見出し画像

「登録の日(10月6日)」に全国登文会のご紹介

はじめまして。

全国登文会(ぜんこくとうぶんかい)は、正式名称:国登録有形文化財全国所有者の会と言いまして、全国10の都府県にある登録文化財の所有者らの会の全国組織で2019年に設立されました。

国の登録有形文化財に登録された建造物の所有者さんや管理者さん、または有識者の方が協力し、国の貴重な財産である登録文化財を後世に継承していくためにさまざまな活動をしています。

そして本日10月6日は、10(トウ)6(ロク)の日ということで、文化庁ではこの10月6日を「登録の日」と定めています。

また、10月20日が全国近代化遺産活用連絡協議会の設立記念日ということで「近代化遺産の日」と定められています。

この2つの「登録の日」「近代化遺産の日」を含む10月1日〜11月30日頃に「近代化遺産全国一斉公開」として全国各地で重要文化財や登録有形文化財を含む近代化遺産等を一斉公開するイベントや、その価値や魅力を広く伝えるためのシンポジウムや展覧会に関連した事業が行われています。

全国登文会でも、加盟する都府県の事例を紹介したいと思います。

大阪登文会の取組み

大阪では、建造物所有者や民間企業、大阪市等が連携して「生きた建築ミュージアム大阪」通称「イケフェス大阪」を開催しております。歴史的な建造物から現代建築まで含め100以上の建物が公開される日本最大級の建築公開イベントです。大阪登文会に所属される登録文化財も多数参加されています。

愛知登文会の取組み

愛知では、愛知登文会が主催する「あいちのたてもの博覧会」通称「あいたて博」では、普段は一般公開されていない文化財建造物を特別に公開し所有者や専門家による解説・ガイドを行うイベントになっています。愛知県内で50以上の登録文化財を一斉公開しています。また、2023年は記念すべき10回目の開催となります。

京都登文会の取組み

京都では、2022年から京都市や観光協会などが中心となり京都のモダン建築を公開する「京都モダン建築祭」を開催しています。本年は2回目の開催で50以上の建物で100以上のイベントが開催される予定です。

事前予約や有料イベントもありますので、詳細は其々Webページ等を確認の上お申し込みください。。

このnoteでは、登録文化財に関連した話題や全国登文会の活動を情報発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?