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地蔵通り商店街の片隅で~「宣言」前夜~

「緊急事態宣言」なる宣言が出されるという。 
大学受験で世界史を選択した僕としては「人権宣言」「アメリカ独立宣言」・・などは試験対策の用語として覚えました。しかし、自分のリアル人生の中で自身が「宣言」に触れる機会はそんなに多くありません。さださましの「関白宣言」か、(有村浩さんの「図書館戦争」のきっかけになったともいわれる)「図書館の自由に関する宣言」以来な気がします。

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「緊急事態宣言」
文字面(もじづら)だけ見ると結構漠然としています。不謹慎ながら、表面的には八兵衛の「てえへんだ!てえへんだ!」なニュアンスに見えなくもない。とはいえ、1月に「新型コロナウイルス感染症対策本部」設置され、3月に「改正新型インフルエンザ対策特別措置法」が成立しているのは、(その時点で可能な範囲の)最悪を想定しこの「宣言」を出す事態のための法的整備も粛々と動いていたということなんでしょう(と推察。特にもろもろ支援策が示されるたびに、「法律整備」の大切さというか「法の力」をひしひしと感じる昨今です。法学部卒業なのに今頃になって"(-""-)")。

会社員をしている身として、さすがにテレワークとか在宅勤務の強い風が吹いており、年度末などに追われつつもザラリとした落ち着ない気持ちの日々でした(若干進行形)。そんなときに、この「宣言」という名称を聞くと(表面的には平静を装いながらも)さらに心は落ちつきません。思わず、19時からのNHKニュースは録画してしまいました。

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「テレワーク」は以前から経験していたので違和感ないつもりでした。しかし、「在宅勤務」が続くのはさすがにツライです。出張先、コワーキングスペースなどでのこれまでの「テレワーク」作業とは違ったエネルギーの消費となることに気づいたのは最近のこと。(決算処理などで疲弊したこともありますが)ここ数日の在宅生活で(スポットで出社しているのですが)まあまあ弱ってきた自分のココロを感じます。仕事が継続していることはありがたいことなのに。。。「お前は会社員だから給料はもらい続けられるじゃないか」「一人モノだから同居している子供や家族のこと心配する必要ないじゃないか」と言われれば、その通りです。スイマセン。

これからの「宣言」期間中も仕事の関係で時々は出社することはあります。それでも、「地蔵通り商店街の片隅での在宅生活」が続きそうな日々の、自分にとっての心の整理と記録を兼ねてこの「宣言」の機会にnoteをつけようと思います。「宣言期間終了後の自分にとっての価値ある何か繋がりますように。。」という気持ちも込めて。

企業内ながらも「中小企業診断士」として、「中小企業の方の支援になる情報発信を」とできればよいのですが、今の自分の力では難しい。。今回、この点は自分自身のスキル不足、準備不足と反省しつつ、まずは、今の自分にできることとして、この宣言に係る日々を綴ることにしました。

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