桃鞜社

ゲイの読書サークルが母体となる文芸執筆サークルです。 2024年5月19日文学フリマ東…

桃鞜社

ゲイの読書サークルが母体となる文芸執筆サークルです。 2024年5月19日文学フリマ東京38におきましてゲイの小説アンソロジー『桃鞜 2024春号』を発行する予定です!

マガジン

  • 桃鞜2024春号 作品紹介

    文学フリマ東京38にて発行する『衝動』がテーマの『桃鞜2024春号』作品紹介まとめです!

  • 桃鞜2023秋号 作品紹介

    文学フリマ東京37にて発行する『たたかい』がテーマの『桃鞜2023秋号』作品紹介まとめです!

  • 桃鞜2023春号 作品紹介

    文学フリマ東京36にて発行する『欲』がテーマの『桃鞜2023春号』作品紹介まとめです!

  • 桃鞜2022春号 作品紹介

    第三十四回文学フリマ東京にて発行する『桃鞜2022春号』作品紹介まとめです!

  • 桃鞜2021秋号 作品紹介

    第三十三回文学フリマ東京にて発行する『浮気するゲイ・されるゲイ』がテーマの『桃鞜2021秋号』作品紹介まとめです!

最近の記事

改めて文学フリマ東京38(5月19日)のお知らせ

皆さんこんにちは。いよいよ明日が文学フリマ38です!あらためて出店のお知らせをさせて頂きます。 当日は第二展示場Fホールの、「つー15」でお待ちしています!(会場時間12:00〜17:00) ※今回から入場料1,000円がかかります。詳しくは以下URLご参照ください。 https://bunfree.net/event/tokyo38/ アクセス: 東京流通センター 第一展示場・第二展示場Fホール(←桃鞜社は2階第二展示場です!) お品書き 新刊 2024年春号「衝動」

    • この執着について【あらすじ、筆者紹介】

      あらすじ ある日、唯斗は突然、「俺」の前から姿を消した。 唯斗について、その関係者たちにインタビューを開始する「俺」。それぞれの男の証言を通して、次第に浮かび上がってくる唯斗の姿。それを知った「俺」は、何を感じるのか。 筆者より こんにちは。「この執着について」の筆者のゆーです。今号のテーマである「衝動」について考えた時、いつもとは全く違う方向の電車に飛び乗って着の身着のまま、明日のことなんて考えずにどこかへ行きたくなる時はあるかも、と考えました。それと、今まで彼氏が認識し

      • わいわいやま【あらすじ、筆者紹介】

        あらすじ わーい、わーい、とやまびこが時折響く山、その麓には小さな村があった。 お山に登って先にやまびこを見つけた方が新しい村長じゃ、という村長の言葉に、源吉と作之助、二人の若者はそれぞれの野心を胸に、お山を目指す。村長になって村を豊かにするのは果たしてどっちかな。 筆者より 今回はまんが日本昔ばなしの「飯降山」をパクりました。登場人物はポケモンのトルネロスとボルトロスとランドロスを参考にしました。 作品抜粋  むかーし、むかし。とある高い山の麓に小さな村があったそうな。

        • 住処の記憶【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ  母を半年前に亡くした私は、実家で遺品を整理するために地元に帰ってきた。実家を整理していく中で、幼少期から学生時代までを過ごした地元の思い出が蘇ってくる。母との関係性や上京前の地元での記憶を綴った小説。 筆者より  毎回ですが、まだ書き終わっていません。今回はなんとなくテーマを決めて、具体的なプロットを書かずに書き始めてしまいました。そのためまだ着地点が不明です。ただ、私の地元のことを文章にしていると、今まで全然忘れていた記憶が不意に降りてくるのが面白かったです。

        改めて文学フリマ東京38(5月19日)のお知らせ

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        • 桃鞜2024春号 作品紹介
          4本
        • 桃鞜2023秋号 作品紹介
          6本
        • 桃鞜2023春号 作品紹介
          4本
        • 桃鞜2022春号 作品紹介
          6本
        • 桃鞜2021秋号 作品紹介
          4本
        • サークルメンバーnote掲載作まとめ
          11本

