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ギターで覚えておきたい音程の事【3度】

こんにちは、音の高さの違いを表す言葉に、音程があります。ギターを弾くなかで、最低限知っておきたい3度についてご紹介します。

個人的に、音程の中で3度は最も重要なのでは無いかと思いますよ!!!

3度とは

まず、3度は二種類あります。

短3度:半音(フレット)3つ離れた音
長3度:半音(フレット)4つ離れた音

これは、決まり事なので、このまま覚えるしか無いのが仕方ないところです。

具体的な例は、

短3度の例:ドの音から考えた時のミ♭の音
長3度の例:ドの音から考えた時のミの音

5弦3フレットのドの音に対して半音(フレット)3つ離れた、6フレットの音のミ♭の音が短3度の関係にあります。

5弦_ドミ♭

5弦3フレットのドの音に対して半音(フレット)4つ離れた、6フレットの音のミの音が長3度の関係にあります。

5弦_ドミ

ギターだとどうなるの?

それでは、ギターの指板上ではどういった関係になるか見ていきましょう。前の段落にあるような、同じ弦の上での関係はわかりやすいので、ここでは隣の弦(例えば4弦と5弦など)とまたがるポジションを確認していきます。

短3度

6弦から2弦まで順番に、隣の弦とまたがる場合のポジションです。

図の中では、短3度をm3と示します

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下の2-3弦は、他の弦とずれ方が違いますのでご注意

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長3度

弦から2弦まで順番に、隣の弦とまたがる場合のポジションです。

図の中では、長3度をM3と示します

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下の2-3弦は他の弦とずれ方が違いますのでご注意

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まとめ

ここではギターで覚えておきたい、3度の関係関係についてご紹介しました。

今回は最低限の位置関係だけですので、全てではない事にご注意下さい。

3度の音程は和音(コード)の明るい・暗いといった感覚に対応しますので、この位置関係を覚えることはとても重要です。

ためにし、ルート+3度だけでも弾いてみてください。長3度は明るく、短3度は暗い和音(コード)として感じ取れると思います。

和音だけに限らず、単音でフレーズやソロを演奏する際にも、この3度の位置関係が意識できているかによって、カッコよさが変わってきます。

まずはいつも通り、ふんふんこんな音の位置関係があるんだな、程度でも覚えておくと役に立つことと思います。

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