学んだからこそ見えて来た未来

noteを初めてから一年と少し経過しました。
(昨年10月から更新は全くしていませんでしたが笑)

noteを始めた当初は規模拡大路線を目指し、今出来る仕事と作業をこなしつつビジネス本やyoutubeを見て知識を付け、考え、整理し計画を練り、試算と繁殖牛の準備等を繰り返しました。
その結果、見えて来た現実と起こり得る未来への気付き。
果てない投資先にある幸せとは一体何なのかを気にし始めたのが昨年の11月頃。とある牧場へ視察へいった時にふと頭によぎった単純な疑問が最初のきっかけでした。


「本当に僕は牛舎を建てたいのか?将来は何がしたくて、何になりたかった?何を目指していた?」


何故そんな思いがよぎったのか自分の中で考えをまとめてみました。

この先も酪農家をしていたいから牛舎を建てるという規模拡大を選択肢に入れ行動していた訳ですが、酪農をする上でコストがあまりにも多い事がどうしても腑に落ちなかった事に疑問を持った最大の理由です。酪農は優良経営でも25〜30%利益率と言われその中で機械や施設の各種ローンを支払います。では今後、雇用や機械、施設(鋼材)の高騰、離農による影響と手数料の増加等の負担額は年を追う事に大きくなっていく中で「個人の所得」は一体何処で上げれば良いのかを考えさせられました。現状のウチの搾乳牛40頭前後の飼養形態では薄利になる事は明らかです。利益率を総合的に上げるために規模拡大を目指すのであれば500頭以上の規模を選んだほうが先々の負担額を念頭に収益の度合いとしては良いと思いました。しかし、この規模となると個人経営で行う事は現実的では無く、共同経営で会社を起こすことが手っ取り早いです。地元で共同牧場の話が上がってましたが個人的に納得出来ない部分が多く断念しました。(6次産業化が出来ない可能性がある為)

個人で投資をするにしても、金銭的な問題もそうですが土地が圧倒的に足りないというのも要因の一つです。なので、ハッキリ言って今までのような経営をやっていくのは今後難しいと考えています。

長くなったので今回はここまで
次回は
今以上に利益率を上げつつ自分の夢を叶えるために成す事
を書いていきます。

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