化はなかったです。「そもそも、そんなに時間が増えた気がしない…。みなさんなぜそんなに時間が増えるのか?」と思っていましたが、僕の時間はネットフリックス、Amazonプライムに吸い取られていたような気がします。

そして、このまま、モヤモヤを言い訳にお疲れな自分を許してしまうと、ちょっとマズイ…
僕がモヤモヤしている間も、動いている人はしっかり動いていますもんね。
FY2020折り返し、そして、この9月は診断士資格の更新月(更新申請は完了し待ち状態)会社員としても診断士としても、改めて仕切り直さねば。
そして、年末までには「ただいま」を言いたいところです。

会うのが一番


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