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桃尻太郎【あらすじ、筆者紹介】

あらすじ
桃尻太郎は駄犬、おな猿、鳥頭とともについに鬼を討ち果たし、桃太郎と名を改めて桃色の君主となった。しかし晩年、未だ世継ぎも為さず男色に溺れに溺れ、ついには小姓らに桃尻と渾名される始末である。これを受けて駄犬、おな猿、鳥頭の三匹は、主君の悪名を払拭せんとして一堂に会するのであった。

筆者より
「桃尻太郎」を執筆させていただきました、ぬまと申します。パクリまくりました。いつものゲームのテキストセリフ単語はもちろん、某小説Aと、某小説Bと、某句もパクりました。怒られないか怯えています。テーマが「戦い」だったので、戦闘シーンの描写を頑張りましたのでご笑覧あれい

作品抜粋
 白旗を上げて涙ながらに命乞いをする鬼の首魁を一瞥した桃尻太郎は吐き捨てるように云ったという。
「鬼風情が
 不遜であろう
 地に伏せよ
 我こそは、桃色の君主なるぞ!
 父母よ……
 ご照覧あれい!」
 ふわりと前方に跳躍し、重い尻を鬼の身体に落とした。その尻撃は桃色の衝撃波を発生させ、鬼の首魁は尻に敷かれる形で絶命した。流れに流れた大量の涙によって鬼の首魁の鮮血はみるみるその赤い色が薄まり、立ち上がった桃尻太郎の臀部の血痕、その色はまるで……
 桃、尻――。

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