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4月から社会人大学院生始めます

ITベンダー勤務の中小企業診断士、廣瀬達也です。

新しい季節が迫ってきました。
不透明感漂う昨今ですが、新年度に向けていろいろ新しい何かを計画している人は少なくないと思います。

中小企業診断士の中には診断業務をバリバリ進める人、セミナー講師などガンガンやる人、執筆などガリガリ書く人、さらにはいろいろ自身の学びを広げる人、いろんな人がいます。もちろん、それぞれを並行して進める人も。

僕自身は「自身の学び広げる」系要素が強いと感じており、今回は学び系ネタです。

以前、先輩診断士である中郡さんが「働きながら大学院で学ぶ」という投稿されていました。

僕自身も「大学院」には興味というかその響きへの憧れ(!)があり、もやもや考えていた一人です。

理系の人にはある程度自然な流れかもしれない大学院ですが、バブル世代で文系な僕にとって、大学院と聞いてまずイメージするのは、企業派遣の海外MBAでした。社内で定期的に候補者募集をしていた時代もあり(今はなくなりました)、記念受験的に社内候補者試験に挑戦してみたこともあります。それなりに枠は狭く当然のように僕レベルでは入口でハジカレました。(同期でその制度を使って留学した者が何人かいますが、今思えば大概途中で会社辞めてます…"(-""-)")

スタンフォード

最近は、中小企業診断士の養成課程だけでなく、社会人もターゲットとした国内大学院も増えてきてますね。さらには「リカレント教育」な考え方の認知度高まったり、オンラインというインフラが普及したり、と「社会人が大学院(あるいは大学)で学ぶ機会」が増えてきているように感じます。

そんな中、4月から社会人大学院生になることにしました。

学ぶのは「地域資源マネジメント研究科」というちょっと耳慣れない研究科です。

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「マネジメント」という単語が付くものの経営とか会計とかのビジネス系ではありません。
この研究科は地球科学(ジオ)・生態学(エコ)・人文社会科学(ソシオ)という3領域に分かれており、僕が専攻するのは人文社会学領域です。そこで以前から個人的興味を持っていた「地域」、「コミュニティ」、「文化」などのについて深堀する予定です。
これで「収入が得られる」「マネジメントスキルが上がる」「診断ポイント獲得できる」という直接的なことはありません。「極めて趣味的」ともいえるアクションです。それでも、「学んでみたいことを学ぶ」という素直な気持ちを優先しました。(もういい歳なので先送りする時間も勿体なくて)

入学準備にあたり研究計画書テーマを「■■■における●●●の役割」としていたところ、Web面談で事前チェックをして下さった入学後師事を仰ぐ予定の先生から

『役割』というのは社会学的には『期待されている責務』という意味合いを持ちます。廣瀬さんのテーマでは『役割』は不適切ですね。どちらかといえば『機能』のほうが適切では?

という指摘を受け、
「社会学ってそうなのか。学問としての用語とか考え方のフレームから学ぶことが必要そう。これは知らない世界だけど、どうやら面白そうだ」
と勝手に少し感動しました。

授業についていけるのか、仕事・診断士活動など並行して時間確保できるのか、という物理的な心配はもちろんあります。それでも「以前から興味あった領域をアカデミックのフレームを活用しながら学ぶことができそう」という感覚があり、自分の中での期待感は高いです。
(機会があれば続報も報告させていただきます。続報なければ「どうやら挫折したらしいな…」と優しくそっとしておいてください)

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さて、診断士にとっての学び場として代表的なのは、プロコン塾とも言われるマスターコース。
昨年度はコロナの影響で中止となった「診断士なら!知らなきゃ損するマスターコース ~入門&徹底比較~セミナー」が今年はオンライン開催です!
自身の新しい世界を広げることに役立つことは間違いありません。

オンライン開催なので首都圏以外からの参加もサクッと可能です。
「普通の県協会では、マスターコース(プロコン塾)は協会で1つなのに、東京はなんだか沢山ある。どういうこと?」
という興味で覗いてみるもアリと思います。

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