        記事

          文学フリマ東京38に出店します

          この度文学フリマ東京38に出店いたします! 今回の新刊のテーマは「衝動」です。ぜひお手にとっていただければと思います。 【開催情報】 日時:2024年5月19日(日)12:00~17:00 会場・ブース位置:東京流通センター第二展示場Fホール(2階)つー15 ※今回から入場料1,000円がかかります。詳しくは以下URLをご参照ください。 https://bunfree.net/event/tokyo38/ なお、前回同様、これから新刊の収録作品のあらすじ・筆者紹介を順次公

          文学フリマ東京38に出店します

          改めて文学フリマ東京37(11月11日)のお知らせ

          皆さんこんにちは。いよいよ明日が文学フリマ37です!あらためて出店のお知らせをさせて頂きます。 当日は第二展示場Fホールの、「すー33」でお待ちしています!(会場時間12:00〜17:00) アクセス: 東京流通センター 第一展示場・第二展示場Fホール(←桃鞜社は2階第二展示場です!) お品書き 新刊 2023年秋号「たたかい」 500円 既刊 2023年春号「欲」  500円 既刊 2022年秋号     500円 カタログ:https://c.bunfree.ne

          改めて文学フリマ東京37(11月11日)のお知らせ

          移ろいゆく金星【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ  男子校に通っている創は、普段あまり話さないタイプの寧音と下校のタイミングが被ったことから仲良くなっていく。男しかいない環境のなか、寧音と出会うことで自らの性的指向が移ろいゆくのに戸惑いながら日々を過ごしていく。出会いがもたらす変化の物語。 筆者より 『移ろいゆく金星』を書きました、しゅうです。本当は性的同意についての話を書きたかったはずだったのですが、後半部分の場面から書き始めてそれに伴うエピソードを羅列していたら、思いの外そこに到達するまでが膨らんでしまい、風

          移ろいゆく金星【あらすじ、筆者紹介】

          D君の彼氏【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ  榊大介は付き合って5年になるパートナーのウニとともに、新幹線に乗って実家のある福島県に行く。  親に紹介する間際になっても、榊は実感が湧かず、気持ちが入らない。一方のウニも榊のずぼらさに呆れ、タバコばかり吸っているがーーー。 筆者より  締め切りを過ぎ、あらすじを書いているのに、まだ終わっていません。初めて書く文章は、自分との対話のようで、いろいろな驚きと発見がありました。未来の自分がちゃんと書き終えてくれることを祈ります。 作品抜粋 ※やまびこに車内販売があ

          D君の彼氏【あらすじ、筆者紹介】

          シュプレヒコール【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ 『同性愛者意味なし発言』で大炎上している細貝みな子議員は、「俺」の記憶の中の誰かに似ていた。『よかったら細貝議員の顔を直接見て、誰に似てるか突き止めに来ませんか?』というDMにつられて、抗議デモを見に来てみたが「俺」には人々の怒りの感情がわからなかった。そんな中、一人の男と目が合って……。 筆者より こんにちは。「シュプレヒコール」の筆者のゆーです。いつも恋愛が核にあるような話ばかり書いているので、今回は違うものが書きたいなと思って書いたら、よくわかんない話になっ

          シュプレヒコール【あらすじ、筆者紹介】

          架空Wiki【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ 日本の政治家である「中田健介」のWiki。中田は大学卒業後、農林水産省に入省し、官僚インフルエンサーとしてお茶の間の人気を集めることとなる。一方日本社会では性的接触で感染する新型ボロナウイルスが流行し、国会では個人間性的接触を制限する法律が制定される。中田が自由にセックスする権利を勝ち取るまでの物語。 筆者より 今回「架空Wiki」を書きましたけんと申します。毎回のことですが、設定はだいぶ前から思いついていたのに、プロットがなかなか思いつかず……。締切1週間前でや

