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「若者」はどこにいる?

「若い人を集めたいんです。なにかツテとかお知恵とかありませんか」

先日の歯医者帰り、神戸市内にあるカフェMでほっこりと休んでいました。コーヒーと檸檬ケーキが美味しい静かで気持ちよいお店です(本店は東京(三軒茶屋)にある有名店)

冒頭の言葉はその店内にて店主さんから発せられたものです。

中小企業診断士としての僕への相談であれば、受けた側としてはカッコいい…。
しかし、残念ながら、この言葉は僕の後に来られた常連らしきお客様への相談でした(どうやら大学の先生らしかったです)。

相談をされたわけではないのに思わず、耳をそば立ててしまいました。
店主さんの相談は、「カフェとして若いお客を確保したい」とは別視点で若い人へのリーチを模索されているようでした。

このお店はとても落ち着ける気持ちよいお店。しかし、お客様の年齢層は高めです(そもそも会員制のカフェ。僕は東京本店の常連になっている友人の友達という立場で?歯医者帰りにちょくちょく立ち寄っています)。

訪問のたびに「落ちついていていい空間だ」と思っていたけど、それはお店のある街自体が「静かな(そして、若者が多くない)エリア」だったということに、今更のように気づきました。
人口減少がチラホラ問題視されつつあるとはいえ、政令市の1つである神戸市。なのですが、考えてみると、学生街や歓楽街から外れると「ガンガン若い人がいるわけではない」気がします。

僕自身があまり診断士活動をできていないので、「支援先から『若い人を集めたい』という要望を受ける」というようなことはありません。
某協会関西支部のイベント準備で「若い人を集めたいよね」というメンバーの声を聞いたことはあります。しかし、そのとき(関西支部長でもある僕自身)は「若い人を集める工夫・努力」より「自分が楽しいことを優先」してしまっています(スイマセン)。

つまり、ワガママな方に気持ちが流れた結果、具体的な「若い人を集める工夫」という努力から逃げているとも言えます。

自分自身を振り返ってみれば、子供はいないし、(出向先である)現職場の最年少は40代。大学院で院生仲間は20代がいるけど、小規模大学なので「集まる」ほどではありません(そもそも、みなさん自分の研究にいそしんでいるのでツルンデいるイメージはない)。
などリアル生活の中で多数の「若者」との接点がないです。
なんなら、

そもそも、今の若い人たちは「集まる」ものなのか?

という壮大な疑問も湧いてきます。

もちろん、集めるためのテーマ次第、やり方次第でしょう。
それでも、結構難しいような気もします。

単純に「若者へのリーチはSNS活用だ」という訳にはいかないと思いますが、こちらのセミナーで得られる基礎は役立つはず。と、考え申し込みました。


2024年は辰年。
僕自身は早生まれなので該当しないのですが、僕の同級生の四分の三が年男・年女。なんとなく年男なような気分になったり、逆に改めて早生まれなことを感じたりする年。
改めまして、2024年もよろしくお願いいたします。

(冒頭のお店を出る際、店主さんに「実は週末は学生しています。僕が通っている大学で何か関われるか事務局に相談してみますね」など言ってしまった💦)

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