50歳の50曲+2　~(たわし)を作ってきた音楽たち

1973年　昭和48年に生まれた(たわし)は、今年2023年　令和5年の明日11月14日で50歳の誕生日を迎えます。

　子供の頃は一つ年を重ねるたびにいちいちお祝いしていたものの、仕事をするようになってから、特に30代以降は気が付けば過ぎていたみたいなことも多く、きちんと振り返ったり、自分の年齢というものを見つめなおすこともありませんでした。そんな時間があるのなら、前へ進みたかったというのもあります。思えばそれこそが「若さ」というものなんですよね。明日がある、明日できると思っていたわけですから・・

　そんな私も最近は、健康のこと、仕事のこと、自分の年を実感せざる得なくなっています。今は「人生100年時代」なんて私たちメディアの人間はよくそんな表現を使いますし、現実に長寿の方は増えていますが、一方でもともとちょっと昔まで「人生50年」だったわけで・・。気持ちは案外若い時と変わってないような気がしていようとも、人間の体が大進化したわけではなく、ここから先はいつ消えてしまってもおかしくない。残り時間を意識して生きていくしかないのです。要するに広い意味での「終活」をはじめていかないといけないなと・・

そんなことを考えながら、何から始めていこうか・・

　部屋を埋め尽くす膨大な資料や機材の断捨離などやることは山とありますが、まずは簡単なところからと思った結果、自分がいつ逝ってもいいように自分の葬儀で流してもらうためのプレイリストを作ってみることにしました。

→totoron3 五十歳記念　たわしを作ったJ-POP50曲+2 プレイリスト

思えば、2歳か3歳の頃、15歳も年上の兄の部屋に忍び込み、レコードやラジオを勝手に聞くようになりました。レコードを傷つけたり、ステレオを壊して怒られたこともありましたが、一方、そのおかげで、他の同世代よりも早熟な幅広い音楽体験をしていたのも事実で、小学3年生のときには先生や友達に頼まれ、選曲したカセットテープを作っていました。やがてラジオの仕事をはじめて、選曲もするようになったりして、考えればずっと人のためにプレイリストを作ってきた人生でもありました。

でも、自分のパーソナルなプレイリストというのは、実は公開したことがなかったと思います。なので、今回、50歳にしてはじめての取り組みです。

1973年から今年2023年まで、一年ごとに発表された音楽から一曲を選びました。どれもその時代ごとに(たわし)が聞き、その歌詞やサウンドが染みついているというか、まさに(たわし)という人格を作ってきた楽曲といっていいと思います。

アーティストは一人または一組につき一曲、それもなるべくメジャーな曲というルールを課しました。

AppleMusicなので、サブスクに参加していない、(嵐とキスマイ以外の)旧ジャニーズ事務所作品など一部アーティストについては断念し、あるものの中から代わりを選んだもの、また一部、同じ発表年から複数選んでいる場合もありますが、その時代・時期にずっと聞いていたということでご容赦いただければと思います。

この選曲作業をしながら、(たわし)自身、いろんなこと、景色を思い出すことができました。これを聞いていただくことで、もしかしたら(たわし)という人間が、どんなものを好み、どんなことを考えて育ってきたのか??　少し理解を深めていただけるかもしれません。

また葬儀で流してもらえるように・・と書いてはいますが、逆に生き続けている限りはこれに+していけるわけなので、むしろこれを毎年アップデートし続けられるように、今日から頑張っていけたらと思います。

そして最後に、今日まで、そして明日から

(たわし)と出会い、関わってくださった・くださる全ての皆さまに心からの感謝を…ありがとうございました。

追伸
(たわし)を応援したいと思う方へ
これまた人生はじめて　amazonほしいものリストも作ってみました。
調子に乗ってすみません。

→いま欲しいもの・いただけたら嬉しいものはこちら