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【5分でできる作業をサボったせいでYouTube収益が24%減る?】税理士監修対応策!

こんにちが、最近『新 科学する麻雀』を出版したとつげき東北です。

「こんにちが」とは最近若者の間で流行の言葉なので、打ち間違いではありません。
そう教えられました。
もし間違っているなら、私がよほど若い友達に嫌われているということですよね?
それはあり得ないので大丈夫です!
「こんにちが!」

今回は非常に実践的な内容で、旧来の友人の税理士、ブックウェストさんに書いてもらった内容で、
・今まで税金少なかったTouTuberやGoogle Adsense(広告)が、今回から24%の税金をかけられる。
・たった5分の作業で、それを回避・回収することができる。
・やらなければ、めちゃくちゃ大変になる。

ということについて、その仕組みや、対処方法を具体的に示してもらったものです。
私個人では情報の信頼性が乏しいため、税理士さんに調べていただいた記事です。

ある程度売れているYouTuberなら、きっと役立ちますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(以下の内容に関しての責任は、税理士さんであるブックウェストさんによるものです。万一間違いがありましたら、ご指摘ください。また、優秀な税理士、ブックウェストへの質問や相談、顧客相談などありましたら、ご連絡いただければ検討させていただきます)

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YouTubeで収益を得ている方、グーグルアドセンスで収益を確認したら、税金24%程度が引かれて、手取が少なくなっていた。そんなことありませんか?

たった5分の作業を、今すぐやれば、引かれた税金は還付されますが、それをやらないまま令和3年の12月末日まで放置すると、その30倍は時間のかかる超めんどくさい作業をやる派目になってしまいますよ!

「引かれてないよ」という方でも、グーグルアドセンスで税務情報を提出されていない方は、今はまだ引かれていないだけの可能性があります。このnoteをご一読されると、めんどくさい処理を回避できます。

令和3年6月のYouTube規約改定で源泉徴収開始

これまで、YouTube収益は何ら控除されることなく、全額がYouTuberの指定した口座に振込されていました。ところが、令和3年6月にYouTubeの収益に関する課税のルールが変わりました。
ルールが変更された現在では、原則としてグーグルアドセンスから支払われる収益からは、24%の税金が天引きされることになってます。YouTuberの口座には、残りの76%が振込されます。

天引された24%は、グーグルアドセンスによって、米国の税務当局に納税されます。
このように収益を支払う側が一定額を税金として天引きして、税務当局に納税する仕組みを「源泉徴収」と言います。

源泉徴収の目的(余談)

日本人のあなたが何故米国の税務当局に収益の24%という高額な税金を納めることになるのか。
これは米国の税務当局が「税金のとりっぱぐれ」を防ごうと考えたためです。

年々、インターネットで収益を得る人は増えています。
インターネットでの取引は、現実の店舗を必要としません。このため、アメリカの税務当局は、「収益を得た人がどこに住んでいるのかわからない。住んでいる国できちんと税務申告しているのか良く分からない。とんでもない金額の脱税が起こっているのでは?」と疑心暗鬼になっています。

YouTuberも住んでいる場所を明らかにしている人は少ないので、アメリカの税務当局から、「実際はアメリカに住んでいて、YouTube収益をアメリカで申告して納税するべきなのに、匿名性を良いことに無申告・脱税をしているのでは?」と疑いのまなざしを向けられていました。

そこで、アメリカの税務当局は次のようにすることで、YouTuberの税金のとりっぱぐれを防ぐことにしました。

・YouTube利用規約を変更させた
・YouTuberに税務情報(居住地情報)を、グーグルアドセンスを経由して、アメリカの税務当局に提出してもらうようにした
・税務情報を提出しない人はグーグルアドセンスに収益の24%を天引きしてもらっておいて、アメリカの税務当局に納税してもらうことにした

こうしておけば、そのYouTuberが無申告で逃げようとしても脱税を防ぐことが出来ます。既に24%の税金を取っているわけですから。

税務情報を提出しない人は高額の源泉徴収を課されることになるというのがとても大事なポイントです。

源泉徴収を防ぐ方法

では、具体論に入ります。

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