          架空Wiki【あらすじ、筆者紹介】

          桃尻太郎【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ 桃尻太郎は駄犬、おな猿、鳥頭とともについに鬼を討ち果たし、桃太郎と名を改めて桃色の君主となった。しかし晩年、未だ世継ぎも為さず男色に溺れに溺れ、ついには小姓らに桃尻と渾名される始末である。これを受けて駄犬、おな猿、鳥頭の三匹は、主君の悪名を払拭せんとして一堂に会するのであった。 筆者より 「桃尻太郎」を執筆させていただきました、ぬまと申します。パクリまくりました。いつものゲームのテキストセリフ単語はもちろん、某小説Aと、某小説Bと、某句もパクりました。怒られないか

          桃尻太郎【あらすじ、筆者紹介】

          文学フリマ東京37に出店します

          この度文学フリマ東京37に出店いたします! 今回の新刊のテーマは「たたかい」です。ぜひお手にとっていただければと思います。 【開催情報】 日時:2023年11月11日(土)12:00~17:00 会場・ブース位置:東京流通センター第二展示場Fホール(2階)すー33 https://bunfree.net/event/tokyo37/ なお、前回同様、これから新刊の収録作品のあらすじ・筆者紹介を順次公開していく予定ですので、そちらもチェックしてみてくださいね!

          文学フリマ東京37に出店します

          改めて文学フリマ東京36(5月21日)のお知らせ

          皆さんこんにちは。いよいよ明日が文学フリマ36です!あらためて出店のお知らせをさせて頂きます。 当日は第二展示場Fホールの、「うー71」でお待ちしています!(会場時間12:00〜17:00) アクセス: 東京流通センター 第一展示場・第二展示場Fホール(←桃鞜社は2階第二展示場です!) お品書き 新刊 2023年春号「欲」 500円 既刊 2022年春号 500円 既刊 2021年秋号「浮気するゲイされるゲイ」 500円 ※2021年秋号は再販のため収録作品数が初版と

          改めて文学フリマ東京36(5月21日)のお知らせ

          エキセントリックな青年とボーイ【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ 恋愛体質な善と、ぶっきらぼうな性格の正隆は、東京大停電の夜に偶然出会った。同い年のゲイであること以外は正反対なふたりの友情の変遷を、6年間という歳月を通して見つめる。  ――彼が俺にとってのヒーローであるように、俺も、彼にとってそうでありたい。 筆者より こんにちは。「エキセントリックな青年とボーイ」の筆者のゆーです。今号のテーマは「欲」です。家族や恋人、またはどうでもいいと思っている人に自分の欲望をぶつけることはまあまあできるけど、こと友達になると、俺は途端

          エキセントリックな青年とボーイ【あらすじ、筆者紹介】

          字義【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ 砂糖、塩、酢、醤油、味噌、それぞれの調味料をモチーフとした献立をこしらえるゲイの手抜き料理サークル「さしすせそ」。ささささん、しししさん、すすすさん、せせせさん、そそそさん、と仲間内であだ名し合う五名はレンタルキッチン「すぷうん」に集うも、今回は調理ではなく書き初めを楽しむ。「わたくし」はしたためられた各々の字に思いを馳せながら、字に込められた底意を掬い取る。 筆者より 「字義」を執筆させて頂きました、ぬまと言います。続編という程の繋がりはありませんが、過去に

          字義【あらすじ、筆者紹介】

          箱庭【あらすじ、筆者紹介】

          あらすじ  くたびれたおっさんが妄想する話です。 筆者より   入れ子状に並んだ物語が、うまく噛み合わないけれどどこかで繋がっていく、読み手はそれを追っていくと登場人物の考え方をより深く理解することができ、それこそがこの物語の主題でもあります。というのは嘘で、ムシャクシャした気持ちで書きなぐった雑多な文章を半ば無理やりつなげて物語にしました。ご笑覧いただき感想を寄せていただければ嬉しいです。 作品抜粋  地に足のついた感覚。それには神戸ではなく、もっと小さくて、ささ

          箱庭【あらすじ、筆者紹介】