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黎明

非常に重々しく青というものが、夜を押さえつけている様な、しかしあまりにも角角とした黒から覗く赤、橙のスペクトラムは、それらに希望を灯さんとしていて、青と赤の間は、極、拮抗しているのだが、これがまさに浮遊的であって、私を理性の檻から解き放ってくれるのである。

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